
まあいつも通りに無事終わったのですがちょっと変わってました。
毎回ちょっとずつ変わるけどちゃんと整備してあればユーザー車検は楽勝ですよってことです。
細かく変わっている陸運

陸運局でユーザー車検を行う際のIT化は進んでいるようです。
ワタクシ的にはもう何十回もバイクの車検はユーザー車検で通しています。
※人の車両の代行も含めたら練馬陸運と長野陸運で30回以上はやってると思われます。
なので。
今更ユーザー車検ごときでビビることなんかないのですが、
毎回ちょっとずつ陸運局でやることが変わってきていますな。
行くたびにやり方が変わるので、いつまでたっても慣れませんな。
※最近は2年に一度の陸運通いですしねえ。
ここ最近のユーザー車検
※これは数年前から。多分サイトの入り口は日本全国共通で一度ユーザー登録すれば次回以降は自動入力されるので便利。
非常にありがたいけど晴天の日とかは選べないのが残念。
予約受付時間外だと出力できないですが、これにより多少陸運局で受験者が書き込む作業が減った。
※昔は書類書くのに鉛筆とボールペンを使い分けなきゃいけなくて面倒だった。
※もちろん納税していることが前提ではあるけれど。
というところか。
改善方向は大筋ユーザー側の負担が軽くなることなのでこちらとしてはありがたい。
とはいえ。
いずれも大勢に影響はないし、今のところ車検手数料や重量税の軽減もありません。
車検なんてすでに形骸化していて、
大義名分の点検整備は 意識の高いユーザーであれば なくても全然かまわないレベルのものです。
2年に一度程度の整備点検で何がわかるかって話です。
車検の整備くらいでは今後2年間無事で走れる保証なんてどこにもないんですよ。
あくまでも
「今後二年間は税制的に公道を走ってもいいよ。」
というレベルの車検しかしていません。
そんな形骸化したシステムです。
車検なんて無くしちゃえばいいと思うけどそれは無理そうなので
今後もユーザー目線でより楽なほうに改定されると嬉しいです。
ちなみに・・
旧車バイクの車検を引き受けてくれるバイクショップは多くありません。
ずっと付き合いがあるとか、そのお店で購入したとかならまだしも、
「一見さんはお断りなのが普通。」
です。
バイクショップはリスクの高い旧車や改造車は車検整備を受けてくれないと思ってたほうがいいです。
基本的に個人売買などで手に入れた古いバイクの車検や整備をショップに丸投げはできないと思ったほうがよろしい。
※札束でひっぱたきながら作業をさせるとかなら、やってくれるかもしれませんが。
実はワタクシもZ1-Rの車検を方々のバイクショップに散々断られたことがあるのです。
もう10年以上前の話です。
ワタクシは エンデューロレースで無茶して ヘルニアが悪化して半身不随リーチになり、
障害者認定の手前まで行ったことがあります。
自分の体でさえ、まともに直立することすらできないのに250kg超えのバイクをユーザー車検に持ち込めるわけはありません。
※バイクに乗ることも半分くらい諦めたのだよ、この時は。
で。
それでもZ1-Rの車検を切らすわけにはいかん!ということで、
砂を噛むような思いで数件のバイクショップに車検を通してほしいとお願いして回ったのです。
が。
全てのショップでZ1-Rが旧車だという理由で断られたのです。
こうなったら今まで通り自分で車検を通すより仕方ありません。
Z1-Rは10月、Z750D1は11月の車検だったので2台とも一時的とはいえ、泣く泣く車検を切ることになりました。
春からバイクに乗れるように文字通り血がにじむような思いで冬の間に全力でリハビリを開始しました。
バイクで公道復帰が当面の目標となりましたのでワタクシも必死です。
春には間に合いませんでしたが7月に何とか足のしびれこそ多少残っていましたが何とか歩けるレベルまで回復。
仮ナンバーを申請してZ1-RとZ750D1の車検を自走で陸運持ち込みで再取得しました。
※軽トラに積み込むほうが腰に負担がでかい、と判断しました。
そんなわけで、
一時的に車検を切って仮ナンバーを使って陸送したので当倶楽部のZ1-RとZ750D1の自賠責は25か月なのです。
※当倶楽部のZ1-RとZ750D1はこの時を境に同じ日に車検が満了日になり、一日で2台の車検を通せるようになったので結果オーライでした。
とはいえ、車検の大筋は変わらない

検査もしますが今後2年間安全に運航できることを保証してくれてるわけではないのです。
整備状況の確認については運行前点検並みのチェックしかしません。
※車検に落ちるような整備状況のバイクや車は正直ヤバイレベルです。 車検というかバイクの整備を舐めています。
実際の車検では整備状況の検査といってもタイヤ残量、ブレーキパッド残量、オイル量すら見ません。
※車体番号やエンジン形式、灯火類の動作状況、車幅、車高、音量、排ガス程度といった法的なものだけです。
車体毎に細かく異なる専門的な整備状況を確認するのであれば、
少なくとも半日程度の時間をかける必要がありますがライン前の検査や検査ラインは 順調にいけば 5分で終わります。
バイクのユーザー車検の車検費用は@2万円以下(2025年5月現在)です。

こういうのは論外です。
車検切れててもシールを見ても一見してわからないもんですがね。
捕まると大変なことになります。
というわけで。
車検は自分でやれば事務手続きが面倒なだけのイベントですよ。
※平日しかやってないので有給が減るのが痛いけど。
基本整備や書類の書き方は過去の当ブログを参照のこと。
※過去に3回もユーザー車検の記事書いてる。今回4回目の記事。ブログ開始して8年近くもたつのか(笑)
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とはいえ。
ユーザー車検の大筋は30年前とそれほど変わりません。
という流れです
ユーザー車検で落ちる項目
車検で最も落ちる項目は「光量と光軸のライト関係。」だと断言します。
※ライト以外で落ちるような車体は整備不良です。
どんなに自信があってもユーザー車検の直前に、
陸運に入る前に近所のテスター屋さんで光軸と光量は見てもらったほうが良いですよ。
一回もコケてなくても光軸はずれてるもんです。
※バイクの光軸なんてライダーが乗った状態と降りた状態で変わるし、リトラクタブルライトは一度開け閉めしただけで変わることもあるし適当なもんです。
また、最近ネットで安いヘッドライトのバルブが売ってたりしますが、たいてい光量が不足してます。
新品でもです。
電球交換型のLEDバルブは車検対応と書いてあっても信用しないほうがいいですよ。
というわけで。
ワタクシはヘッドライトのバルブは一流メーカーのものを使う主義です。
※ワタクシ個人としては小糸製作所のH4バルブが確実だと思っています。

やはり日本のメーカーは安心できるのよ。
また。
ここ20年くらいはヘッドライトレンズが樹脂のものが非常に多いですな。
一見ガラスに見える丸型のライトでもレンズは樹脂だったりします。
※CB400SFの初期型はすでに樹脂レンズだったしね。

同じ規格のヘッドライトでもこの見た目の違い。
Z1-Rではライトを使い分けています。
樹脂レンズは軽くていいのですが樹脂が劣化して曇るんですよ。
こうなると光量が出なくなるし光軸も明確でなくなるのです。。
昔のガラスレンズは重いけれど耐久性は樹脂より全然高いです。
ゆえに。
Z1-Rに関しては車検時はガラスレンズ、普段使いは樹脂レンズと使い分けています。
※走るときはハンドル周りを少しでも軽量化したい。車検には確実に通したい。というトレードオフを解決できるのはこの方法がベストかと。
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年式による検査の違い
バイクの年式によって検査ラインに入る前の事前検査の項目がだいぶ違います。
についての検査基準がバイクの製造年月によって異なるためです。
新しいバイクほど基準が厳しいです。
当倶楽部のZ1-RやZ750D1みたいな古いバイクは排ガスの規定はなしです。
※新しいバイクはマフラーにプローブ突っ込んで計測してますな。この検査、ワタクシはいまだに未経験です。

旧車とはいえ、Z系はユーザー車検余裕です♪
これは前回の画像です。
雨降ってて写真撮る余裕がなかったです。
ドラレコ画像もあるのですが、そもそも検査ラインは撮影禁止です。
排気音量については、エンジンの4000回転の音量を測るようです。
ラインに入る前にマフラーの音量測定装置もあったりしますね。
古いバイクでもうるさいと音量測定されますよ。
今回、明かに非純正のZ1-RのKERKERマフラーが検査員さんの目についたのか、
エンジンをかけて4000回転をキープするように検査員さんから指示がありました。
でも音量の計測器は使いませんでした。
当倶楽部のZ1-RのKERKERマフラーの排気音は下手すりゃ純正より静かなので余裕で通過です。
※前回まではこのチェックはなかったので検査員さんの「現場の判断。」ってやつですかね。
検査ラインに入っちゃえば楽勝です。
を検査ラインでモニターの指示通りにチェックするだけです。
あっさり無事に合格印をいただきました。
陸運の窓口に書類を持ってって車検証とナンバーに貼るシールをもらい車検は終了です。
駄菓子菓子。
当倶楽部の場合、
Z1-RとZ750D1があるのでこれらの流れを1日の間に二回やるのです。
ちなみに・・
ユーザー車検当日は当倶楽部から長野の陸運まで自走します。
軽トラにはZ1級のバイク二台は積めないので結局自走するのが最良ということになりました。
そんなわけで。
当倶楽部のバイクのユーザー車検日には当倶楽部から長野陸運まで二往復するのが通例です。
毎回ユーザー車検の予約は朝一でZ1-R、午後一でZ750D1としています。
だいぶ前は嫁がZ750D1を自走させ、陸運に二台同時に持ち込んだこともあったのです。
ユーザー車検初心者の嫁がラインに入る前の検査で 意地の悪い 検査員さんに
ほとんどすべての旧車で発生する事象なので難癖以外の何物でもない些細な事で突っ込まれてトラウマになったらしく、
以降はワタクシが全部責任をもってユーザー車検を通すという流れになっています。

Z750D1。陸運局にて。
雨やんだばかりの曇天です。
中にはこういう意地の悪い検査員さんがいるんですよねえ。
傾向としてそういう人は 明らかに嫌がらせですが 頑なに通してくれません。
※裏ワザとして受験時間をずらすと検査員さんが変わってることもある、ということも知っておきましょう。
この時はワタクシが近所のイエローハットに出向いて突貫工事でありあわせのパーツで対応して事なきを得ました。
それ以降のユーザー車検では同じ現象で指摘されたことは一度もないので、
「あれは何だったんだ?」
ということになっています。
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車検証は今まで以上にデリケートになる

これ、実は今までのように車検毎に再発行されるわけではないのです。
昔の車検証は車検を受けるたびに新しい紙がもらえました。
今の車検証はチップが埋め込まれていて何年も使いまわしするシステムになりました。
今の車検証自体には期限等が書いてないので何度も使いまわしできるんですよねえ。
要するに。
車検のたびに新しい車検証をくれないシステムになったのです。
※とんだSDGsですな。
それなのに。
この車検証と自賠責保険証は車両を使用する際は常時持参せねばなりません。
※持参しない場合、大変な違反となります。 罰金が50万円とかです。
バイクは雨ざらしになったり、屋外保管しなければならなかったりするものですよ。
そんなもんにこんな華奢な紙を備えつけておけ、と。
しかも。
折ったりするとQRコードが読めなくなるので折るな、と。
※オフ車なんかビニール袋に入れてサイドカバーの裏に貼れ、というのがメーカーの指定だったりします。
無理も休み休み言え。
なんだよQRコード付きの紙って。
せめてプラスチック製のカードとかにしろよ。
※それでも車載しっぱなしだと盗難のリスクは避けられないけど。
我々バイク乗りはこの車検証の保管についてまじめに議論せねばなりません。
なんかあったときに持参してないと罰金刑になるかもしれませんので。
もしくは。
根本的な法令を変更してもらうしかないのですよ。
自身の身を守るためには。
ちなみに・・
100歩譲って「車検証や自賠責保険証を写メして持参というのはどうなのだ?」と思ったけれどこれもダメ。
法令に「現物を・・。」という記載がある。
※この法令を作ったやつがアホ。現実を知らなすぎる。
現実的には無理やりジップロック状の袋に入れて持ち歩くくらいしか手がないのです。
※ハードシェルのトップケースに入れてる人もいますがあんなダサいのワタクシは嫌です。
少し前まで専用の袋を作って コピーを 小さく折りたたんで車体に備え付けて持参してたのですが、
実質これは完全にアウトということになりますな。
※コピーの時点でもうだいぶダメなのですが現物を持ち歩いて無くしたり盗まれたりするリスクのほうが大きいとワタクシが勝手に判断したので真似しても責任は取りません。
。
なんかいい方法はないものか。
それでも紛失したり盗まれる可能性を考えれば、
「現物を車体に積んでおくのはリスクが高すぎる。」
という着地になると思うんですが。
※盗まれても国が責任をもって取り返してくれるならそうしますが。
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ユーザー車検の予約日は慎重に選べ

ユーザー車検の予約日の選択ミスってやつです。
通例として当倶楽部のバイクのユーザー車検は金曜に行っています。
※金曜日休めば3連休になるし金曜の午後はFM長野のラジオ番組が楽しいからです。
サクサク進めれば全く余裕なタイムスケジュールです。
毎回、窓口で受け付け開始までに書類を作成して窓口が開いたと同時に受付を行い、検査ラインに向かいます。
※大体、検査ラインに入るのは1番目か2番目です。
が。
今回予約したのは2025年05月30日。
月末の金曜日です。
しかも通勤時間とバッティング。
さらに朝から雨ときた。
こりゃ渋滞しないわけはありませんな。
明らかにワタクシの予約日設定ミスです。
渋滞の少ない長野なのに長野の陸運局は渋滞がエリアにありまして。
朝からびっちり渋滞です。
しかも雨ですのでワタクシはカッパ装備で雨と渋滞に耐えます。
通常なら当倶楽部から30分もかからない距離に1時間近くかかりました。
雨天の朝渋滞の狭い道ですり抜けする勇気はありませんよ。
※Z1系のブレーキは雨天だと冗談抜きで制動距離が3倍くらいになるので。
ユーザー車検の予約は月末月初、5、10日は避けたほうがいいかもしれません。
朝一のユーザー車検は朝の渋滞を考えると受付時間までに必着するには相当早く自宅を出ないといけません。
※それでもワタクシは朝一に動きたい派です。のりしろの時間は大事です。
雨天でのユーザー車検は 正直凹むくらい嫌で 大変ですが、
同じ日の同じ時間にユーザー車検の予約をした同志もいるので気落ちしてる場合ではありません。
※お互いに地味にアイコンタクトしたりするのだ。
ワタクシは 思い切り無神論者ですが 神様に愛されてるのでそんなに大変な試練は受けないようになっているのです♪
というわけで。
午後一番のZ750D1の持ち込みの時間には雨はすっかり上がって路面も乾き、渋滞のほぼ解消してたのでした。
※テスター屋さんで光量と光軸合わせ後に陸運局前のココ壱番屋でカレー食う余裕すらありました。
ユーザー車検2台分の全てが終わって帰宅後、雨でうすら汚れた汚れたZ1-Rを洗車してやりました。

Z1-R。
もちろん、ユーザー車検の直前には細かく洗車してあったのですが汚れたままだと可哀そうだし。
※綺麗なバイク=よく整備されているバイクという印象を検査員さんにつけるためにもビカビカな超綺麗な状態で持っていくのがおススメです。
まとめ

これからまた2年は法的に公道で走ってよろしいというお墨付きがいただけました。
別段、大したことやってませんが。
バイクや車の車検制度なんてもうやめちゃえばいいのに。
車検時にしっかり整備されてたとしても次の日はどうなってるかわかんないのが車やバイクです。
今後2年間どうやって使われるかわかりませんし、整備状況の確認なんてろくにしてませんしねえ。
既に車検は納税逃れ監視システム以外の何物でもないです。
※その関係で食ってる業者さんはいると思うけれど車やバイクを持ってる国民負担が大きすぎる。
納税させる側も必死なようで車検切れだと一発免停ですからねえ。
ともあれ。
今回もユーザー車検を通すことができました。

令和7年版の車検シール。
よく見ると年号の印字位置が前回と違うのだな。
毎回ちょっとずつルールや手順が変わって、戸惑いますがこれもIT化というやつなのでしょうねえ。
どうせなら車検証はカードにして欲しかった。
※業界は誰も文句言わないのかマジで不思議です。
車検証の書類形式はともかく、
車検証や登録証、自賠責保険証の携帯についても一考してもらいたいもんですな。
車内においておけば外的要因ではほぼ劣化しない車と違って、バイクには車内という場所は存在しません。
どうやっても風雨にさらされない箇所はないので紙の書類を常に携帯せよというのは無理がある。
※防水の書類入れなんてついてるバイクのほうが少ないと思うんですが。
ユーザー車検をやると、
毎回行政のいろんな仕組みや不備について、もっとこうしたらいいのにという考えが浮かびます。
国としてもいろんな都合があるだろうし、ものすごく優秀な人が作った仕組みだとは思うのですがバイクはいつでも蔑ろです。
日本のバイク乗りはもっとこういう実情に対して疑問を持たねばならないし、
自分で体験して学んで考えねばなりません。
でないと、
思考停止や情弱者から取れるだけ取れ、という我が国の税金のようになっていくのです。
我が国は車関係の税金が世界で最も重いレベルです。
これは 何も考えずにものも言わなかった 国民がいいように蹂躙されてきた歴史ですよ。
※日本人は自分の車やバイクに関係ある車検を知らなすぎるように思いますよ。
ユーザー車検はバイクや車の車検というものを自身の目の前で体験できる有意義なシステムであると思うのですがどうか。

Z1-RとZ750D1。
車検を通過した週末は晴れたので安曇野まで150kmほど散歩ツーリングに。
梅雨に入るまではツーリングにちょうどいい季節ですな。
一年で一番好きな季節です。
ちなみに・・
バイクのユーザー車検はすんごく簡単です。
ちょっとした整備の経験者に教えてもらえば、素人でも全然できるレベルです。
それなりに調べたり、手を汚したり、チェックしたりする必要はありますが、
爆音とかは問題外として まともに走るバイクならほぼ車検には通るはずなのです。
それに、
バイクのユーザー車検はすんごく安く上がります。
パーツ代や整備料は含みませんが、純粋に車検だけ考えれば1台あたり2万円以下で済みます。
ショップに頼むと今いくらすんですかね?
ユーザー車検はこんなに簡単なので、
車検のあるなしでバイクを選ぶのを制限するのはもったいない気がしますよ。
そう言えば、
少し前まで全くメカ音痴のN君が当倶楽部にユーザー車検の整備しに来てましたよ。
彼はバイク自体も兄上からもらったうえ、自宅アパートにはバイクの整備道具は一切持ってないという男でして。
ワタクシの指導のもと、少なくとも3回はユーザー車検を通しています。
※その代わり、実家が大工なので当倶楽部の建造の時は超こき使ってやったのだが。
今は関西に転勤になっちゃったので自分で何とかしてるとは思うけれど、
当時は当倶楽部で洗車して整備して さんざん酒飲んで 一泊してから翌日ユーザー車検に向かっていました。
いい度胸です。
※思い返すと毎回日曜に来て月曜にユーザー車検してたな。
そういえば、
あまりに持参したヘルメットがぼろいので、
ボロイヘルメットで車検に行ったら検査官の印象悪くなるから止めろということで
ユーザー車検当日にワタクシの使い古しのヘルメットをくれてやったこともあります。
こんなレベルの人間でもユーザー車検を通せるのです。
バイク乗りなら一度くらいはユーザー車検にチャレンジしてもいいと思いますよ。
いい経験になるし、何より自分のバイクに対して理解が深まって愛着がわくってもんです。
※バイクに愛着がない人ほど、自分でバイクを整備しないよね。

車検の書類の書き方。
どこの陸運局でも、ユーザー車検に必要な書類のわかりやすい記入方法が掲示されているはずなのだ。
バイクの維持費は自分次第でだいぶ安くあげられる こともある のですよ。
オイル漏れも異音も車検には関係ありません。
オイル駄々洩れはダメですが滲むくらいなら何とでもなります。
バイクに乗ろうと思ったことに比べれば、
まったくなんてことない小さいハードルがユーザー車検です。
恐れることは何もないのです。
今はネットでもさんざんユーザー車検の情報はあふれているので楽勝ですよ。
旧車でもユーザー車検程度毎日やっても問題ないくらい整備しておけばいいだけの話なのです。
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