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ハッチバックやワンボックスの車に乗って、雨や雪の中を走ると一気に車の背面が汚れますな?
また、未舗装路を走ると、タイヤハウス前後が泥で汚れますな?
こうれはどういうメカニズムなのか?
対策はあるのか?
という記事です。
当記事の目次
汚れっぱなしの汚い車は安っぽくダサく見える
![](https://toos-lotus.com/wp-content/uploads/2019/04/01_a.jpg)
どんな高級車でも汚れた車は、だらしなく見えます・・
特に、ハッチバックやリアゲートを装備している車に乗っている人は背面の汚れが気になりませんか?
汚い新型の高級車よりも、
ピッカピカの古い軽自動車の方がオーナーさんの愛着を感じますな♪
ともあれ、趣味車が汚れてたりするとなんだかがっかりしますよねえ。
特に黒系の車の背後が白っぽく汚れてると残念な気がしてなりません。
黒いものはより黒く♪が綺麗に見えるコツです。
そんなことない?
・・あれ?おかしいな。
車の色で目立つ汚れは結構違う
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車体色が薄い車は黒っぽい汚れが目立つんですよ。
![冬は一回ドライブ行くとこれくらい汚れる](https://toos-lotus.com/wp-content/uploads/2019/02/DSC_0549-1-300x225.jpg)
冬は一回ドライブ行くとこれくらい汚れる
この汚れを見てグッタリするのは毎年恒例だ。
一般的に・・
雪の季節はは、融雪剤の塩カル水溶液を巻き上げるので白く、
未舗装路は、泥交じりの水を跳ね上げるので茶色くなる傾向があります。
黒や紺の黒っぽい色の車に乗っているは白濁汚れが目立つんですよねえ・・
※雪国は塩カルの水溶液がざぶざぶかかるので。
白や黄色の明るい系色の車の乗ってる人は泥汚れなどの黒っぽい汚れが目立ちます。
※汚れは銀系のボディカラーが一番目立ちませんが、汚れは一緒なので無頓着だと一気に錆が進みます。
自分の車はあんまり汚れていないと思っていても、もれなく汚れていますよ、目立たないだけで。
意外かもしれませんが、車は路面の水や泥をかなりの量はね上げているんですよ。
雨の高速道路などで、トラックやバスのタイヤが激しく水しぶきを上げてる姿を見たことあるでしょ?
普通車でも未舗装路でハンドル切って走る(当たり前だが)と、ボディに結構泥が付いた経験ないですか?
特に、フロントタイヤ回りの外側に。
まあ、落ち着いて次の章を読んでみてつかぁさい。
車の後ろばっかり汚れるメカニズム
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けしてどっかから飛んできた汚れが車体背面に付くわけではありません。
どんな車でも汚れた水を自分で巻き上げています。
原因は、もうこれに尽きます。
車は自分で走りながら、自分で汚しているんですよ。
![下から跳ね上がってるのがわかるかな・・](https://toos-lotus.com/wp-content/uploads/2019/02/DSC_0548-300x225.jpg)
下から跳ね上がってるのがわかるかな・・
そりゃ錆びるよな、って感じです。
車の後ろ側で起きる負圧空間と空気の巻き込みです。
※これを利用してスリップストリーム走行というのがあります。
最近の車はね
したがって
というメカニズムです。
特にハッチバックは顕著ですね。
飲み屋で語れるネタとしては
コーダトロンカ
という空力デザインの一種で昔の車には、後ろをストンと切り落としたようなデザインの車が結構あるのだ♪
↓結構かっこいい車ばっかり。アルファロメオ・スパイダーベローチェとかいいなぁ♪
-->コーダトロンカはここに詳しいよ♪
また、話がそれました。
なので、
などなど、何らかで汚れた水溶液の上を走ると車の背面はてきめんに汚れます。
タイヤの後ろのボディ部分をリアオーバーハングと呼んだりしますが、
現在の車は大体、車内のスペースを確保&運動性能を上げようとしています。
そのため、
なるべく車体の後端にタイヤがついている構造でオーバーハング部分が短いんですよ。
オーバーハングが短いとより一層、路面の水をまき上げて余計に背中にかかる、っていう寸法です。
トランク部が車体後方にあるセダンのようにオーバーハングが大きくなると、旋回時にボディ前後の重量が邪魔になるデメリットがあります。
その反面、
跳ね上げた水はボディ下部で遮られ、車体の背面に届かないというメリットもあります。
※トレードオフってやつですね。
また、高速走ってるトラックやバスの水の跳ね上げを想像してみてください。
あれは極端な例ですが、あのレベルで路面の水分を跳ね上げてまき散らしているんです。
※車高の低い車で雨の高速走を走る際にトラックの横走ると恐怖ですよ。安全保証の一切ないスプラッシュマウンテンです。
車の後ろ側の汚れ防止の対策はあるのか
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※前の車が水を跳ね上げたらそこは水が溜まっています。
水たまりを避けるったって、アスファルトの轍部には水が溜まってるわけです。
雨天で車に乗る以上、水たまりを全部避ける運用は絶対に無理です。
後方が汚れるというのは一応メーカーもわかっているようで、
後方視界の確保するために3ドア、5ドアハッチバック車には結構な割合でリアワイパーを標準装備しています。
![リアワイパー、結構好きな装備](https://toos-lotus.com/wp-content/uploads/2019/02/DSC_0546-300x225.jpg)
リアワイパー、結構好きな装備
一瞬しか綺麗な状態が持ちませんので、ウォッシャー液の残量は常にチェックです。
軽自動車にまでかなりの割合でリアワイパーが標準装備になっているというのは、
メーカーも
「背面は汚れるよ、ということを知っている」
からにほかなりません。
一円でも安く商品を作ろうとしているケチな車業界が、真っ先に削られても仕方ないような装備を残しているのは不思議だだと思いませんか?
ほぼ間違いなく確信犯ですな。
たまにリアワイパーの動かしかたさえ知らない人もいるようです。
※車って入手時に全部のスイッチを動かしてみるのは基本だと思ってましたが意外に知らない人もいてびっくりします。
ワタクシはルームミラーで視界が確保できないことに結構ストレスを感じる方でして、リアワイパーを良く動かします。
※トラックとか実質ルームミラーが飾りというか車検用って車もあるんですがねえ。
後方の視界確保的には、これでいいとして・・
背面が汚れるのをどうにかしたい、でしたね。
背面汚れの防止策にはマッドフラップというアイテムがある
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ちょっと仰々しいんですがね・・
要するにタイヤの後ろ側についてる、ゴムやビニール、樹脂製でできている泥跳ね上げ防止装置です。
これがついてると理屈では物理的に汚れの跳ね上げ防止に効果が高いです。
ところが、最近の車にはほとんどついていません。
見栄えがダサい
・・というかスタイリッシュではないんですよねえ・・
軽トラではまだ結構ついている車両もあるし、
たまーにラリーカー的な車(恰好だけかもしれませんが)についてたりしますので注意して探してみるといいですよ。
スイフトスポーツとかよくついているイメージがあります。
※ラリーでは後方視界もそうだけど、泥跳ね上げまくると車体について重くなるんですよ(マジです)
結構な車種ごとに専用品が出ているので調べてみるといいですよ
マッドフラップほど大げさではありませんが、
申し訳程度にリアタイヤの後ろ側にでっぱりがデザインを邪魔しない程度についてる車は結構たくさんあります。
※注意してみてみるといいですよ♪
ちなみに・・
黒い車体は、雪国で乗るには相当洗車が好きでないと、ストレスになるくらい汚れます。
アバルト595コンペには、効果があるんだかないんだかよくわからないマッドフラップ的なでっぱりがリアタイヤの後ろ側に気持ち程度出ています。
※オーバーハングがほとんどないアバルトの背面は、すごい勢いで汚れるので、効果はそんなにないと言い切りますが、このでっぱりが無ければもっとひどいのかもしれません。
マッドフラップのデメリット
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いや、ラリー知ってる人にはカッコいいんですが、すでに少数派です。
※わかる人だけわかればいいんですよ、趣味車なんてのは。
最近はそれほど見かけませんが、MAZDAのコスモスポーツ(昔すぎる)などにはついてることがあります。
※マニアにはたまらないかもしれませんが。フラップ装備の画像が見つかりませんでしたが。
![こんなにかっこいい国産車があった。](http://toos-lotus.com/wp-content/uploads/2019/02/rapture_20190221213455-300x200.jpg)
こんなにかっこいい国産車があった。
--> コスモスポーツ wiki(こち亀の作者も昔乗ってたらしいぜ)
大体、今の車にマッドフラップをつける場所があるかといえば、基本無いんですが、ボディに穴開ければ何とでもなります。
※そこから錆びて腐りそうではある。
トラックなどで重量変動が大きく車高が上下するような車は、
リアタイヤにマッドフラップを巻き込んで、マッドフラップ自体が削れます。
※うちのケートラがそうです(´;ω;`)
こういう場合、
これ以上、マッドフラップが下がらないようにするようです。
こちらは汎用型。
後ろの汚れ防止のために仰々しい改造はできれば避けたい
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世間受けも悪いしね・・
ええ、もっともです。
じゃあ考え方を変えて汚れを落としやすくしちゃえばいいんですよ。
軽い洗車で汚れが落ちるようにする
というのが次善の策でしょうねえ。
平時からポリマーやらガラスやらでコーティングしておく
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ある程度はあきらめましょう♪
※ハッチバックの車に乗らないのが一番いい気もするけどそんなに選べないし・・
しかも夏はともかく、
冬は寒すぎる雪国では寒すぎて洗車ができないこともあります。
※洗車中に、ホースで掛けている水が凍って、かえってボディに傷がつくという現象を何度も体験済です。
その前に、ホースリールの中が完全に凍って、水が出ない(笑)ことも多いのですよ♪
というわけで、冬になる前にガンガンコーティングをしちゃいます。
要するに、簡単に汚れが取れるようにしておくわけです。
車のボディコーティングを専門の業者に頼む
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何年かに一回やれとか、そんなの無理ゲーです。
最近はガソリンスタンドでも施工してくれるようですが、いかんせん面倒くさいです。
※そんなに暇じゃないですよねえ。
各ディーラーもオプションでやってくれるようですが、こちらも結構ないい値段ですなぁ。
こちらも数年に一回やれという感じでしたね。
結局、効果がよくわかんないのに数万円単位で飛んでいきます。
※でかい車はもうすごい金額になりますな・・
極力この費用は節約したいというのが本音ですね。
バリアスコートは素人で出来るコーティング!3000円で何回も施工可能なので知らないと損してます
![](https://toos-lotus.com/wp-content/uploads/2019/04/01_a.jpg)
断言しますが、これほどコスパの良さと、手間の軽減をしてくれるアイテムを知りません。
![絶対の信頼を置いているバリアスコートがここでも大活躍!](http://toos-lotus.com/wp-content/uploads/2018/09/DSC_0788-1-300x225.jpg)
絶対の信頼を置いているバリアスコートがここでも大活躍!
特に色の濃い車には効果がよくわかるので、満足度が異常に高い!
もう本当に最高ですわ、コレ。
すべてのうちの車やバイクの鉄部分は、バリアスコート施工しております♪
現時点で、
おそらくこれをしのぐものはないんじゃないかと。
しかも、ケミカル大好き(オタクといってもいい)なワタクシが絶対的に信頼している世界に誇るWAKO'Sの製品です。
一家に一本あってもいいと思うくらい。
ワックスもいらないし、バイクも車もコレだけです。
年間何本も購入しています♪
これで、がっちりと洗車が楽な時期に(暖かい間に)洗車しておくだけです。
暖かい間にきっちりと層ができていれば、冬の間はノーコーティングでも大丈夫ですぜ。
※水洗い程度はしますし、暖かければ気分でバリアスコートかけたりしますが。
軽い水洗いだけでも、空が写る輝きですよん♪
洗車後は悦に入れます。
※汚れは確実につきますがしばらくは水玉になるくらいのコーティング効果ですのでさっと水洗いで綺麗になります。
![バリアスコート施工後は水洗いで空が写る。](https://toos-lotus.com/wp-content/uploads/2018/06/20180630_1-1024x768.jpg)
バリアスコート施工後は水洗いで空が写る。
多分、今現在長野で一番きれいなラパンSS(赤)だと思います。自画自賛♪
毎日通勤で使っていますが、きれいさには結構自信あります。
まとめ
![](https://toos-lotus.com/wp-content/uploads/2019/04/01_a.jpg)
物理的に改造したくない場合は、しっかり車自体をコーティングしておくのが一番効果的です。
※雨の日のらない、というのはこの際無しで・・
コーティングはバリアスコートが一番安く、素人でも失敗がないです。
はっきり言えば、
ハッチバックやワンボックス等の車で背面が汚れるのは構造上仕方がないといえます。
何せ、物理の法則ですので人間は、神が決めた物理の法則にはかないません。
でも、車は常にきれいにしておきたいし、ボディが傷むのは避けたいのは確かです。
そういう場合は、
汚れるのは仕方ない、次善の策として汚れが落ちやすい状態にしておくのがいいでしょう。
※鳥の糞はすぐに洗った方が身のためです。
・・一年中、車のボディは危機にさらされていますねえ。
こういう外敵から、一枚のコーティング等の膜で遮断してあげるのがお勧めです。
あー早く洗車したいわー♪
※とか言ってると休日にはまた雪とか雨とかが降るのですよ、ええ。