早く何としないと大ごとになりかねません。
というわけで、最短で最も金のかからない方法で対処してみました。
参考になればいいんですがね。
Z750D1のフォークオイルが漏れてきた
整備とかしてられないくらいバイクで走ると気持ちのいい時期だからです。
ワタクシは一年の中でGWチョイ前くらいから梅雨入り前の季節が一番好きです。
この時期は細かく調整をしながら走り回ります。
例年のセッティングデータと比較しながら、
「今年はちょっと濃いめだな。」
とか言いながら峠のちょっとしたスペースで微調整をするのが例年の楽しみだったりします。
※前年の同時期と比べても湿度と温度でだいぶ変化があって楽しいのだ。標高でも変わるんだけどね。
この手の調整はバイクでも車でも旧車乗りなら誰でもやってる・・と思いたい。

ロータスヨーロッパ。
この時期の長野はこんな風景がたくさん見れて気持ちいいのだよ。
ココは秘密の場所なので教えないけど♪
で。
近所の峠でZ750D1を振り回して遊んで帰ってきて軽く清掃をしていると、
「フォークからオイルが漏れている。」
ということに気が付きました。
当然ながら走っていても変化は全く分かりません(笑)
何十年乗ってても キャブの微調整はわかるくせに フォークから軽くオイルが漏れてるくらいの変化はわかりませんなぁ。
素人はそういうもんなのですよ。
※ネットでは知ったかぶりしてる素人が非常に多いけれどリアルはこんなもんですよ。
フォークのオイル漏れなんてのは、
真夏に整備するととんでもなく暑くて作業する気にならない項目です。
気分のいい時期にやっておくに限ります。
走るのにちょうどいい季節というのは整備にもちょうどいい季節なんですよねえ。
※実は塗装もこの時期が一番。日ごろからやろうと思っていても面倒くさくなる代表的な作業が塗装だ。
この時期は当倶楽部がもっとも整備だの走り込みだので、バタバタする季節なのです。
※なので事前予約なしで 手ぶらで 遊びに来るな。作業の邪魔だ。
というわけで、
さっさとフォークのオイル漏れの対応をしてしまいましょう。
思い立った時にやっちゃわないといざ出かけたいときに足止めを食うのが嫌なのです。
ちなみに・・
フォークのオイルが多少にじんでるくらいならほとんど問題ありません。
よほど神経質ならまだしも、オイル滲みでサスの動きの変化がわかる素人なんてのはほぼいないと思うし。
が。
ダラダラ垂れるくらい漏れてるなら話は別です。
漏れたオイルがブレーキディスクにかかってブレーキが効かなくなった、というのはマジであるのです。
未整備バイクの三大恐怖体験といっても過言ではありません。
※あと走行中のチェーン外れとか、走行中の冷却水漏れでオーバーヒートとかな。バッテリー沸騰とかもあるので三大ではないな。
じわじわ滲んでるくらいの時にさっさと直しちゃうのがいいんですよ。
動かせなくなったバイクはあっという間にヤレて行きますので、
動かせるうちにプロに頼むなり自分で直すなりすべきなんですよ。
旧車のイベントとか行くとフォークオイル滲んだままの個体があったりしますが、大丈夫なんでしょうかね?
峠で転倒してフォークがゆがんだりするとジャブジャブもれますな。
※ストローク出来てもインナーがゆがんでいると漏れまくりますよ。
こうなると走行しない方が無難ですけどね。
一時的にZ1-Rのフロンとフォークで代用
これが意外とハードルが高いんですよねえ。
今どきのバイクにはセンタースタンドがありませんな。
ということは。
フロントフォークを車体から外すことができないということですな♪
せんスタがないとフォークどころかホイールも外せないので、
「出先でパンクしたらそこでツーリングは終了。」
ということなんですがね。
※倒しても あんまり 壊れないオフ車は車体ごと寝かしちゃうのでホイールも外せるのだ。法面にハンドル突き刺してホイール外すのだ♪
こんな記事もあります▼
とはいえ。
当倶楽部のZ750D1にもZ1-Rにもセンスタはついていません。
外してガレージに保管してあります。
チェーンと干渉したので思い切って外しました。
パンクしたときはブロックなどで車体を持ち上げて修理するからいいのです。
※エキマニが傷ついたりするけれど仕方なし。
パンク修理用具のセットは常に持参していますが、
トラブルが発生しても軽トラで回収しに行くしね。
※古いバイク乗りは軽トラ所有率が高い(笑)
こんな記事もあります▼
バイクに非純正の集合管とか付けると車体を持ち上げるのが一層難しいので、
パンク修理もフォークメンテもできません。
マフラー交換はたとえ車検に通ったとしても、
高価なくせに全くいいことがない改造と言えますな。
ゆえに。
マフラー交換なんて無駄です。
ワタクシはやめた方が無難、とアドバイスしています、
※そんな改造するならガソリン代とオイル代に回した方がマシです。
こんな記事もあります▼
とはいえ。
当倶楽部のZ750D1もZ1-Rも
性能よりもメンテナンス性を重視した社外マフラーになっています。
マフラー外さなくてもオイルもフィルターも交換可能で車検にも通るくらいの音量。
※車検の検査員が本当に社外のマフラー?と聞いてくるくらい静か。
Z750D1の二本出しザクロス管は「純正ですよね?」と車検の検査員がいうくらい自然な造形だし静かです♪
本来は純正マフラーがいいんだけれど
Z1-Rはバンクさせすぎてマフラーに穴開いちゃいそうなくらい削れちゃったし、
Z750D1の4本出しは重すぎて嫁が嫌がるので仕方なく変えたものだったりします。
どうせ売らないのでリセールバリューとかどうでもいいのだ。
話がそれた。
当倶楽部では通常ガレージにストックしてあるセンスタを車体に仮付けしてフロントを浮かせます。
ただし。
これだけだとホイールが抜けるくらいには上がらないので、
エンジンの前の方に油圧ジャッキを当てて持ち上げてホイールを抜くようにしています。
ホイールを抜かないとフォークが外れないからです。
ホイールを外す際にはスピードメーターケーブルをホイール側から外します。
ホイールを外したら、フェンダーを外します。
純正フェンダーは13mmのボルトで内側から固定されています。
フォークを固定しているステアリングステムの上下のボルトを緩めます。
※ステムのボルトを緩める前にフォークのトップボルト(Z750D1の場合、1/2インチの四角レンチが必要)を緩めておきましょう。フォーク単体にすると緩められないので。
この際、油断するとフォークが滑って落ちてくるので必ずフォークに手を添えておきましょう。
フォークを景気良く落とすと下側の両ネジ(スタッドボルト)が曲がったりするので注意するべきですよ。
これでフロントフォークを外すことができます。
が。
この状態では動かせないのでこれはいけませんな。
転ばしたりでもしたら大変なことになります。
ので。
当倶楽部のガレージにストックしてあるZ1-Rの純正フォークを突っ込んでおきます。
これで車体を移動することができるようになります。
厳密には多少内容物やセッティングが異なるようなのですが、
Z1-R1型のフォークはZ750D1に普通に組むことが可能です。
フェンダーの取り付け位置も同じだしね。

Z750D1にZ1-Rのフォークを仮付け。
トップキャップも違うんだよね。
見た目で微妙に違うのはフォーク下部のよくわからない穴の位置が前後逆ということ。
※今回初めて知った。
このころのZ1系バイクはフォークだけでなく見た目が同じでも細かく仕様が異なるものがありますな。
Kawasakiが迷走してたというか各国の仕様ごとに細かく変更してたっぽいね。
そういう情報はマニアに任せます。
※ネットの情報はマジで結構いい加減だし、50年も経過してれば実機に純正以外の何かが組まれていてもわかりゃしませんよ。
ワタクシは純正原理主義者ではないので動けばいいんですよ、動けば。
動かない純正100%の旧車より寄せ集めでもなんとか車検取って動き続けている個体に魅力を感じますな。
ポリシーのない変な改造は論外としてもね。
ちなみに・・
フォークなんて左右バラバラでも結構動いちゃいます。
こういうこと言うと叩かれるので小声で書いておきますが、
「KDX125SRなんて片側にしかダンパーついてないよ♪」
とか言うとみんな黙りますな。
アプリリアのレプリカもそんな仕様だったはずです。
確かに、スタビライザーなどで左右の動きを統一しようとするのもわかりますが、
公道レベルでそんなのほぼ意味がないし、素人が感じられるもんでもありませんよ。
病的に左右のフォークのバランスを取る人もいるし、それが正しいとは思うんですが、
そこまで厳密ではないのですよ、旧車なんてのは。
そんなことするくらいならまめにフォークオイルをマニュアルの規定量で換えてあげた方がいい気がします。
※フォークオイルの油面のはかり方を間違ってる人も結構いるし。
昔のバイクのフォークにはドレンボルトがついてて車体から外さなくてもオイル交換できたりしますが、
フォークのオイルってのはなかなか全部抜けませんので、
フォークを外して全部洗ってからオイルを投入するのが正しいのです。
オイル量も参考程度、油面はそれほど厳密ではないですよ。
※エア抜きもあるしね。
ワタクシ的には、
「よほど酷くない限りフォークの左右のオイル量に差があってもわからない。」
と思っています。
※オイルが滲んで漏れてたってわかんないやつはわからないのがフォークオイル。
セミエアフォークなんてオイル量とエア圧が全く一緒にするなんてけっこ難しいよ。
※左右をホースでつないでエア圧を均等にするとかあるけどさ。
フォークの動きの変化がわかりやすいのはフォークオイルの粘度だったりします。
前回フォークオイルの交換をしたのはいつですか?
〇〇年?そりゃ中のオイルが灰色になってることでしょうねえ。
※あまたでっかちで細かいこと言うくせに自分のバイクのフォークオイルの交換をしてない人は結構多いのが現実ですよ。
こんな記事もあります▼
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オイルシールの交換作業
ボルトが抜けない、シールが抜けない、シールを叩き込めないというフォークのメンテ三重苦です。
発注してたフォークシールが届いたので早速作業です。
この時期はすぐ走りに行っちゃうのでまとまった時間は取れませんが、
フォークシール交換なんて長くたって 問題がなければ 3時間もあれば完了するハズなのです。
※なので日曜の午後16時からの作業です(笑)
フォークオイルはだいぶグレーになっていますな。
※Kawasakiのフォークオイルは赤ですが交換したのは10年くらい前です(笑)
この時点でオイルだけになるのでウェスを大量に用意するのが吉です。
あと廃オイル処理用アイテムも。
当ブログはワタクシが作業しながら書いているため、作業中の画像がない場合が多いです。
オイルやグリス、汚れだらけの手で高級なスマホを触れないからですよ。
※いちいち文句言うな。 お前が撮影に来い。
普通の人は、
この後の作業であるフォークの下部にある8mmのヘキサゴンボルト(6角ボルト)がまず抜けませんな(笑)
普通の6角レンチで回そうとしても舐めるだけです。
※舐めると最悪フォーク丸ごとお釈迦、という悲惨な結果が待っています。
ので。
エアインパクトドライバーを使います。
アウターを固定することもなく一瞬で外れますよ。
エアツール最強ですな。

Z750D1のフォーク。
エアツール使わないとフォークの下側のボルトが抜けないのよ。
そのためだけに当倶楽部にはエアインパクトドライバー用の8mmの6角ボルト用ソケットが存在します。
専用工具ではありませんが、ほぼ専用で使っています。
※他に使うとこがないのよ。

エアインパクトレンチ。
電動インパクトの比ではないくらい、エアツールは絶大な効果があるのだ。
で。
このボルトが抜けるとインナーフォークがアウターから抜けるようになります。
インナーの状態を見ても点錆もないし、歪んでもいないように見えます。
※素人にはこの加減がわからんのよ。
Z750D1のフォークの特徴は「インナーにスライドメタルがない。」ということです。
結構メジャーな情報なのでネットでも調べりゃ出てくるネタです。
こんな記事もあります▼
でもね。
アウター側にスライドメタルっぽいものが内蔵されてるのですよ。
フォークのオイルシールの下にスライドメタルっぽいパーツが存在するのだ。
※シールの下にもう一個リングで押さえてるメタルが存在する。
が。
このパーツ、純正のパーツリストを見ても交換部品が存在しないのよ。
ということは。
このパーツがダメになったらフォーク丸ごと交換しなければならないということですね。
なので純正派の人は今あるフロントフォークを大事にした方がよいよ。
※見た目がそっくりな スライドメタルは今っぽい仕様の 非純正パーツはあるにはあるけれど十万円を超えるのは普通だから。
フロントフォークはZ1用とZ750D1用は違います。
キャリパーの取り付けピッチとかフェンダーの位置とか。
画像は昔からあるMORIWAKIのやつでZ1にはつかない。
Z1用はたくさん出ていますがサスはわけのわかんない安い奴よりちゃんとしたリプレイスメーカーのやつをお勧めします。
そんななので。
Z1系のフォーク修理と言えばオイルシールの交換が主なメニューとなるのです。
シールを抜く専用工具は存在するのですが、
当倶楽部では当て板噛ましてでかいマイナスドライバーを使っててこの原理で抜いています。
もちろん、自己責任です。
自信がなければこの手のツールを買っておいた方が無難。
フォーク自体を壊したら十万円以上の出費ですよ。
オイルシールは今でも普通に入手できるのがありがたい。
またダンパー部のスライド樹脂パーツ(フロントフォークピストンリング)も入手可能なので一緒に交換してしまうといいよ。
※樹脂のフロントフォークピストンリングは二種類あるのだけれど毎回間違って違う方を買ってしまうのだ。
これもちゃんとしたリプレイスメーカーの物をおススメします。
経験上、安い中華製のパーツは銭失いになる可能性が高い。
フロントフォークピストンリングもZ1用とZ1系の後期型では違います。
これらを交換したらフォークのインナーとアウターの油分をパーツクリーナーで洗浄します。
変質したいろんな油脂などのカスを取り除きます。
※錆とかも結構ある。
洗浄が終わったら各パーツを組付けます。
エアインパクトで外したアウターにインナーをセットして、
内部のパーツを組んでからアウター下部8mmの6角ボルトで組付けます。
※このボルトにはネジ止め剤を使いますので組付け時に仮止めでたらたら作業してると固着して大変なことになりますよ。経験あり。
ロックタイトには硬度が数種類あるのだ。
ここには潰れて密着するカッパーワッシャーが付いていますが大抵アウター部と一体化していますので慎重に取り除きましょう。
このパーツも消耗品なのでオイル漏れする前に交換したいですな。
でもブレーキホース組む時に使うカッパーワッシャーで十分対応可能。
今回もそうしたし。
※当倶楽部には大量にストックがある消耗品です。
オイルシールを組む際は、オイルシールの内側と外側にシリコングリスを塗布します。
オイルシールはフォークの上から嵌めるのです。
この際、シールを保護するためにインナーチューブのトップ部にラップをかぶせます。
これでフォークインナー上部のとがった部分でシールを痛めるリスクが減ります。
シールを滑らせてアウターにセットするのですが、シールドライバーを使えば一発です。
いろんな自作工具でフォークシールを組んでる人がいるみたいですが、
確実性を求めればこの手の専用工具はむしろ安い気がします。
※安い工具なんだしさ。

フォークシールドライバー。
単純な安い工具ですが重宝しています♪
これがないとうまく叩き込めないのよ。
自作ツールの人もいるけれどこれくらい安いなら買ったほうが早いし確実。
シールが定位置に打ち込めたらワッシャーとストッパリングを組み付けて終了。
今回は再利用したダストシールにも薄くシリコングリスを塗布しておきます。
※ケチらないでダストシールとワッシャ、ストッパリングなども新品にするのが普通。
ボロイとダサいパーツの代表格。
レストア時にはまず交換が前提ですな。
こういうパーツが普通に変えて3日以内に届く現代はZ乗りにとって非常に幸せですよ。
※今回はケチって錆びを落として再利用しましたが。
で。
組んだらフォークオイルを入れて油面を確認します。
※当倶楽部では規定量のオイルを入れたら油面は割と適当です。
数度ストロークさせて内部のエアを抜いたら、スプリングを入れてトップボルトを入れます。
※この際、凸型のワッシャーはスプリングの下側に入れるのが正解。スプリングは上下あるので要注意です。
この後はばらした時の逆の手順で組んでいきます。
組む時の注意点は、
スピードメーターワイヤーの取り付け時にワイヤの先の凹を間違いなくギア側の凸部にはめることです。
※力技で組んでここがダメになった例を何度も見ました。逆輸入ものには非常に多いケースです。
それと。
当たり前ですが各ボルトの締め付け忘れが無いようにすること、です。
実は某都内のタイヤ屋でタイヤ交換した際にフォーク下部のナットの締め付け忘れがあったことがあってさ。
ホイール外れなくてよかった。
あとで見返してぞっとしたわ。
※バイトにタイヤ交換やらせんなよ。元レーサーがアドバイスするという触れ込みでやってたタイヤ屋ですよ。
ちなみに・・
実は当倶楽部のZ1-RのフロントフォークにはZ1用の強化タイプが入っています。
リフレクターがついてるのはそのせいです。
左側のフォークがオイル漏れしたのですが、シール交換では対応できませんでした(´;ω;`)
アウターが歪んだらしく、どうやってもダメでして。
当時、Z1-R系の強化フォークはほとんどなくて。
MORIWAKIのやつを入れようとしてたんだけれど、当時のZ仲間から仕様変更に伴い使わなくなった強化フォークを安く譲ってもらったのだ。
でも。
自家塗装してラインも入れたのに Z1-R純正フェンダーが付かなくなり、
キャリパーもつかなくなりまして。
40年前に乗ってたZ2のPMキャリパー(当時は珍しかった)を引っ張り出して採用。
※当然、キャリパーサポートはZ2ピッチだったのだ♪
フェンダーはZ1000LTDかなんかの角ばったメッキ仕様の物を付けて解決。
※どっかの解体屋で1000円くらいで買った記憶がある。
Z1とそのあとのZ1系は結構細かく変わってるのですよ。
※なんでも流用効くと思ったら大間違いなのだ。
まとめ
バイクは製造から50年もたてばどこもかしこもおかしくなるのですよ。
人間と同じですな。
今回はフォークのオイルシールだけを交換しました。
※それに伴うオイルも交換しましたが。
しかも片側だけ。
※ストックしてあったフォークオイルがほとんどなかったのだ。
しばらくこれで様子見をしようと思います。
そういえば。
10年くらい交換してなかったな、フォークオイル。
この間、某カタナ乗りのフォークオイルの交換を手伝ったけれどオイルがドブの匂いでした(笑)
※入手してから20年経つけれど一回も換えた記憶がない、とのこと。でも一生乗るとか言ってる。がんばれAちゃん。
まあオイルが滲まなければ 面倒くさくって こういう作業はしないもんなぁ。
とはいえ。
フォークなんてのはバイクを押し引きするだけでも摺動するパーツです。
内部のオイルは
ありません。
車やバイクのオイルとしては比較的優遇されてると言ってもいい。
だからと言ってオイルなので交換しないわけにもいかないんだよね。
大ごとになってからだと余計金かかるしね。
フォークのオイルシール部は普段はダストシールの下に隠れているので目につかないしねえ。
実際に自分の目で見たことない人も多いのではなかろうか。
たまにフォークシールがガビガビになってひび割れてる古いバイクってたまに見るけど貧相に見える。
ダストシールがダメになると水の侵入を許し、油分が抜け、インナーが錆びてオイルシール部が痛むという悪循環になるのだ。
センスタさえあれば 大した手間じゃないので直してあげりゃいいのにね。
話がそれた。
マニュアルによればフォークオイルは定期交換するようになっている。
走行距離や車種にもよるけれど長くても3年くらいじゃなかろうか。
工具さえあれば自分でやっても大したことない整備なんだけれど、
今どきはセンスタがないバイクが非常に多いので自宅でのフォークオイルの交換はハードルが高いのも確か。
みんなどうしてるの?
ショップにお願いしてるのかねえ。
※工賃とかいくらくらいなんだろうか。
っていうか。
10年乗ってても一回もフォークオイルもシール類も交換してないバイクがほとんどなんじゃなかろうか。
そんなの気にしたことなというライダーが大多数なハズ。
フロントフォークは酷くオイルが漏れてなければ車検ではほぼ全く触れられない箇所だし、
多少滲んでるくらいだと平気で車検通ったりする。
※車検でやる整備チェックってほとんど意味ないよね?
最近の旧車マニアは結構そんな感じの人が多い気がしますが、
本当のマニアは見えないところに金掛けてほくそ笑んでる変態が多いんだよねえ。
※でもマニアの 行動力はともかく マジで知識量は半端ない。ワタクシが足元にも及ばないレベルです。
旧車ブームとか言われていますがこれが旧車のリアルです。
※中古車専門ショップの納車整備って具体的にはなんなんだろうね?(笑)
中古の旧車を買ったらオイルや水は全交換が基本というのは本当だね。
赤いオイルがグレーになってるのはやはりいただけない。
※前述のカタナのようにドブの匂いはしなかったけれど。
当倶楽部の個体の整備も気を付けてやらねばならないな。
※整備手帳とか昔付けてたけれど、あまりにいろんなことやりすぎて最近は書いてないのだ。
とはいえ。
10年くらい何の問題にもならなかったし、問題なく動いてる ように見える のも確か。
基本的にはフォーク関係の整備ってオイルが滲まなければ対応しないんだけれど、
だからって手を入れないのも違うと思うし。
そもそも摺動部のオイルが変質してていいわけないのだ。
というわけで。
2026年の梅雨の時期に全車種のフォークオイル交換をしてやろうと思っています。
ナフサ不足でオイル類が軒並み高騰してるので予算がないのですがね。
※オイルってこんなに高いの?!って思うよ。特に2stオイルは狂った値段になってるよ(´;ω;`)
ちなみに・・
今回、フォークを外したついでにキャリパーの清掃もしました。
※ついでなので。
キャリパーのピストン揉みだしも最近してなかったからね。
これ、ちゃんとやってると取り回しの時にキーキーいう引き摺り音がなくなるんだよね。
※パッドの後ろにつけるクワイエットジェルとかピストンの動きが渋いまま使ってもあんまり意味ないのよ。
ブレーキのピストンがディスクに触れない位置に戻る力はキャリパーのシール部のゴムの弾力だけなんだよねえ。
※パッド外してブレーキレバー握るとキャリパーピストンが出っぱなしになって戻らないのはどういうことか考えればわかるよ。
ブレーキのピストン回りはシリコングリスを多用するポイントでもあるのだ。
確かに市販車のキャリパーにはピストンを守るダストシールがあるし、
ピストンはメッキ加工されてるので外周が錆びることはあんまりないのだけれど、
ここも摺動部だし、シール部のゴムとピストンが融着しがちなのでグリスアップは効果があるんですよ。
※10年もばらしてなけりゃ、グリスが残ってないのが普通。残ってても変質してるのも普通。
特に。
社外品のレース用カスタムキャリパーにはダストシールなんてないのでちゃんとメンテしないと、
錆びたピストンがシールを破ってフルードが漏れ、ブレーキレバー握ってもブレーキが効かないなんてことになるのだね。
※パッドを交換するときにピストンを押し込んでシール破損、というパターンが多い。
レース用はなんでも公道で使うのは無理があるんだよね。
耐久性を度外視して性能を突き詰めてるので全部寿命が短いのだ。
※その割には高価だし公道用との差はそれほどないんだけどね。
ちゃんとした知識と覚悟がない改造は意味ないよ、というのはこういうことです。
たかが遊びで金かけて怪我したり迷惑かけたらたまらないのよ。
そうそう。
ブレーキ回りはもちろん、ゴム系の摺動部のグリスと言えばシリコングリスですよ。
比較的高価ですがバイク乗りは持ってて損はありません。
普通のグリスを使うとゴム部がぶよぶよに変質して本来の動きをしなくなります。
ブレーキは圧が抜けて効かなくなるし、ダンパー類はオイルが抜けて効かなくなるし、Oリング系はシールが効かなくなります。
実は非常に怖いんですよ、グリスの間違いは。
※樹脂は変質するとすぐ割れたり破けたりと耐久性が一気に落ちるのだ。
グリスの適材適所は死活問題なので、しっかり学ぶべきですよ。
※安い万能グリスとか使ってると固着したりします。本当に命に係わるヤバい個所があるのですよ。
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