Lotus EUROPA メンテナンス

ロータス ヨーロッパ 旧車のオイル交換頻度は?粘度は?

pixel2013 / Pixabay

Toos

バイクも車も走行距離が少なめでもオイルの交換頻度代わりと高いのでが旧車
まあ最低でも1年に一度くらいは交換してあげるのがよろしいようで
※酸化するので走ってなくても交換した方がいいっす

では、その際の粘度はどうするのか?
基本的なことをまとめてみます

オイルチェック&交換&粘度

旧車の場合、オイルは粘度高めを使います
これは、古い車やバイクを乗り続けているので経験上わかっていることなのですが、古いエンジンに緩い粘度のオイルを使うといろんなところから漏れます
具体的には15Wから20W程度の堅めのマルチグレードオイルがいいと思います
できれば鉱物油で・・

たとえ、純正指定が10W-40だったとしても古い設計の過走行気味のエンジンの場合、堅めのオイルを入れることをお勧めします
多少のオイル漏れやオイル消費ならこれで収まることすらありますよ

高級品なんていりません
ホームセンターのオイルで十分です
当時に比べりゃオイル性能も上がってると思うので。
が。
ホームセンターでは緩めのオイルしか置かなくなりましたね
緩いオイルを使う車のオイル交換を自らやるユーザーがどれほどいるかは疑問ですが。
ワタクシなら、10W以上、20W位までのラインナップを充実させますが。
どうすかね?ホムセンのオイル担当の方
あそこのホムセンには「マニアック」なオイルが置いてある、という噂になればヘンテコバイク乗りや車乗りが集まると思うのですが。



実際使っているオイルはこれ

適当なオイルをブレンドして使うことにしています

シェブロンとかの安い20W-50とカストロールの適当なやつをブレンドして、おそらく15W相当の粘度を使うようにしています
ま、ロータスヨーロッパの場合、何をやっても漏れる構造なのでオイルが入っている証拠として笑って済ませます

20W-50のオイルはあんまり手に入らんので、ネットで箱買いしています
近所で取り扱いがないので仕方ないというよりネットは本当に便利です♪

どうせ、空冷4気筒のでかくて古いバイクにも使うんだし、まとめて買うと安上がりで得です
仲間内で一緒に買ってオイル交換祭り♪とかやっても楽しそうですね

ハーレー屋さんとか空冷ビートル屋さんには置いている、と聞くがそんなもん近所にないです
ハーレー屋さんで買うとすげえ高そうだし、オイルは消耗品、携行して継ぎ足す予備もいるので、それこそ湯水のように使いたいから安いに越したことはないし。
異論もあるだろうけど、いいオイルを交換せずに乗るよりも安いオイルを頻度を上げて交換する方がよいように思うんですよ



オイル漏れの場所

うちのロータスの場合、エンジンのヘッドガスケット周りから漏れている様子
ヘッドが歪んでいるのか、ガスケットが粗悪品なのかは・・たぶん両方

ロータスツインカムのヘッドガスケットも高そうだが一度そーっと外して対策をしてみようと思っています
経験上、厚手のガスケットシートをクラフトナイフできっちり切り抜けばもれない(ハズ)
それと液体ガスケットのだめ押しで、ヘッドからのオイル漏れが止まれば安いもん
おそらく、ただのガスケットとはいえ、純正品はいい値段するはずで(しかもおそらく素材はしょぼい)
こういう部品を自作するのは好き。

ま、オイルが漏れているのはここだけではないんですが。

定期的にエキマニにかかる漏れたオイルを拭くのも始動前点検だったりします
適当にやるとオイルが焦げて煙が出る♪
炎まで出たら、プラスチックボディが延焼するのは目に見えるので、こういうところはきっちりとやっておきたい♪



オイルの減りは始業点検で確認

オイル量を確認するオイルステッキは非常にわかりづらいところにあります
抜くのはともかく、指すのは結構入り組んでいるので難しいです
また、大体ゆるゆる(笑)なので、ここからもオイルは多少吹くようです
気休めですが、オイルスティックのはまるところ(なんて言うんだ?)に対油ゴムをまいて一応漏れを防止しています
※ミニは同様のオイル漏れ対策スティックとしてOリングを二重にした「パンパース棒」なるものが真面目に存在する。(おむつのパンパースから命名された様子)

基本的に旧車は英国車全般は「オイルはもれる」と思ってよいようだ
※旧miniのヘッドガスケットはコルク製(ゴムの対策部品もある)で固定するのも難しい。漏れて当たり前だ。しかも粗悪品もある。

オイルが減ってれば「天使の分け前分が減ったな♪」とか言って足せばいいんですよ♪
※もともとスコッチの言い回しらしいよ、天使の分け前。英国つながりだからいいか。



オイルフィルター

オイルフィルターは、LOTUSってロゴが入ってると数千円するのだが、旧mini用のGEF443を使っているのだった
なにせ数百円なので、惜しくないのがうれしい
※こういうところで互換性があるのはうれしいねえ英国車
まあどうせ見えないところなので使えれば安いので十分なんですよ

どうせそんなに走れるわけではないので、これもそれほど頻繁に交換しません
多分4年に一回くらい(オイル交換4回に一回って感じ。それも気が向いたら)

オイル交換の頻度

オイル交換はそんなに走らないので、年一にやっています
大体冬眠から覚めた春、4月上旬にやるのが恒例
この時期にフレッシュオイルを入れておくと、夏場のオイルにとってきつい時期に多少は気休めになるのだ♪
※炎天下で作業したくない、というのもある

手順とコツ

オイルを抜くにあたって、乗揚げ式のジャッキ(木製自作)を利用している
まあ車の下に入って、ドレンボルトがまわせれば問題ないので、ジャッキアップしずらいこの車をオイル交換のためだけに持ち上げることはなかろう、という発想です
※ジャッキアップはポイントが不明確なのであんまりやりたくない(別記事にします)

オイル量は4lとなっているが、乗揚げ式ジャッキの傾斜の関係からか抜きづらい
※旧miniの4.7lに比べりゃかわいいもんだ(miniのAT車は7l位入ったはず。オイル代だけでも維持できん)

なので、まず3リッターくらい入れて、レベルゲージで測りながら追加していく手法(「足し算方式」と命名)を取っている
これはロータスに限ったことではないが経験上、入れすぎたオイルを適当量だけ抜くのは結構難しいので、足し算方式がベストではないかと思う

これも経験上なのだけど、古いオイルを完全に抜くことはほぼ不可能で、結構残ってたりする。
昔、異常なほどGSX1100S刀をかわいがっていた先輩は、古いオイルを排出後、安いオイルを一回入れて近所を回ってきて、またそれを抜いて、いいオイルを入れていた。
どうかとも思うが、それも愛情の一端であろうと今なら思う
※貧乏だった当時は「無駄なことするなぁ」くらいに思っていたが。ちなみに今でもそう思う。



まとめ

オイル交換も初心者メンテとして、取り掛かりやすいメンテナンスの一つ
まあ最初は経験者と一緒にやる、やりやすい車種でやる、などの経験値を積んでいくといいと思います

誰でも最初はあるわけですし、オイルの銘柄などもある程度詳しくなるってもんです
※こだわりすぎると素晴らしく深いのもオイルの世界

ただ、今時の車はオイル交換しない方がいいとかもあるようで。
各パーツの加工精度の問題とかブローバイガスの処理方法が効率化したとか理由はいろいろあるようですけど。
オイル交換で手を汚す、っていうのも趣味人ぽくていいと思うけどなぁ

こうなると素人さんは手を出すな!となり、ディーラー様へGO!が当たり前に。
車もバイクも白物家電に近いよなぁ
なんか面白くないよなぁ
※最近の車は夏冬タイヤ(ホイール)交換すらも、自分でやるとなんか警告灯ついたりして腹立たしい。リセット方法とかほんとわけわからん。がマニュアルにそーっと書いてある。納車時に教えとけ。

ワタクシは、できる限り自分でいじくれる車やバイクが好きです♪

ミッションオイルは、車検時に主治医のところで各部チェックの際にまとめてやってもらうようにしているので、よくわかりません♪
今度11月に車検なのでその時に聞いておきます

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Z1-Rに乗り続けて30年
東京から長野に移住して15年
ロータスヨーロッパに乗り始めて10年
そんなワタクシのリアル実体験「北信州のりもの倶楽部。」です。
車・バイク共に旧車生活の長さや田舎への移住経験、気が付いたことを記事にしています。
 使えない&くだらない 知識量には自信があります♪

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