これって実はすごい事なのです。
※ワタクシ、Z1-R購入時から10年余り、探しに探したのですよ、リアのディスクブレーキを。
嬉しくて取り付ける夢まで見ちゃうくらいです♪
当記事の目次
当倶楽部のZ1-Rのリアブレーキディスクはヤバい状態
それも四半世紀以上も。
賢明な当ブログ読者の諸君は知っていると思われますが、
当倶楽部のZ1-Rは25年以上前にワタクシが米国から持ち込んだ個体です。
紆余曲折は関連記事を見てもらうとして「ほんっとにひどい状態」でした。
頭の先から爪先までまともな個所がない位全部ダメでした。
※今なら捨てるレベルの酷さです。
当然、ブレーキがまともなわけはありません。
ヤンキーの野郎、リアブレーキパッドがない状態でガンガンブレーキ踏んだっぽい。
リアのブレーキディスクは波打ったように削れて摩耗しています。
※そんなの輸入する際の写真からは判断できなかったのですよ。
「そんな状態で25年以上、10万キロ以上日本中を走り回りました♪」
なぜか今まで車検では一切触れられず(笑)
当然ですがブレーキ自体はしっかり効きます。
恥ずかしながら今までその状態で運用しておりました。
だって部品がないんですもの。
ちなみに・・
比較的厚いブレーキディスクなので研磨すれば綺麗になると思ってたのですが・・
色々専門家に相談したこともあったのですが、ブレーキディスク研磨は大掛かりな装置がないと難しいそううです。
それこそ平面がきちんと出ないとブレーキかけても効かなかったりするようです。
こんな記事もあります▼
Z1Rのリアディスクをさんざん探したのだけれど。
幻と言われた「新品タンク」や「新品シート」は独逸や米国から輸入できたもののブレーキディスクはなかなか見つからなかったのです。
Z1-R1型のリアディスクはこのモデル固有のデザインの独特なドリルドディスクです。
※Z1R2からはZ1000Mk2と同じ不当ピッチのディスクになるのです。
当然、希少パーツになっています。
それでも、
1万台以上作られたZ1-Rですので極稀に少しだけパーツが流通してたりします。
このデザインはZ1-Rの1型にしか採用されていないのです。
オークションにたまに出てくるのはフロントブレーキディスクが多いです。
実はリアブレーキディスクは同じデザインで同一パーツに見えるのですがリアの方が直径が6mmほど小さいのですよ。
※最近まで知らなかった。
オークションで出てくるZ1系のリアブレーキディスクは怪しいZ1000Mk2の加工品だったり、
前後どちらのディスクか不明だったりすることが良くあります。
※出品者が良くわかっていないことが多いのです。
ちなみに・・
実は数年前にZ1000Mk2の中古リアディスクを入手しています。
デザインが違うけれど、波打ってる奴よりはマシかな・・とZ1Rのリアディスク入手は半ば諦めかけていたのですよ。
それでも、
のは大仕事です。
次のタイヤ交換かチェーン交換の際についでにやろうかな・・と。
※これまで何度もリアホイールを外す機会はあったのですが、とりあえずデザイン的に気に入らないので作業を先延ばしにしていました。
気が乗らないパーツは組みたくないもんです。
こんな記事もあります▼
Z1Rのリアディスクの中古品はヤフオクで2万円以上
直径について質問をすると確実にリアディスクです。
25年以上探したZ1-R1のリアディスクですので
ワタクシはいきり立ちます♪
「15,000円、いや16,000円まで出そう!」
オークション終了直前に現在の入札価格を見てみると・・
「22,500円」
にゃんだと!
ここのマトンカレーが素晴らしく美味しいのです。
「熱くなると負ける。」
とガンダムSEEDのアイシャも言ってるように、
したら負けです。
結局、ワタクシはオークションでZ1-R1のリアブレーキディスクを落とすことはできませんでした。
歯磨き粉で有名なサンスターさんから新品ディスクが。
※なんかのバイク関係記事で見て「おお!」とは思っていたのです。
何故か楽天の方がZ系の純正リプレイス品は充実してる気がします。
サンスター製ブレーキ
サンスターさんは世間一般では歯磨き粉で有名な一流企業ですが、
バイク乗りにとってのサンスターさんは「スプロケットの会社」として知られています。
※研磨の関係で歯磨き粉とつながるのですよ。世の中面白いもんですな。
いろんな車種用の多彩なブレーキディスクをラインアップしています。
マジでありがたいです。
「もの作り日本」の魂はこういうところに宿るんですよ。
とはいえ、
ワタクシにとってリアブレーキディスク一枚で3万円は安くない価格です。
Z1-R用としてラインナップされてる商品はちょっとディスクの内側のデザインが違います。
純正っぽく肉抜きになってないのが少しだけ気に入らなかったのです。
※Z1000Rっぽいデザインです。
3万円ちょっとしたけどいい感じ♪
ワタクシにはちょっときつい価格でもありました。
でもね。
歪んでるかどうかよくわからん中古品で22,500円越えですよ。
※オークションの最終価格は悔しいので見なかった。
差額が1万円以下なら新品で確実な一流企業の製品の方がいいです。
と言うわけで。
清水の舞台でカラオケ歌うくらい勇気が必要でしたがネット経由で購入してしまいました。
※別に酔ってはいません。
SUNSTARの文字すら神々しい。
手元に届いたZ1-R1のリアブレーキディスクは・・
神々しいシブい金属色をしていました。
ちなみに・・
当然、フロントブレーキディスクもサンスターさんから純正然としたデザインのものが販売されています。
Z1系のブフロントレーキは雨天では制動距離が3倍になるくらい本気で止まりません。
ブレーキキャリパーを変えてもダメでした。
と言うわけで、
サンスター製のブレーキディスクの雨天時の性能を知りたいと思っています。
とはいえ。
フロントブレーキディスク2枚は6万円以上するのです。
消費税入れると余裕で7万円を超えます。
ワタクシには無理です。
※何とか儲かる方法はないものか・・
リアブレーキは雨天でも効きはそれほど落ちません。
サンスター製ディスクを装着後のレビューはそのうち気が向いたらレポートする・・と思う・・のですが。
当然フロントもある。
コレを組んだら雨天で止まるようになるのか?
誰もインプレ書かないな。
リアディスクの取付レポートと走行インプレはまた今度
雪があるのでバイクを外に出せないので作業スペースが取れないのですよ。
ミラーの調整してモタモタしてたら風邪気味です。
このご時世うっかり風邪もひけませんわ。
と言うわけで。
今回は購入したところまで。
作業的には面倒臭い&油まみれになるだけで大したことないのですが、
気温マイナスの寒い中で車体を持ち上げる作業は腰に悪いのじゃよ。
※そして刺すように寒い。身体が芯から冷える。
今年はいいことありそうな予感すらします。
リアディスクの入手があまりに嬉しくて、抱いて寝ようかと思うくらいなので記事にしてしまいます。
取り付ける夢まで見たくらいです。
※誰にも必要とされてない記事を一生懸命書くワタクシは自分でもいじらしいと思うのです。
まとめ
何よりワタクシが嬉しい♪
古いバイクの部品が普通に手に入るなんて夢のようです。
ワタクシが探し回った積算時間がもったいないです。
※皆ビンボが悪いんじゃ。
波打ったリアブレーキディスクは素晴らしく重たいのでキャップ(帽子)スタンドの足にするつもりでいます。
ワタクシは結構キャップ持ちでして。
※バイク乗りはヘルメット脱ぐと髪の毛がすごいことになりがちですのでキャップかぶる人が多いですし。
ちょっと前のオールドタイマー誌で尊敬するレストアラーの佐野さんが同様のキャップスタンドを作ってました。
アイデアはいただきです。
※ワタクシは見る人が見ると「ムフ。」というあだち充さんの漫画に出てきそうなセリフを吐くアイテムを作るのが大好きです。
コレで
「ユーザー車検で難癖付けられたらどうしよう。」
という不安から解消されますな。
※車検は検査官のさじ加減一つで難癖付きますからねえ。