ツーリング バイク

雨天のバイクツーリング、おすすめ装備は?専用レインウェアって必要?何を持っていく?

これで水没しても自分のせいだぜ。

qimono / Pixabay これで水没しても自分のせいだぜ。

Toos

実はツーリングに適したシーズンは雨が多いんですよ
しかも連休とか結構な割合で雨降ってる気がします

でも休みが少ないので無理やり出撃してるライダーも多いのでは?
ワタクシが日本中を回ってた時の雨天時の対応策を経験に基づき、具体的な考え方をまとめてみました

余計なお世話コメント

この記事は、会社のPCでネットサーフィンでサボりつつ、ツーリングを計画してる人向けです
※ばれないように慎重に盗み見てください。ばれても知りませんが

もちろん携帯からは何時でもご覧いただけるようになっております
そんなわけで、よろしくお願いします

いきなりだけど基本的に雨なら出かけないほうがいい

雨が降るとわかっていたら基本的には出かけない

いいんですよ、無理に出かけなくても
※雨天ツーリング好きな人もたまにいますが

軟弱といいたければ言うがいいさ♪

雨天でも無理やり出かけることもあるにはあるけど、どうしてもという場合を除いて出撃は控えるようにしているのだ
やはり危険度と疲労度が段違いだし、景色も見えず、楽しくないので。

かつては台風の中誰もいない峠を越えて、東京~長野間をした道で走ったこともあるけど、今ではワタクシは安全第一主義だ
遊びで死んだらかなわんのだ
ツーリングはいつでもできる

※目的地で装備前部を乾燥させてもらえるとかなら、話はまた別だがロングツーリングで雨天続きの予報ならワタクシは行かない

それでも「基本的に」であって、「絶対に」ではないのだ
※行かない割合がかなり高いけど「臨機応変」ってやつですよ

思っているよりもバイク自体も過酷な状態

雨天走行すると車体の油分、グリス類があっという間に無くなる

雨天走行後は確実にワイヤーの中、チェーン、各動作部のグリスアップをしておかないと動きが渋くなるし、いいことないです
新品チェーンでも1時間も雨の中を走ればかなり油分飛びますよ

-->バイクのワイヤー類のメンテはこちらにまとめました

タンクキャップの形状にもよりますが、雨水は容赦なくタンク内にも侵入します
放置するとタンク錆びますよ

それに、雨天走行後はエアクリーナーも乾燥させてあげましょう
エアクリボックス取り払って雨天で走行したバイクは、エンジンに大量に水を吸っています

エアクリボックスには「雨水を車外に逃がす」という重大な役割があります
※エアクリボックス内にゴムのダクトがあるバイクも多いですが、これは雨水を排出するように工夫されていますので、ご自分のバイクでご確認を!

そんなわけで、エアクリボックスは取り払うといいことは一つもありません
※なので後付けでレーシングキャブつけるのはあんまり賛成しません

途中で雨に降られちゃったら仕方ないので、早めに雨天装備のタイミングを見極める

ツーリング中にいきなり雨天になることもあるので、レイングッズは早めに天候を見極めて装備する

山越えでの天気豹変、ロングツーリング、ゲリラ豪雨などいろいろありますが・・
そうなったら腹をくくりましょう

ポツッときたら、速やかに雨に濡れない場所を探して全身雨天フル装備したほうがいいですよ
ぎりぎりまで装備しない人もいますが、対向車のバイクが雨天装備しているようなら早めに対応したほうがいいです
※雨天での装備は気分がへこみますし、濡れた後に何着ても意味ないです

雨天でのキャンプツーリング時はテントを張らない方向で

宿があれば思い切って泊まってしまおう

ワタクシたちは基本宿とかきめないキャンプツーリングですが、臨機応変に対応します
キャンプ場にたどり着いてもテント張れるところが水浸しとか結構あるので、逆に割り切って宿を探すのも大有りです
※雨天でのテントの設営、野営、撤収はそれだけでかなり消耗するのだよ

空いている宿があれば泊まってしまいます
ロングツーリングほど体力精神力とも無駄に消費したくないので。
※数年前の東北ツーリング時、あまりの雨天続きに同じ宿に二泊したことすらある

大雨で宿が取れない場合、大き目の公園の東屋や無人駅、バス停などをお借りして寝ることもある
そういった場所をお借りする場合は、来た時よりも美しくして立ち去るのがお約束だ
朝無人駅の掃除してたら、近所のおばあちゃんにトマトもらったこともある♪

決しておすすめはしないが、電話ボックス内に体育座りで寝たことすらある
※だって道路が川のようで進めないんだもん。今では電話ボックスは見かけなくなったけどねえ

雨天ツーリングは、いかに身体が濡れないようにするか?

雨天装備については各ライダー色々こだわりがある

帰宅中の真夏の夕立とかなら笑えるんだけど、野営の際は体が冷えるのは避けたいところ
公共の場所ではかなり遠巻きに見られますよね、ずぶぬれライダーは公衆浴場に行っても、食事どころでも結構敬遠されがちです
そりゃ、ファミレスとか家族連れがいるようなところに、ずぶぬれライダーが来てごらんなさい、家族団らんが一瞬止まりますよ

ちなみに・・
ワタクシが思うに、雨天時の食事は吉野家さんのカウンター席がベストではないかと。
カッパのズボンを膝まで下げれば、お店のシートを(あんまり)濡らすこともないし

昔から吉野家さんは、多分ライダーには寛大なので日本中でお世話になっているのだ
※一時期株持ってたくらい

雨天時の靴(ブーツ)で最強なのはゴム長靴

ライディングブーツ&ブーツカバーよりもゴム長が最強というか無敵

いったん濡れると足先から冷えて来るんですよねえ、真夏でも。
ライディングブーツにいくらカバー掛けても絶対にぬれます
※何度も破ってるし、ブーツカバーは消耗品の癖に結構高い

こういうそっけない安い長靴で十分

bboellinger / Pixabay こういうそっけない安い長靴で十分

レジ袋で、という人もいますが絶対的に強度がない上に破けると停止時に踏んだりして危ないです
※しかも意外に滑って危ないんですよ、アレ

いったんやったらやめられないのが、雨天時のゴム長装備

っていうか、ブーツカバーとか比較にならない防水性です
遠目に見ると全然普通ですし、カッパを着てるのであればむしろ普通に見えます

ホームセンターで一番安いゴム長で十分です
問題は、嵩張ることですかね?
晴天時は、荷物にくくりつけておけばいいんですよ

雨天時の手袋(グローブ)で最強なのは台所用ゴム手袋

台所作業用の厚手のゴム手袋がいいです

なるべく手首まで覆うような長めの奴が最適です
これプラス、内側に100円均一の安い薄手の手袋(ドライバーグローブとして売ってたりする)をしています
ゴム手袋は濡れないけど結構冷たい上に、ゴム臭が手に着くとなかなか取れません

これとカッパの上着の袖を組み合わせて雨水の侵入を防ぎます

レインウェア(カッパ)は消耗品なのでホームセンターの奴をこまめに変える

バイク用のカッパとかレインウェア、グッズは高価すぎるので不要

最近は、ワークマンのバイク用装備一択ですが、ホームセンターの園芸用とかで十分です






↑さすがに働く男の店だけに、機能も値段も納得だ!つい新素材のグローブとか、安全靴(長靴もある)を買っちゃう

格好よりも値段と機能です
1万円のカッパでも3千円のカッパでも、破けますよ
※高速で飛ばすと空気はらんで破けやすい

農作業用をはじめ、各種外作業用のカッパには安価でもリフレクタ付とか、裏地のメッシュとか考えられているものが多いです
これがバイク用と謳ってるものの半額以下なら使わない手はないです

ただし、裾が細めに出来てたりしますので各々加工しましょう
先輩は、裾はカッターで裂いて、ゴム長をはき、外側はサランラップで巻いてた(笑

ヘルメットのシールドのくもり対策

フルフェイスは特に曇るので普段の手入れが大事

ワタクシはシールド部には、Wako'sバリアスコートでコーティング加工しています
面倒くさがらずに、シールドを外して内側も外側もしっかりコーティングしておくとかなりマシです
※雨粒が玉になって落ちるのを目の当たりにできます

-->バリアスコートの記事はこちら。やっぱコスパ最高だわ

洗車から、雨天対策までこれ一本でフォローできます♪

とはいえ、湿度が高い状態では内側は曇りがちなのは確か
汚れやほこりがあると、それに呼吸の水蒸気がまとわりつくのでマメに拭くことにしています

雨天時は特にタオルと着替えは複数小分けに持っておく

お風呂にたくさん入るわけではなくても持っておくといいです

全身ずぶぬれになったら下着まで着替えちゃえば全然違います
一日中豪雨の中、数百キロ下道で峠越え含むツーリングを何度もしていますが、もう全身濡れちゃったら思い切ってあずま屋とかで下着まで着替えちゃいます
※体温の保温状態が一気に変わるので耐えて走るよりも全然快適です

ぼろいタオルで十分。痛んだらそのままウェスになる

Alexas_Fotos / Pixabay ぼろいタオルで十分。痛んだらそのままウェスになる

ただ、一か所にまとめてツーリングバッグに突っ込んでおくと着替えが丸ごと水没してることがありますので、着替えやタオルは、コンビニ袋(2重)に小分けに入れておくといいですよ

ちなみに・・
完全防水バッグはかなり頼りになりますが、少しでも濡れたタオルを突っ込んで気温が高い中を走ると数時間で猛烈に臭う上、他の荷物に匂いが・・

まとめ

基本的にバイクで雨天は走らないほうが身のため

ツーリングは、安全に走って、完全な状態で帰ってくることが最重要です
バイクは、基本的には雨天でも走れるようにできていますが、すべての面で晴天時の半分くらいしか面白くありません
※でも思い出に残ってるのはこういう雨天時とかのツーリングだったりするので、経験はしておくべきではあるとは思う

雨天でどうしても走らなければならない場合は、普段より一層注意して走りましょう
高速で飛ばすとかもってのほかですぜ
高速では、適当に車間距離とって巡航するに限ります
※Z系は雨天ではブレーキが全然効かないので車間距離が超大事

そして雨の中を走り終えたら、神経質かもしれませんが、ちゃんと油脂系の整備は必須です
バイク自体の寿命が全然違います

とにかく、水にぬれて体を冷やすと普段できてることでもできなくなります
夏でも結構冷えます
濡れたまま、標高の高い峠越えなどでは一気に体温奪われます

しかも雨天装備はかさばるし動きづらいので、思い通りに動けない
これが原因で転倒とか事故とかは極力避けるべきだと考えます
こういうことを、念頭に入れたツーリングプランを立てましょう

雨天時にバイクに乗る際は装備と工夫次第では、かなり身体を濡らさずに走ることが可能です
それは高価な道具を買えばいいというものではありません

工夫と発想で乗り越えましょう♪
↑これが重要、というか言いたかったこと

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Z1-Rに乗り続けて30年
東京から長野に移住して15年
ロータスヨーロッパに乗り始めて10年
そんなワタクシのリアル実体験「北信州のりもの倶楽部。」です。
車・バイク共に旧車生活の長さや田舎への移住経験、気が付いたことを記事にしています。
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