腰痛はつらいです。
なにせ、息ができないくらい痛いです。
寝返りが打てない、トイレにも一人で行けない・・
そしてその辛さが人にわかってもらえないのです。
でも。
効果的に筋力付ければヘルニアは克服出来る場合がある!
と言う記事です♪
当記事の目次
腰痛は改善できる場合がある
ワタクシは会社の奴隷作業で腰を痛め起き上がれなくなりました。
二度と起き上がれなくなるかと思いました。
重度のヘルニアと診断され即入院でした。
ワタクシの場合、
前日から腰と足の先に痛みを感じました。
朝起きたら寝返りも打てないほどの激痛でした。
起き上がることもできないので朝一で救急車を呼びました。
救急車で搬送されたその日に重度のヘルニアと診断されました。
そのまま2カ月の入院でほぼ寝たきりです。
※障害者認定にリーチがかかりました。。
正直、
もうバイクは乗れないかなぁ
と、諦めかけました。
でも、
どうせ一度の人生なので出来ることは全部やる!
という精神でひたすらリハビリしました。
リハビリ開始時点では、歩くことも直立もできませんでした。
マジでこんな感じでした。
リハビリと生活習慣改善で腰の痛みは克服しつつあります。
※今でも軽く腰が痛いことはあります
それでも、現在は腰痛に起因する通常生活への影響はほとんどありません。
現在は、普通に運動もできます。
もできるようになりました。
※もちろん無茶しないようにはしています。
腰痛がなく普通に生活できるということは本当にありがたいです。
※普段から腰の負担を常に頭に入れるようになりました。
腰痛については人によってそれぞれ腰痛の原因は違います。
細かい施術的な話は専門家に任せるとして・・
ワタクシはこういう対応・対策をしましたよ、という紹介をしてみようと思います。
ちなみに・・
ヘルニアの手術はしていません。
ヘルニアの手術後、再発した知り合いが何人もいて不安でした。
医者と相談の上、手術で対応するよりも身体を鍛えて腰痛克服の道を選びました。
※現在もリハビリは続けています。
結局、手術はしなくてもここまで回復できました。
ヘルニアの克服には手術は絶対ではありません。
腰が痛い時はバイクに乗らないほうがいい
腰痛の人は無理してカッコつけてバイクなんか乗ってる場合じゃないですよ。
人間は腰が大事なんです。
人間は普通に生きてるだけで腰を痛めがちです。
人型をとってるだけで想像以上に腰に負担がかかっています。
※整骨院の先生によると、モビルスーツみたいなロボが倒れたら、まず間違いなく腰部分が壊れるらしいですよ。
若いうちは筋力がしっかりしているので何とでもなります。
適当に年を取ると体幹を支える筋力が落ちてきます。
※30歳超えたら筋力は想像以上に落ちていますよ。
仕事も腰にいいこと一つもないです。
デスクワークでも、現場仕事でも腰に負担がかからないものはないんじゃないかな?
※早く自由になりたいもんですわ。
はっきり言えばバイクは腰に負担をかけます。
押しらり引いたりすると気に腰が入らないとバイクは動きませんよ。
※腕だけで取り回しをすると余計腰に来ますしね。
腰痛時には無理して勢いだけでバイクに乗っても良いこと一つもありません。
腰痛はバイクに乗ることで回復することは絶対にないです。
※精神的には解放されるかもしれませんが腰へのストレスは相当なもんです。
バイクで余計腰を痛めて再起不能なんてかっこ悪い
無理すればするほどダメージが蓄積するのが腰痛です。
バイクは乗るだけでも腰にダメージが蓄積しやすい乗り物です。
バイクに乗り出すときに、
腰痛きそうだな・・ヤバいかな?
と思ったらその日はバイクに乗るのをいったん保留したほうがいいです。
軽度な腰痛がバイクに乗ることで激痛になる危険性があります。
取り返しがつかなくなることがありますよ。
※バイク乗りをやめる必要はないですよ、念のため。
特に
腰痛時にはこういったバイクに乗るのは絶対やめたほうがいいですよ。
腰痛持ちは腰に負担がかかる種類のバイクには乗らない方がいいです。
※腰痛持ちは軽くてアップハンドルのバイクの方が向いていますよ。
ワタクシも腰痛後に最初に乗ったのは軽くてアップハンドルのオフロードバイクでした。
腰痛対策としてバイクに乗れないときは体幹を少しずつ鍛える
体幹というか腹筋背筋を鍛え続ける・・これに尽きます。
これを徹底するだけで腰痛はだいぶ抑えられます。
腰痛持ちの人がバイクに乗る場合、筋力の強化は24時間365日意識しましょう。
※雪国は冬の間バイクに乗れないので散歩は筋力付けるリハビリです。
腰痛がほぼなくなった現在でもいい姿勢の意識と散歩は続けています。
腰が痛すぎて全く歩けない時期もありました。
ので、その際にやったことは以下の通りです。
歩けないけど筋力アップ?
最初はお腹をへこませてキープ
思いついたらお腹をへこませる・・
これが癖になるくらい続けます。
慣れてきたら常に腹をへこませて、
凹ませた状態から呼吸をするたびに、みぞおちあたりの腹筋に力を入れるだけです。
※1時間もやるとかなり疲れます。
仕事中でも車の運転中でもできます。
実はこの動作は腹筋がつきかなりお腹が凹むという副産物があります♪
少し痛みがなくなって来たら?
ゆっくりスクワットを取り入れました。
なんちゃってスクワットでいいんですよ。
そんな筋トレチックなものではなくても。
真直ぐ立って、上体を立てたまま膝を曲げ伸ばしするだけです。
しかも適当に疲れたらやめるくらいでも全然いいです。
そのうち、片足でスクワットもやるようになりました。
※これが体幹に素晴らしく効果があります。
スキーで片足で滑れるくらい体幹とバランス感が身に付きます。
ストレッチは必須
特に寒いときはしっかりゆっくり全身の筋を伸ばしましょう。
ワタクシの場合は、
腕の先から肩甲骨を通って腰につながる筋が張りました。
仕事の休憩時には全身を使ってこの筋を伸ばしました。
※身体って繋がってるなーと強く思ったもんです。
リハビリを始めた当初は背筋のストレッチするだけで背中の筋がつりそうになりました。
入院で寝たきりだったので背筋周りがおかしくなってましたね。
柔軟性も大事なんだなぁ、と実感しますよ。
腰回りのストレッチする際は、とにかくゆっくり少しずつ動かす。
痛いからと言って、腰回りをかばって動かさないと余計身体が凝り固まります。
椅子に座ったままでも腰から上体を左右にゆっくりひねるとかやっています。
ストレッチも適当に無理なく続けることです。
常時腰の痛い部分を強化した筋力でガードするつもりで徹底して鍛えましょう♪
とにかく、多少痛くても無理なく続けることです。
腰回りの筋力アップはすぐには結果は出ません。
※背骨を筋肉で支えるイメージでトレーニングしてました。
ちなみに・・
腰痛では基本とされているコルセットや腰痛ベルトはほぼ使いませんでした。
※腰痛ベルトは入院時に購入させられました。
でも筋力を補助するようなアイテムは頼りすぎると筋力低下につながるとのことだったので・・
リハビリの最初のうちは痛すぎて腰痛ベルトを使わざるを得ませんでしたけどね・・
※もう腰痛を何とかしたくて藁をもつかむ思いでした。
コルセットって、痛みを緩和するというより締め上げて背筋をフォローする、という感じですよね。
意外に安いな・・病院でで買わされたのはもっとダサくて高かった・・
腰でものを持ち上げる癖を直す
荷物を運ぶとき膝を使ってしゃがんでから持ち上げる癖を付けましょう。
面倒でも腰を落として膝で持ち上げるイメージです。
この癖が付くと、腰痛再発防止にもなります。
膝がまっすぐで腰だけでモノを持つと全部ダメージが腰に来ます。
自分がしゃがみこんでモノ取るという癖を付けましょう。
軽いものでも膝を曲げて拾い上げる癖をつけるといいですよ。
最初は面倒ですが、だんだん無意識にしゃがんでモノを取るようになりますよ。
両方やってみればいいですよ。
いかに腰に負担かかってるか?
自分で納得することです。
メンテナンスなどのガレージ作業はしゃがんで物を拾う工程が多いです。
しゃがまなくていいようにツールワゴンを導入するといいですよ。
冬はガレージは冷えるし工具は冷たいしツールワゴンがあると超便利です♪
※自作するのも手です。ワタクシは自作しました。
ツールワゴンは三段は欲しいです。
両脇にドライバーを突き刺して置けるトレーがあると便利♪
腰痛は体の左右のバランスで解消する
直立してるときに、どちらかの足に体重をかける癖がある人は腰痛になりやすいです。
意識して左右のバランスをとりましょう。
ただ立ってるだけでも身体の左右のバランスが悪い人は多いです。
どちらかの足に常に体重掛けてないですか?
これって即座に腰痛につながります。
ワタクシの場合、
過去に左足を骨折した経験がありまして。
左足を無意識にかばってるようなんですよ。
言われてみれば、直立するときに片側の足だけに体重掛けがちでした。
直立するときは、
両足に体重掛ける&左右交互に体重掛ける
ことを意識しています。
ちなみに・・
上記にも書きましたが・・
バランスよく体幹鍛えるために片足での軽いスクワットをやっています。
最初は片足で立ってだけでも難しいくらい身体のバランスが取れてませんでした。
毎日昼休みに片足20回ずつ、続けてたらいつの間にか普通にできるようになりました。
※スキーも片足(左右どちらでも)で滑れるようになるくらいバランス感覚が身に付きます。
腰痛持ちは絶対に身体を冷やさない
寝る時にはA3サイズの赤外線の温熱パッドを一年中使っています。
冬は、暖かくていいんですが真夏でも使っています。
腰は冷えると途端に痛くなるんですよ。
冬はもちろん、夏の冷房も腰に来ます。
腰痛持ちは冷房が嫌いになります。
ワタクシの場合、車の冷房は最低限しか使いません。
腰が痛くなるからです。
とにかく、絶対に腰は冷やさないようにしましょう。
夏は汗をたくさんかいたとしても、腰だけは冷やしてはいけません。
冷やすと腰がてきめんに痛くなるんですよ・・
真冬は笑われようと完全防備です。
下着はユニクロとかホームセンターのヒートテックみたいなものをフル装備です♪
バイクに乗るということは身体は冷えるということです。
腰回りは完全防備で望みましょう。
これがほんとに効果があります。
まず横になっていきなり楽になります。
※確か5万円近くした記憶がありますが、今はかなり安くなっています。
今でも旅行には、もちろん持っていきます。
キャンプイベントではバンガローでも使っていました。
身体をストレッチでほぐした後に、腰を温めながら寝るのが一番痛みを和らげる効果があったように思います。
※厳密にはこの商品ではないですが機能は同じです。
とにかく、腰を冷やさないようにするのにお金をかけました。
ちなみに・・
腰が痛い間はキャンプも車中泊もやめたほうがいいです。
テント泊では、いくら断熱のマットを敷いても地面からの冷気で腰が冷えます。
おまけに地面もゴツゴツしてるので一気に腰が痛くなります。
テント泊で雨が降ると100%腰が冷えて激痛になります。
※秋のキャンプイベントでは、申し訳ないけどバンガローを使わせてもらっていました。
車中泊では身体に無理がかかる体制になりがちです。
身体が凝り固まるとこれまた腰が痛くなります。
※みんなが楽しんでる最中、自分だけ腰痛いのはホントに情けないので避けるべきですよ。
腰痛持ちは軽いバイクでリハビリをする
ワタクシは腰痛が落ち着き始めた頃にリハビリとしてYAMAHA TT-R250を一時的に使っていました。
軽くて上体が真直ぐになってセル付きだからです。
腰痛が一番ひどい時はバイクに乗るのは絶対無理でした♪
大体またがるために足が上がりませんでしたし。
リハビリ中にどうしても参加したいバイクのキャンプイベントがありまして。
出先で泣き言を言わないという条件で嫁にイベントの参加を許可してもらいました。
でもリハビリ中のワタクシには乗れるバイクがなかったんですよ。
どちらも腰痛が悪化するのは目に見えていました。
そこで・・
というわけでYAMAHA TT-R250を使ったわけです。
※ワタクシのリハビリがある程度済んだあと、TT-R250は友人に買い取られていきました♪
腰痛で入院してから2か月、とりあえず退院したもののまだ真直ぐ立つこともできず自宅療養中でした。
※足をあげてバイクにまたがることもできませんでした。
それでも、
クラッチをミートした時に感覚は明確に覚えています。
その時は、
嫁に内緒で近所をぐるっと回っただけでした。
あーここまで回復したんだー♪
と感激しました。
※この時点ではまだ腰痛ベルトフル装備&ロキソニン(鎮痛剤)飲みまくりです。
実はこの頃、バイクで風を切って走るのは半分あきらめていました。
当時は本気で重たすぎるZ1-Rにはもう乗れないと弱気になってました。
※ここまで来ると執念です。
バイクと腰痛のまとめ
腰痛になったらそれ以上悪化する前にバイクはいったん保留しましょう。
徹底しましょう
腰痛は完全回復はしません。
腰痛と上手く付き合っていくことでバイクライフを続けることは全然可能です。
最終的にはバイクに乗りたいという執念ですかねえ・・
腰痛でもバイクに乗ることを絶対諦めないことです。
それに、
極力無理をしないことです。
※さらに言えば痩せると一気に腰痛が楽になりますよ♪
ちなみに・・
腰痛対策には信用できる整体師さんのアドバイスもあるといいです。
実はワタクシが退院後に通った整骨院の整体師さんが重度のバイクマニアで(笑)
特にモンキー系の話を始めると止まりません♪
※今でもたまに顔出します(いかないと怒られる)
ワタクシとバイクの話が盛り上がって他の患者さんを待たせることもしばしばです(笑)
※腰痛が縁となっていい知り合いが出来たりするので人生わからない♪
ワタクシのバイク仲間の腰痛持ちも何人もその整骨院を紹介しています。
※みんな整体師さんにつかまってバイク話で盛り上がりすぎ、他の患者さんから白い目で見られるという同じ目に合っています。