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【セカンドバイクのおススメな選び方】本当に必要か?排気量は?

MabelAmber / Pixabay

 

ワタクシ
ワタクシはセカンドバイクを持つ主義です。
古いバイクがメインだと「動かない。」ことも往々にしてあるのです。
そんな時にセカンドバイクが大活躍します。
非常に贅沢だと思うのですが、他に趣味がないのこんな人生もいいかと♪
とはいえ、
セカンドバイクの長く維持するための選び方というかコツがあるのです。
という記事です。

 

セカンドバイクとはなんだ?

 

ワタクシ
既に一台バイクを持っててさらに一台買い足す、この買い足した一台が基本的には「セカンドバイク。」です。
一般的には、大きなバイクがメインで小さめのバイクを追加するという感じです。

 

バイクを増車すると維持費は増えますが、普通は楽しみも倍になります。
メインとセカンドバイクを上手く使い分けて住み分けるのが理想です。
多くのバイク乗りは一度くらいはセカンドバイクを所有したことがあるんではないかと思うんです。

知っての通り、瀬角バイクを持つとバイクライフがさらに充実するのは間違いないです。

ところが、
セカンドバイクの選択方法によっては結構失敗することがあるのですよ。

  • 同じ用途、同じカテゴリーのバイクを二台持ってると、ほぼ片方に乗らなくなる。
  • の法則があります。

    例えば、

  • 長距離ツアラーを二台
  • スーパースポーツを二台
  • オフ車を二台
  • 4気筒を二台
  • これは経験則からですが、確実に片方に乗らなくなります。

    二台のバイクの稼働率を双方で上げるには、
    「大きなカテゴリで用途のかぶらないもの。」
    を選ぶと間違いないです。

    コレがそのまま「セカンドバイクの選択基準。」です。

    多くの人が

  • 大き目のオンロードバイク+小さめの街乗り用バイク(オフ車もあり)
  • を選択しているのは「かぶらないカテゴリーを選択している。」のはライダーとしての心理というか本能なのかもしれません。

    KDX125SR。嫁のセカンドバイクです。

    KDX125SR。嫁のセカンドバイクです。


    嫁は自分名義で4台バイク持ってるからなぁ。

    セカンドバイクは必要?

    そもそも、セカンドバイクが何で必要なのか?
    ちょっとだけ考えてみましょう。

    はっきり言いますと
    「元々のバイクに飽きた。」
    ではないでしょうか。

    多かれ少なかれ飽きてるんですよ、きっと。

    そうはいっても、
    元々持ってたバイクと同じジャンルのバイクをセカンドバイクに選びがちなのですよ。
    人間の趣味趣向なんてそんなに変わりません。

    そのセカンドバイクの選択方法はただの浮気かもしれませんが
    「人間ですもの。」
    そういうのもアリなのです。
    やってみないとわかりません。
    ※車種選択に失敗して痛い目に遭わないと人間の趣味趣向という本質は変わりません。

    ワタクシが思うに、
    覚えることが多いので若ければ若いほどセカンド、サードバイクを持つべきです♪
    ※田舎在住なら増車をおススメします。買い替えこそ損です。

    とはいえ、
    セカンドバイクライフが充実してる人でも、
    セカンドバイクの方が面白過ぎて元から所有してたバイクに乗らなくなる。
    なんていう例も実際にあるので人生はわからない。
    ※実は、メインで使ってたファーストバイクを手放してまで首までどっぷりセカンドバイクにはまるケースが中高年ライダーには多いんですよ。

    ちなみに・・

    現在、125ccクラスの原付2種がフォーカスされています。

    日本では中途半端なので、125ccなんて今まで全く注目されなかったクラスでもあります。
    これは、
    大きなバイクを持ってる人たちのセカンドバイク需要もあるのではないかと思うのです。

    体力がなくなりつつある中高年ライダーは大きいバイク一台でなんでもやるにはちょっと体力的に厳しいのです。
    それでもまだバイクを捨てきれない。
    ※お金持ちの中高年でもなければ、125ccで40万円以上のバイクをホイホイ買えませんよ。

     

    二台の同じカテゴリーのバイクは片方いずれ乗らなくなる

     

    ワタクシ
    せっかく愛着があり、縁があって自分の手元に来たバイクです。
    両方に愛情を注いであげたい。
    とはいえ、
    同じカテゴリーの二台のバイクに同じように愛情を注ぎ続けるのは長くて最初の数年です。

     

    大人の人間はそれほど暇じゃないんですよ。
    大人になるほどバイクで遊べる時間は限られてきます。
    年齢を重ね、時間が無くなるにつれて、遊び方が限定的になります。
    ※小学校の時、20分休憩でドッジボールしたでしょ?今できないでしょ?

    無限に時間があると信じてた子供のころならともかく、大人には時間がないのです。

    たとえば、

  • H社の1000ccスーパースポーツ
  • Y社の1000ccスーパースポーツ
  • を持っていたとしましょう。
    乗り手はあなた一人です。

    Z1-RとZ750D1。この二台を一人で持ってたら片方乗らなくなる。

    Z1-RとZ750D1。この二台を一人で持ってたら片方乗らなくなる。


    用途が一緒だからね。
    でも同行するパートナーが乗ってるとペースも合うので楽です。

    そうなると、
    普通は僅差でも気に入った方にしか乗らなくなる。
    のですよ。

    昔は4気筒ばかり

    ワタクシたちが経験したバイクブーム時には、エンジンレイアウトが並列4気筒の物がとても多かったのです。
    大型から中型迄まんべんなく。

    中古市場にもメーカーが違うけれど似たような乗り味のバイクがあふれていました。

    なので、
    ファーストバイクにもセカンドバイクにも4気筒車を選ぶことが多かったのです。
    ※皆子供だったので用途がどうとか、使用目的がどうとか考えないでセカンドバイクを買ってたのです。安かったし。

    メーカーが違っても同じような排気量の4気筒は、ほぼ同じような乗り味なのです。
    4気筒のバイクを排気量の差で二台持ち・・。

    そういうセレクトで複数台のバイクを所有していた人を何人も見てきました。
    そう長くない間に、皆さん一台に収束していったように記憶しています。

    当時より、今の方がいろんなカテゴリのバイクの選択が可能です。
    ※選べる車種の数は圧倒的に少ないですが。今と昔、どっちが良いのか微妙ですね。

    ちなみに・・

    田舎に来てから、ナンバーこそ切ってますが同クラスの同カテゴリバイクを大量に所有している人もいるという事を知りました。

    そういう人はほぼ確実に広いガレージを持っています。
    つまり、
    使用目的が似通ったバイクでも買い替えではなく増車する。
    という「俺の物はいつまでたっても俺の物主義。」です。

    Z1。お宝はあるところには大量にある。

    Z1。お宝はあるところには大量にある。


    末端価格は1億以上のストックをマジで見た。

    普通は複数台所有だと乗らなくなるのでもったいないのです。
    でも、
    田舎では大き目のガレージを手に入れ、その中に今まで所有したすべてのバイクを保管してる人が実際にいるのです。
    乗らないバイクはナンバー切ってでも手元に置いておく。

    こういう感じで、
    大き目の倉庫にバイクをため込んでいるバイクオーナーは田舎には多いのです。
    ※田舎って実は結構すごい。

    現在は意外にこんなため込んだようなバイクたちが資産になったりするので人生何が起こるかわからない。
    ※散々家族とかにも反対されただろうに。

    複数バイクをため込んでる恐らく個人のバイクオーナーは、ワタクシが知ってるだけでも片手ではすみません。
    ※もう少しマシな保存状態ならワタクシが直接交渉して譲り受けたのになぁ。と思うことは少なくないです。

    バイクは乗らなくても維持管理に手をかけないとゴミになるのです。
    特に、天井と4面を囲うようなガレージで保管してない場合は飛躍的にバイクが痛みます。

    手元に来たバイクは、ナンバー登録しない場合でも出来ればいつでも乗り出せるレベルの管理&整備してあげたいものですね。
    ※これが出来ないとただのゴミ屋敷と化します。

    エンジンレイアウトの違う「重量車。」と「軽量車。」は飽きない

     

    ワタクシ
    セカンドバイクを選択する際は、
    出来るだけ相反する特徴と使い勝手のバイクを選ぶ。
    のがおススメです。
    エンジンレイアウトが違うバイクを選ぶと失敗は少ないです。

     

    大き目のバイクをメインで運用・維持しつつ、中型以下の比較的軽量なバイクを持つのが黄金パターンです。
    気楽に乗れる普段使いのバイクと非日常のバイクを使い分けると比較的2台ともバイクの稼働率を上げられます。

    KTM125EXC。素人が手を出してはいけません。

    KTM125EXC。素人が手を出してはいけません。


    ほぼアタック用&コース用。
    これも嫁名義だな。

    多いのは「オンロードツーリングバイク。」と「街乗り用の中型以下のバイク。」の組み合わせですね。
    ※結構高価でも新しいHONDAのカブシリーズが売れてるのはこういう需要ではないかと。

    メインが重量車で普段重量車に乗り慣れていると、軽量車の快適さというか気楽さは新鮮です。
    「小さいバイクが快適すぎて大きいバイクに乗らなくなる。」
    なんてこともあるくらいです。

    また、
    軽量な中型車からステップアップで重量車を増車した場合、
    「重量車でロングツーリングに行きまくる中毒。」
    になることは良くある話です。

    ワタクシのパターン

    ワタクシの場合、中型の2st250ccに重量車の4気筒バイクを増車したわけです。

    大きいバイクの高速道路移動が実に楽でねえ♪
    この頃、飛躍的に遠くまで行くようになりました。
    ※2st250ccは高速走ると背中がオイルで真っ黒になるんだよ(笑)

    まだ、ETCなんかなく、高速割引もなく、高速代はプリペイドカードで支払ってましたな。
    5万円買うと4000円お得だったのですわ。
    ※それを金券屋で買って運用していました。

    250ccは生活苦で手放してしまいましたが、今でも夢に見るくらい手放したことを後悔しています。
    ※田舎に住んでたら 血を売ってでも 維持してたと思うのです。人生三大後悔の一つです。

    ちなみに・・

    セカンドバイクを入手後に諸事情で一台だけしか所有できなくなる場合があります。

    その場合、
    「一台だけなら大きいバイクを残す。」
    と普通は思いがちですが意外にそうでもないんですよ。

    特に体力のなくなった中高年ライダーは。
    ちょっとそこのコンビニまで出かけるレベルで大きいバイクを引っ張り出すのは中高年ライダーには億劫になるのです。
    ※体力と時間に余裕があるうちは、それはそれで楽しいんですが。

    250ccクラスの

  • 軽快さ
  • 何でもできるオールマイティさ
  • 車検のない気楽さ
  • を実感しちゃうと「大きいバイクはいらない。」という決断をする人が思ってるより多いのです。
    ※それぐらい250ccクラスは何でもできます。

    「バイクの終活。」
    とか言い始めて大きいバイクを手放してまで小さいバイクにはまりまくりのオジサンライダーを何人も知っています。

    オンロードバイクとオフロードバイクの組合せ

     

    ワタクシ
    セカンドバイクのチョイスとして、オンロードバイクとオフロードバイクの組合せはおススメです。
    なぜなら、
    全く違う乗り物だからです。

     

    同じ排気量でも、

  • オンロードバイク
  • オフロードバイク
  • では乗り方が全然違います。

    路面が違うとはこういう事かと思い知ります。
    ※どっちから入っても新鮮なはずですよ。それぐらい違う乗り物です。

    DT200WR。ワタクシのセカンドバイク。

    DT200WR。ワタクシのセカンドバイク。


    最初は全然上手く乗れないのです。
    そりゃあもう、面白いほど上手く乗れません。

    オンロードとオフロードをバイクで経験すると人生の楽しみが倍になります。
    ※装備なども倍近くになるのですが。

    特に維持の気楽さを考えたら、

  • 大きいバイクと125ccの組合せ
  • ではなく

  • 250ccクラスのオフロードバイクとオンロードバイク
  • という組み合わせがベストな気がします。

    余計なお世話ですが、、
    田舎に住むバイク乗りなら両方を経験しておかないと非常にもったいない。

    お試しでオンオフ両方のカテゴリのバイクを所有してみるというのもアリです。
    ※どっちが肌にあうか、やってみなきゃわかんないのですよ。

    ちなみに・・

    セカンドバイクで中古の125ccのオフロードバイクを探す人がいるようですが時間の無駄です。

    タマ数が全然ないので時間だけが過ぎます。
    ※さらに、考えることは皆同じなので中古の125ccクラスのオフロードバイクの価格は高騰、お買い得と呼べる車種なんてないです。

    「今までやってみたかったオフロードバイクも125ccクラスなら何とかなりそう♪」
    という事なのかもしれませんが、
    オフロードバイクで未舗装路を走る際はは舐めると排気量に関係なく プロテクタしてても 怪我しますよ。

     

     

    ならば、
    比較的タマ数の多い250ccクラスのオフロードバイクを探した方が効率的だと思うのですよ。
    ※未舗装路では、時にはアクセル明けなくてもトコトコ走っちゃう排気量のトルクが必要なのですよ。

    中古車市場の相場を確認してみるといいです。

    ワタクシは、セカンドバイクとしてオフロードバイクを選ぶならセロー(225も250も)をおススメします。
    タマ数が多いので選びやすいし、稀に程度がすごくいい中古がまだある。

     

     

    まとめ

     

    ワタクシ
    つらつらと書きましたが、セカンドバイクの選考基準はまず好きかどうか?でいいと思うのです。
    その次に考える点としては、違うカテゴリのバイク、性格が大きく違うエンジンを積んだバイクと言ったところですかね。

     

    セカンドバイクを所有することを考えるだけで、かなり裕福だと思うのです。
    今やバイクは高価すぎて一台でも所有するのが難しい世の中です。

    そして、
    都会の賃借物件ではバイク二台持ちなんて夢ですね。
    駐輪場は一人一台、きっちり利用料を毎月取られますしね。

    ワタクシの時代はアパートやマンションの駐輪場は自由に使っても おかしな住人ばかりだったので あんまり怒られませんでした。
    ※西新宿でしたので住んでた人種がすごいのばかりで不動産屋も何も言えないのでした♪

    個人的には

    レストアベースの250cc以下のバイクを入手して、直しながら自分の好きなように弄りまくるというのも面白いと思うのです。

    たくさん売れたバイクなら中古部品も割と入手しやすいですし。
    ※エンジンの使いまわしで多機種展開したようなバイクがおススメ♪

    セロー225W。レストア作業も本当に面白かった。

    セロー225W。レストア作業も本当に面白かった。


    最近は部品が高騰しがち。
    今更キャブを変更しようかと思ったり。

    ワタクシは、VT250Fシリーズが面白そうだと思っているのですが 田舎のくせに 置き場がないのです。
    ※もう一個ガレージを作ろうと思ってた場所は、薪置き場として徴用されました(´;ω;`)

    ごちゃごちゃと書きましたが、
    「セカンドバイクはメインバイクと相反する性格のバイクを選んだ方が面白いよ。」
    という話でした

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    Z1-Rに乗り続けて30年
    東京から長野に移住して15年
    ロータスヨーロッパに乗り始めて10年
    そんなワタクシのリアル実体験「北信州のりもの倶楽部。」です。
    車・バイク共に旧車生活の長さや田舎への移住経験、気が付いたことを記事にしています。
     使えない&くだらない 知識量には自信があります♪

    もちょっと詳しいプロフはこちら↓
    当倶楽部のオーナーはワタクシです。

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