クルマ バイク

【軽さの価値】バイクや車の進化は逆行してる説

ロータスヨーロッパSP。

ロータスヨーロッパSP。

 

ワタクシ
乗り物は軽いに越したことはないのです。
動かすための動力も少なくて済むし、運動性能も上がるし、消耗品の寿命も延びます。
最近は車やバイクの重量が急激に増えた気がします。
これは国家レベルの陰謀なんじゃないかとすら思うわけです。

 

いつからだ?軽自動車が1t越えるようになったのは?

 

ワタクシ
バイクや車にとって最も手軽で簡単なチューニングは軽量化です。
昔から車やバイクは軽い=偉いなのです。
でも最近の車ってすごく重いですよね。
カタログ重量見るとぞっとします。

 

最近の車の重たいことったらないです。
軽自動車で1t越えも珍しくなくなりました。
1.5Lクラスの小型車でも1.2tとかは普通です。

ミニバンやSUVなんてひどくて2tにも届こうかという重さ。
運動性能を語るには終わっています。

昔は1.5Lクラスで1t切りは割と普通だったのです。
※70年代は800kg台も珍しくなかったのに。

そんななのでちょっと前までは、
「車重が1.5tもある車はスポーツカーとは呼べない。」
などとメディアはもちろん自動車評論家や素人車マニアなどにも真顔で語られてたものです。
いつの時代の乗り物も走行性能が高いというのは「軽量かつ高剛性。」が基本なんですよ。
※漫画「アップルシード。」のデュナン・ナッツもそういってたし。

車やバイクの車重が重いと

  • 加速
  • 減速
  • タイヤ負荷
  • ブレーキ負荷
  • 慣性の法則
  • 全てで不利なのです。

    重い車と軽い車を峠で乗り比べてみると一瞬でわかります。
    峠の下り坂のブレーキングでは素人にも明確にわかるハズです。
    ※ロータスヨーロッパの軽さ加減は異次元です。ワタクシは屋根付きボディでこんなに軽い車に乗ったことないです。

    さらにバイクの場合は、

  • 取回し
  • コーナーでの倒し込み
  • コーナーでの引き起こし
  • ブレーキング時の恐怖感
  • 等にも車重が影響します。
    ※倒し込みや引き起こしに関しては重量配分や重心の高さなども関係するんですが。

    これも、
    重いバイクと軽いバイクを乗り比べてみると一瞬でわかります。
    峠の下り坂のブレーキングでは素人にも車よりバイクのほうが明確に重さの違いがわかるハズです。

    車もバイクも一時期までは軽量化することで性能向上を図ってきた歴史があります。

    これはひとえに、
    車体を構成する素材の進化によることが大きいように思います。

  • 鉄→アルミ
  • 鉄→樹脂
  • アルミ→樹脂
  • ※一部はカーボンやマグネシウムなどもあり。
    と言ったように素材の重さがそのまま車重に影響します。

    確かに昔のバイクは金属を多用しています。
    メーターやらライトステーやらといった外装関係はかなりの部分が鉄です。
    今時の古いデザインを模したオールドスタイルのバイクはメッキ部分は樹脂+メッキ塗装ですが、
    昔のバイクは本物の金属メッキですので当然重い。
    ※こういう所が耐久性に影響してるので古いバイクの現存率は意外といいのかもしれません。

    車だってそうですよ。
    昔はホイールハウス内部も鉄でしたし。
    トランクだって鉄剥き出しとか普通でしたし。
    シートの骨組みだって金属です。
    対して今の車はそういう個所が軒並み樹脂に置き換えられています。
    中にはリアゲートが樹脂製なモノすらありますな。

    「昔の車は金属を多用してたのだから重いんだろうな?」
    と思いがちですが、
    実は昔の車はふんだんに鉄を使ってたのに今の車より軽いのです。

    どうして?

    ちなみに・・

    最近、SUZUKIは現行のアルトが「現状からもう100kg軽く出来ないか?」という取り組みを始めたそうですな。

    昔からSUZUKIは「こんな機能必要?」という問いかけをユーザーにしてきた数少ないメーカーです。
    多くのメーカーはいろんなものを付けて更に高価格で売ることに熱心な様ですがSUZUKIは逆張りしてきますな。
     SUZUKIの車は安っぽいと言われがちですが こういうのは大歓迎すべきなのです。

    さすが47万円アルトを売ったメーカーです。

    もともとそれほど重たくない軽自動車の現行アルトをさらに100kg軽量化する。
    コレはかなり難しいと思われますがワタクシは期待しています。

    要らない化粧パーツとか取り払いまくるんでしょうねえ♪
    エコとかSDGsとか言うなら車なんてそんなのでいいのです。
     今後、貧乏一直線の日本ではなおさらです。 

    なーんにも付いてないソリッドな車を販売して、ユーザーが欲しい機能だけ選んで付与していく。
    こういうのがいい。
    ※ワタクシは車の装備なんてエアコン以外何もいりませんが。

    ゴテゴテいろんなのが付いて重い車の燃費がいいわけないのですよ。
    ついでにいえば、
    重い車より軽い車の方が運転してて楽しいに決まってるんです。

    時代とともに進化が逆行し始めた

     

    ワタクシ
    車が全体的にデカくなった。
    安全装備が付きまくった。
    モーター駆動が増えた。
    バッテリーがデカい。
    タイヤがデカくなった。
    これが車が重くなった原因です。

     

    昔の車の小さいことったらないです。
    今の車と比べると子供用か?ってくらい小さいです。
    かつてはこれに家族4人のって旅行してたと思うと感無量ですな。
    ※春先に旧miniに大人二人、子供二人乗って旅してた家族を見たけれど微笑ましいったらないですな。

    車の大きさなんてそんなのでいいのですよ。
    そんなに広い車、ホントに必要なの?
    ※ほとんど1人か2人しか乗らないのに?

    バブルの頃の車でさえ、今の車よりはるかに小ぶりです。
    馬力こそ今より少ないかもしれませんが必要十分で5ナンバー枠に収まっています。

    何より当時の車は割安です。
    今の車はいろんな意味で無駄に豪華で過剰な装備が付きすぎです。
    車は10年後も乗ってることを想定して選択すべきなのです。
    今の最新装備は10年後は10年前の装備になるってことです。

    「最近の車は内外装が変に豪華風でデジタルっぽいから、実際に使うと掃除し難かったり時間が経つと古臭さが際立つ。」
    ということにまだ気が付かないのか。
    最新の液晶画面とかタッチパネルとか10年後はメチャメチャ古臭く見えるハズですよ。
    何にもついてない方がむしろ古臭くないのです。

    最近の傾向として、
    海外仕様そのままで国内で売るパターンはもはや常識になっています。
    軒並み車体が大きいんですよ。
    1.5Lクラスでも普通に3ナンバーボディですからね。

    日本の公道は大きな車に合わせて作られてない場所の方が多いのです。
    細い田舎道で大きな車同士がすれ違えない道幅が1.5車線ない箇所はたくさんあります。
    そんな所にデカい車で入る気にもなりませんがナビに従って入ってくる奴がいるんですよ。

    そして、
    安全装備が増えたことも車重増につながります。
    要らない機能ばかりですがこれもつけないと法的に売れないのが今の世の中です。
    ABSくらいならまだしも今の車はセンサーの塊です。
    その分、やっぱり重くなる。

    デカい車は死角が多く視界が悪くなる分、窓を大きくしたがる。
    車に装着されるガラスが多いほど車は重たくなります。
    ※最近は後方視界を捨ててカメラ装備の車も増えましたが死角だらけじゃないの?

    ゴチャゴチャといろんなものが付いている車はその分重くなるということです。
    重さは走行性能を犠牲にするのです。

    さらに、
    最近流行の電動系の車ですよ。
    いわゆる電気自動車やハイブリッドて奴です。
    電気自動車の航続距離は搭載するバッテリーの多さによるところが大きい。
    バッテリーやモーターって思ってるよりずっと重いです。

    電気自動車は同クラスの純ガソリンの1.3倍以上は重いです。
    EVやハイブリッド車に普通の車のタイヤを履かせるとタイヤの摩耗が早く寿命が短いようです。

    確かに、
    タイヤには車の重さが常にかかっています。
    EVやハイブリッドは加速がいい!と言いますが加速減速時はタイヤにはそれなりの負荷がかかってるってことです。
    あまりに重いので車電気自動車専用のタイヤが販売されるくらいです。

    そして、
    重い車は慣性の法則を強く受けますので運転が難しいんですよ。
    ※特に減速時。

    例え馬力がなかったとしても軽い車は重い車より運転してて楽しいのです。
    ワタクシは昔の車は運転が楽しいのは車体が軽いからじゃないかと思うのですよ。

    ちなみに・・

    バイクは屋根もドアも窓ガラスもないので車に比べると重量を削れるものが少ないです。

    走行性能こそが正義!だった80年代90年代前半のレプリカ全盛時代に車体構成の素材を徹底して見直ました。

  • アルミフレーム
  • 中空キャストホイール
  • アルミスイングアーム
  • 薄い鉄板のタンク
  • 薄い肉厚のフォーク
  • 鉄からアルミへ
  • 鉄から樹脂へ
  • 乾燥重量200kgを切る750ccとかそれまでの重たいバイクと比べると驚異的な軽さと運動性能でした。
    ※初期型GSX-R750の軽さは驚異的。たぶん今でも軽いと感じると思う。

    なかでも、
    250ccクラスの2stレプリカは凄かったのです。
    130kg台の車体に45馬力(88年式までは多分それ以上)のエンジンです。
    ただでさえエンジンが軽い2stバイクにその手の軽量装備を施したんだからそりゃ計量になりますよ。

    オフロードではより一層軽さが武器になるのでレーサーレプリカのDT200WRとかKDX125SRにはセルもバッテリーもありません。

    最終的には10mmボルトの頭を8mmに削ったりしてミリグラム単位で軽量化した車種もあったのです。
    ※今でもKTMのオフロードバイクはこの手法です。しかもアルミボルトなのでさらに軽い。

    それくらい軽いのは偉かったのです。

    レプリカカテゴリーのバイクはハイパワーで速いのばかりが取りざたされますが、
    軽さを生かした車体は入力操作が楽で反応がダイレクトなので乗るとホントに楽しいのです♪

    今では多くの250ccクラスは150kg台で30馬力ちょっとくらいが多いです。
    レプリカ時代と比べるとパワーの差はもちろん重量差も歴然です。
    バイクの楽しみ方が変わってきたのですなぁ。

    軽ければ燃費が良くなり消耗の耐久性が上がる

     

    ワタクシ
    乗り物の車体が軽いということはどういうことか。
    ベテランでも「軽いは正義である。」という絶対的な法則を意外とわかってない人が多いです。

     

    例えば。
    車体が軽い方が燃費がいいのです。
    車に限らず、モノを停止状態から動かす際、軽い方が楽に動かすことができますね。

    これと同じです。

    省エネ走行、低燃費走行を目指すなら、まず車体を軽量化するのが手っ取り早いのです。
    運動性をあげたい貧乏ドライバーがエアコンとか内装とかスペアタイヤとかリアシートとか要らないものを全部取っちゃうのは昔からセオリーでした。
    ※その結果、スポーツ性能も爆上がりするのですが一般受けはしないので社会性はゼロというリスクもあるのですが。

    少しでも燃費を良くしたいなら極力車に荷物を載せないことです。
    車の車内が汚いのは論外です。

    燃費上げの究極は自分が痩せる。
    ※絶対的な馬力のない原付4stminiなんかはライダーの体重次第で、加速も最高速も燃費もわかりやすく変わります。

    乗り物は同じ車種で同じ条件なら合計重量が軽い方が燃費がいいのです。
    重たい車重をカバーするために低回転から過給されるエンジンを搭載していますが「それってどうなのよ?」って思います。

    その他にも、
    加速減速をするにはタイヤに車の重さがもろにかかります。
    重たい車は加速減のたびに軽い車より負荷がかかるってことです。
    ※もちろん、コーナーリングでも重たい車の方がタイヤに負荷がかかりますよ。

    重たい車はわかりやすくタイヤの減りが早いです。
    EV車のタイヤが減るのは前述のとおりですが、
    EVに限らず、重たい車で急加速急減速を繰り返すとあっという間にタイヤが減ります。
    「EVやハイブリッドだから燃費がいいと喜んでも浮いたガソリン代以上にタイヤ代でお金がかかった。」
    なんてのは普通にある話です。

     

     

    しかも、
    最近の車のタイヤの高い事ったらない。
    小型車でも4本で10万円を超えるのは当たり前です。
    最近はタイヤ代も上がっていて交換工賃いれたら20万円超えなんてのも・・。
    SUVとかミニバンとかのデカいタイヤなんて考えるだけでも恐ろしい。

    タイヤ屋さんでタイヤの見積もり取るとビビりますよ。
    車の維持費を下げるためには最も高価な消耗品であるタイヤは出来るだけ長持ちさせるべきです。
    車を買う時には絶対交換しなければならないタイヤの代金を気にしておいた方がいいのです。

    なので、タイヤ代の高い遊び車を普段使いするのは非常にもったいない。
    普段使いや街乗りならタイヤ代が安い軽自動車で十分です。

     

     

    その他にも・・
    重たいものを止める時にはブレーキに負荷がかかるので、重たい車体の方がパッドもディスクも寿命が短いです。
    ※重くて加速のいいEVやデカいバイクは一層ブレーキの摩耗が早いです。

    車体が重たいと

  • サスペンションに負荷がかかる
  • ベアリングに負荷がかかる
  • ボディが金属疲労による劣化が早い
  • などなど乗り物が重くて良い事なんか一つもないのですよ。

    かつては乗り物は軽量化に向かって進化したのですが、
    今は軽量化よりも目先の燃費や豪華装備が優先される世の中なのです。
    ※そういうのは結局高くつくってことです。

    重たい車体を小排気量ターボで武装すると

     

    ワタクシ
    現在は重たい車体を小排気量エンジンをターボで低回転から過給して加速させるのが主流です。
    排気量が小さければ税金は安いし、速さでストレスを感じないし「こりゃいいや。」ってんで大人気ですな。
    ちょっと前はダウンサイジングターボとか言ってましたが、最近もそういってるのかしら?

     

    ところが。
    いわばターボという過給システムはエンジンに鞭打って無理やり馬力を稼ぐ手法です。

    エンジン強度やパワーに対して余裕のある排気量が大きなエンジンならともかく、
    傾向として小排気量+ターボのエンジンはノンターボに比べて寿命が短いです。
    ※異論はあるでしょうが、まあ聞きなさい。

    同じ排気量でターボ付きとターボなしの最大パワーやトルク変動をみて、
    「ターボなしを選択するのが考えられないレベルで差がある。」
    と思いませんか?

    それは人間でいえばドーピングしてるからですよ。

    熱的にも各部の耐久性においてもそんなのが長持ちするわけないのです。
    個人的には同じ車に出来るだけ長く乗ろうと思ったら寿命が短いターボ車は選択すべきではないと思うレベルで寿命が短い。
    ターボは過給時に燃料の噴出圧力を変えたり複雑な制御をしています。
    なのでいったん壊れると面倒くさいんですよ。
    ※miniERAターボのアナログターボでさんざん苦労したワタクシが言うのです。

    とはいえ、
    軽自動車はもはやターボなしは考えられません。
    昨今は軽自動車でも車重が1t近くあるのは当たり前になっています。
    660ccのノンターボのエンジンで高速道路や山道で使うのは厳しいものがあります。
    大きく重たくなった車体はターボでドーピングしなければストレスになるくらい遅いです。
    ※長野では渋滞の先頭がノンターボの軽だった、なんてことはよくあることです。

    小排気量+ターボはエンジンに鞭打って耐久性を無視したドーピングをしてるイメージなのです。

    しかも、
    AT車だからエアコン入れっぱなしで大人数乗せる。
    パワーダウンも気にせず、ガンガンアクセル踏みまくります。
    車に詳しくない人はやりがちです。

    ターボは発熱量が凄いのでオイルの鮮度が悪化すると確実にエンジンの寿命を削ります。
    ※馬力があるということは発熱量がそれなりにあるということです。

    それなのに。

    エンジンオイルの交換頻度はどれくらいですか?
    1年?半年?車検の時にしかオイル交換しないなんて人もいます。

    軽自動車の寿命が比較的短いのはターボでATで無理利加減速してメンテしないからです。
    それでもそれなりの期間乗れるのは日本の品質だからです。
    軽自動車のエンジンが壊れても直して乗りますか?
    エンジンが不調だとディーラーは買い替えを進めるので多くはスクラップです。
    ※意外と短い期間で。

     

     

    長らく当倶楽部ではラパンSSのオイル交換は年二回の頻度でしていました。
    新車から14年ほど夏冬のタイヤ交換の際に同時に行うのが恒例でした。
    ※走行距離は3500km程度なので交換頻度は普通だと思います。

    が。

    12万キロでエンジンブローさせました。
    年季の入ったエンジンに最近の暑い真夏は厳しかったようです。

    エンジンを乗せ換えてからは年4回の頻度でエンジンオイルを交換するようにしています。
    多分、オイルに厳しい小排気量のターボ車を長持ちさせるならこれが正解じゃないかと思います。
    少なくとも、
    これだけオイル交換をされている小排気量のターボ車をほとんど聞いたことはありません。
    実際にそれほど多くないはずです。

    中古車はどういう扱いをされてきたか不明瞭ですので、
    極論を言えば中古の小排気量のターボ車はそう置く距離が短くても買うべきではないかもしれません。
    ※ラパンSSはエンジンブローした時も全く前兆がなかったのですがいきなり逝きました。

     

     

    結局、エンジンはぶん回してパワーをあげた分だけ寿命が短くなるということをお忘れなく。
    現代は大柄で重い車体に小排気量+ターボエンジンを積んだ車が主流です。
    これにハイブリッドシステムを積むとさらに重くなるのです。
    燃費が良くなっても車体寿命が短いのなら節約した分のガソリン代なんて一瞬で吹っ飛びます。

    経験として一番長く乗れるのはノンターボの2Lクラスじゃないかと思います。
    過給なしでも十分な加速するし、法定速度なら低回転でも十分だし。
    これで軽量でカッコいいなら言うことなし。
    今時は「排気量が大きい車は悪。」みたいな風潮もあるので世間体も良くないんですよねえ。

    排気量2LでノンターボでMTで5ナンバーのクーペ。
    ・・そんなの絶対出ないよな。

    車体を重くするのはメーカーと国の陰謀では?

     

    ワタクシ
    車を大きく重くして小排気量エンジン+ターボで武装すると車の寿命が短くなりがちです。
    これは車の買い替え促進のためじゃないかと思うのです。
    車を買い替えさせて得する奴らがいるのですよ。

     

    日本人の車の所有期間が長くなっていますな。
    2023年どの調査では平均14年弱くらいの保有期間だそうで。
    国民は貧乏になっているので高価な車なんか買えなくなってきているのです。
    ※年収の半分くらいの値段の車にしとけ、と言われても買える車はないので長く乗るしかない。

    が。

    車は頻繁に買い替えてもらわないと困る人たちがいます。

    クルマメーカーと国です。

    メーカーの陰謀

    メーカーは車を消耗品としてなるべく早く買い替えてもらいたいのですよ。
    車を売らなきゃ儲からないのでそりゃそうですよね。

    ただし、
    昔のようにはいきません。
    サラリーマンの給料は上がらないし、車はより高価になり壊れなくなりました。
    差し迫って買い換える必要はないので気分で乗り換えたりしませんよ。

    それならユーザーがわからないように寿命を縮めちゃえばいいのです。
    いろんな装備を付けて車体を重くして小排気量+ターボで。
    この際、燃費が良くなる けどさらに重くなる ハイブリッドも付けて。
    修理代や維持費を上げて長く乗れないようにして。

    国の陰謀

    国は車を消耗品としてなるべく早く買い替えてもらいたいのですよ。
    高価な商品を買うと消費税が大量に入るからです。

    庶民にとって高価な商品と言えば車なのですよ。
    ※500万円の車だと50万円の消費税ですよ。

    ところが。
    車は持ってるだけでもお金がかかるのですが、多くの人は買い替える際はすごいお金が必要になることに気が付きました。
    買い替えの際のオプションや冬用タイヤやアクセサリー、登録費用にも消費税はかかります。

    その分、国は黙ってても税収が増えるのです。
    車の買い替え促進させた方がいいにい待っています。
    こまごまとした所得減税とかあっても一瞬で吹っ飛ぶからです。

    日本という国は車に超厳しい国家で、今まで車ユーザーに対して何にもしてくれないし、搾り取った税金もやりたい放題です。
    ※国民が誰も文句言わないのは長い間に政府に洗脳されてきたから。

    というわけで。

    メーカーや国にとっては車の寿命は短くなったほうが都合がいいのです。
    そういう奴らにとっては車を重くして寿命を縮めるのは悪いアイデアではありません。

    車は必需品の地域もあるのですが、
    どんどん高価格にして車ユーザーから搾取しまくっているのです。

    とはいえ、
    車体が重くなっても装備が増えれば喜ぶユーザーもいますし。
    なんでも流行の新しいものに飛びつくとそのうち損するのですが、
    人間ってのは自分自身が痛い目に合わないと理解できないんですよ。

    そして、
    高い買い物をするときはいろんな感覚がマヒするんです。
    ※車買った後は金銭感覚がマヒしがち。普段なら躊躇するはずの高価なナビとかホイールとか買っちゃったりするので真っすぐ帰ることをお勧めします。

    まとめ

     

    ワタクシ
    重たい車は走行性能は落ちるのです。
    重たい車は長持ちしないのです。
    いいことないんですよ。

     

    重たい車にメリットは一つもありません。
    最近の車を運転すると安定しているような印象を受けますがその分重くてもっさりしています。

    タイヤ一つとっても巨大で重たいですし。
    軽い車とかバイクに乗ると軽さのメリットがわかるハズなのですが、
    今となってはそういうコンセプトの車やバイクはないので比較することができないです。

    バイクの話ですが現行車でうわ軽い!と思ったのは、
    この間、K君が乗って遊びにきたハスクバーナの250ccのオフ車。
    軽すぎて強度とか大丈夫なのか心配になったわ。
    ※でも車体価格で軽く100万円越え。このバイクでモンゴル行ってきたらしい。お金持ち♪

    当ブログでは、
    「なるべく長く車やバイクに乗り続けるのが一番お金の節約になる。」
    という切り口の記事を何度も書いています。
    買い替えないのが一番お金の節約になるのです。
    ※燃費が良くなる&税金が優遇されるだけでは買い替えの費用には遠く及びませんよ。

    それに、
    当倶楽部では既に多くの車やバイクを養っていますのでこれ以上税金払いたくないのです。

     

     

    当倶楽部に来るマイクや車は楽しい事が最優先ですが長く乗れることも大事な要素です。
    車やバイクの買い替えが頻繁な奴と引っ越し回数が多い奴は必ず貧乏なのですよ。
    ※当倶楽部は車やバイクを買い換えないのですがなぜか増えるので貧乏から脱出できないのですが。

     

     

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    Z1-Rに乗り続けて30年
    東京から長野に移住して15年
    ロータスヨーロッパに乗り始めて10年
    そんなワタクシのリアル実体験「北信州のりもの倶楽部。」です。
    車・バイク共に旧車生活の長さや田舎への移住経験、気が付いたことを記事にしています。
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