スッキリしていてとてもいいのですが、荷物を固定する場所がほぼありません。
マジで設計ミスじゃないかと思うのですが、それがZ1-Rの個性でもあります。
ツーリングネットがかけられないなんて、Z1-Rらしくてとてもよろしい。
※良くまあこんなのが売れたよね、1978年。
当記事の目次
純正のZ1-Rにはツーリングネットをかけるところが少ない
Z1-Rのオーナーは荷物をどうやって積んでるのか聞いてみたいもんです。
20年30年前なんてのは、
ツーリングネットで大きな荷物をぐるぐる巻きにしてバイクに固定するスタイルが主流でした。
最近は、シートの下にベルトを通して固定するバッグが出始めたのでマシになりました♪
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それでも、
荷物はツーリングネットで固定したい場合があります。
手ぶらで出かけて、急にお土産が出来ちゃうことが少なくないです。
当倶楽部では朝一でZ1-Rにて散歩に出かけて、農産物の産直コーナーで野菜買ってバイクに積んで帰るというシュールなツーリングも数多いです。
こういう場合は、シート下の隙間に無理やりしまってあるツーリングネットの出番になるわけです。
※Z1-Rのタンデムシートにネギとかシイタケ積んでるのは世界でワタクシだけかもしれません。
Z1-Rの場合、ツーリングネットをかけるところが致命的に少ないのですよ。
今回はこれについてのネタです。
ちなみに・・
丸タンクのZにはタンデムバーも兼ねるサイドグリップがテールカウルの上を通って左右連結する大きなものが付いています。
※Z1RやZ1000Mk2用のサイドグリップに変更可能です。リア回りがすっきりします。
Z1-Rが多分最初にこのタイプを装備したハズです。
当倶楽部のZ750D1はサイドグリップ仕様にしています。
バックするときなんかは最高に使い勝手がいいです。
ワタクシがリア周りがスッキリする方が好きなので♪
あくまでも恰好優先です。
※取り回す際や大荷物を積む場合には絶対的に純正のタンデムバーのほうが楽です。
多少、スタイルは崩れるけど使い勝手は最高です。
当倶楽部のZ1-Rではツーリングネットをこう掛けてる
ウィンカーとタンデムステップのフレーム、左側のサイドグリップをフルに使っても荷物の固定には心もとないです。
※当倶楽部ではキャンプ道具満載で出かけることも少なくないのです。
なので、リアサスを交換する際にはリザーバー付きがありがたいんですよ。
を使って、荷物をかけるポイントを増やしていました。
ところが。
ナンバーの取付に関する規定を読むと・・
アイボルトは規定に引っかかりそうです(´;ω;`)
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約30年使ったアイボルトを外して仕方なく、ローゼンワッシャー(飾りワッシャー)仕様に変更しました。
※Z1-R、Z750D1、DT200WR、KDX125SRもアイボルト仕様としていましたので、都合8個のアイボルトが余剰となりました・・
ワタクシが買ったナンバーボルトは既に廃版になっておりました・・
ナンバーのボルトが錆びてると意識が下がりませんか?
安いのでナンバーのボルトはステンorアルミにするべきだと思うんです。
これにて、
めでたく法に引っかからなくなりましたが、
ナンバー部にネットを引っかけることが出来なくなったわけです。
ちなみに・・
各バイクのパーツメーカーさんも規定違反に気が付いているようです。
いろんな対応品が各社から販売されるようになりました。
ナンバー部の追加フックにもいろんな形がありますねえ・・
これはナンバーの裏に付けるのかしら?
シンプルでいいな・・
どれもアイボルトと同じようにフッキングポイントを増やせます。
当倶楽部でも何か商品を買って対応するか、しつこくアイボルトを再利用して自作しようと思っています。
※現在、いろいろ検討中です。
30年近くアイボルト仕様でツーリングをしてきて言うのもなんですが、ナンバー部って強度あんまりないよね♪
※でもバイクの最後端なわけで、荷物をかけるのにこれ以上適した場所がないのも確かです。
仕方ないので右サイドグリップを増設
Z1系のバイクのサイドグリップは、フレームのウィンカーステーとリアサス取付部に固定されるようになっています。
ところが、
Z1-Rの場合、ウィンカーステー部にサイドグリップの取付部が存在しません。
長い間、見て見ぬふりをしていましたがどうにも納得いかないポイントではあります。
※ワタクシは、Z1-RはKAWASAKIがスタイルを優先していろんなことをやってみた実験機であったという仮説を揺るがしません。
割り切ったというか・・
多分クレーム付いたんでしょうねえ・・
次のZ1000Mk2からはフレームにサイドグリップ付ける場所がしっかりついてます。
ということで、
ガレージに転がってた適当なステーを少し加工してウィンカーの根本と共締めします。
これで、サイドグリップ自体を固定する場所が出来ます。
サイドグリップは、普通にリプレイス品が流通しています。
いい時代になったもんです。
発注から二日かからずに届きました♪
長年考えた割には、すごくありきたりな着地点になってなんだか少し物足りない気すらします。
とりあえず、
荷物をかけるところを増やすのが急務です。
使い勝手優先で仕上げは二の次、不具合があれば作り直すプロトタイピング手法で行きます。
※今回の記事、こんなのばっかりですな。
ステー次第ではもっときれいに収まる
一応スッキリ収まっていますが後方から見ると少し右側のグリップは内側に入ってる気もします。
とりあえず、フックをかけるところが一カ所増えた♪
多少ずれてても言われなければわかりゃしません♪
ウィンカー側ステーをもう少し細かく位置合わせして再度設計して作ってみようと思います。
微妙な感じで角度をつけることで印象が変わることもプロトタイプでわかりました。
幸い、友人N君が金属加工のプロなので自作せずに人に依頼することも考えます。
※あと、KTM125EXCのサイドスタンドも作ってくれ。金は出すのでよろしく。
取り付ける際には万力様を使って多少角度を付けています。
この試作品でも思いっきり強度があるので荷掛け位置として当面は問題ないでしょう。
まとめ
凄くワタクシの人生っぽいです。
今回解決した問題
今回先送りにした問題
なんだこれは?
結構頑張ったんだけどなぁ・・結果が付いてこないのは仕事と同じですな。
※人生も似たようなもんですが。