11月も半ばになればいつ雪が降ってもおかしくありません。
ワタクシは冬は早めに冬タイヤに交換する主義です。
その方が何かと得だからです。
冬タイヤへの交換は11月中にやっておけ
ここ数年来のブログ記事でもタイヤ交換記事を載せていますし、今年も例外なく作業を完了しております。
長野に住んでて普段から車を使う人は必ずやらなきゃいけない秋から冬の間の年中行事として、
「夏タイヤから冬タイヤに変える。」
というものがあります。
冬タイヤへの交換は雪のニュースがちらほら出始めてから行う人が多いようですが当倶楽部では、
「初雪のニュースで慌てるのが嫌。」
「タイヤ交換しないチキンレースでバカみたいな強がりを言うのは嫌。」
「朝は大丈夫でも夕方から雪が降りだして帰宅時にハラハラするのが嫌。」
「冬タイヤはどうせ5年くらいしか持たないので使いきったほうが得。」
「少しでも温かいうちにタイヤ交換作業しておくのが吉。」
というたくさんの理由で冬タイヤへの交換は毎年11月23日の祝日に行っております。
きちんと日程を決めることで毎年の定点観測ができるし、そのための準備なども行えます。
まあ準備ったって「タイヤワックス。」くらいなもんなのですが。
※ゴム製品全般にも使えるので当倶楽部には常備してあります。
外した夏タイヤは少しでも長く持たせるために完全に洗って保管するので雪が降ってる中でのタイヤ交換なて絶対嫌です。
あんまり寒いとジャッキアップするのも嫌だし、レンチ類は冷たいし、スプレーはちゃんと気化しないし。
と何度も書いていても
「初雪の便りとともにタイヤ交換でタイヤ屋さんとガソリンスタンドがパニック。」
というニュースを毎年聞くのです。
そういう人たちはマジで学習能力ないと思いますわ。
とにかく、
ワタクシは寒い中タイヤ交換作業をしたりタイヤを洗ったりするのが嫌なのです。
そしてさらに。
タイヤ交換しないで雪道走って立ち往生すると厳罰に処されるらしいね。
ここ数年の冬は毎年で夏タイヤでスリップした車が道路を塞ぐニュースがそこかしこで起きて、
交通網がストップして付近住民の生活の影響を及ぼしたり、物流が完全にストップして大変なことになったりしていましたな。
大渋滞でガソリンが無くなって放置された車の撤去に時間がかかったりしてさらに大迷惑。
立往生による大渋滞の解消までに数日かかったなんてこともありましたねえ。
何度言っても愚かな国民に対して国交省も本気で切れたようで、
「冬の道路を夏タイヤでそうこうしてスタックしたら行政処分。」
ということになったようです。
ようやくこういいうことに厳罰を与える法制度が出来て何よりです。
※危険管理ができないということで免許取り上げてもいいよ、そんな奴ら。
とにかく、
どうせやらなきゃいけないんだから、冬タイヤにとっとと交換してしまう方が気が楽ですよ。
タイヤ交換の際には
外した夏タイヤはきちんと洗ってタイヤワックスを塗付して保管しましょう。
タイヤは高いので少しでも長くいい状態で使うためには保管状態は超重要です。
そのために誰でもできることは、
「タイヤは保管時にタイヤワックスを塗っておくこと。」
なのですよ。
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タイヤ固定用のボルト&ナットは大トルクで締め付けられてネジ山が死んでることがあります。
ヤバそうならこの際交換するのも手ですよ。
※当倶楽部では外したホイールボルト(アバルトはタイヤの固定がボルト式♪)やナットは洗浄して軽くCRC-556をネジ部に拭いてから組付けています。締め付けトルクの管理にもなるし。
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そうそう。
スタッドレスタイヤは6年も経つと、
「坂道登らないくらいグリップしない。」
のでした。
ワタクシは6年経ったスタッドレスで雪の菅平に行ったときに、
「マジで坂を登れないかもしれない・・。」
と不安になるくらい古くなったスタッドレスは溝があってもグリップしないことを思い知りました。
ラパンSSは生活4駆なんですが、タイヤが空転してグリップしないんですよ。
※ハンドルも切っても曲がらないのは恐怖です。
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ちなみに・・
タイヤ交換は結構身体を使います。
特に腰を痛めてる人にはかなりつらいハズです。
※タイヤは重いので持ち上げるときは膝を使って身体全体を使うのがコツです。
最近の車のタイヤはデカいので全部重いのです。
そうなるとタイヤの小さい軽自動車は最高ですな♪
腰痛の人は軽自動車がいいですよ。
軽自動車はタイヤが軽くて安くてほんと助かる。
タイヤを4本交換するだけで結構いい汗かくものです。
その後、タイヤを洗って格納庫にいれたりもしなければなりません。
3台もタイヤ交換を行えば相当疲れます。
タイヤ交換はスポーツですよ♪
ですが、
大きなタイヤを履いている今どきの車のタイヤ交換はやっぱり結構きついので、
無理そうなら大人しくプロに頼んだ方が安心かもしれませんな。
※タイヤ交換すら大変な車はタイヤ代も高いし、長く乗れる気がしないけど。
プロに頼む場合でもタイヤ交換は遅れるほど予約が大変になるのでできるだけ早めに交換しちゃった方が慌てずに済みますよ。
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バッテリーは5年経ったら交換すべき?
車で出かける時に誰にでも起こりうるトラブルでランキング上位に来るのが「バッテリー系。」のトラブルです。
バッテリーのトラブルは前兆がない場合も多いのです。
ただし、
寒い時の始動時にセルの回りが鈍いとかバッテリーが弱ってる兆候はわかります。
※かろうじてエンジンがかかる程度のバッテリーはほぼ間違いなく弱っています
出先でバッテリーの不調で車が動かなくなるのは最悪の事態です。
真冬の出先で雪が降ってる中で車のエンジンかからないなんてのは絵にかいたような最悪の事態です。
※事故してないだけまだいいとしても、状況の悲惨さはすさまじい。
ゆえに。
5℃を切る寒い朝にセルの回りが鈍かったら、バッテリーの交換を検討した方がいいかもしれません。
前回のバッテリーの交換が5年以上前なら四の五の言わずにバッテリーを交換しちゃった方が身のためですよ。
当倶楽部のラパンSSは前回のバッテリー交換から気が付いたら6年目でした(;^_^A
四の五の言わずにバッテリーを交換しました。
ラパンSSの純正バッテリー規格は「38B19L。」ですが「40B20L。」のちょっとだけ性能がいい奴を搭載しました。
※あんまり大きい出力のバッテリーだとレギュレーターやオルタネータを痛めるリスクがあるのでこの程度にしてあります。
念のため、バッテリーは交換する前夜にトリクル充電器で充電してから搭載しました。
交換する時の端子には薄くグリスを塗ってサルフェーション対策も忘れない。
バッテリー交換後は寒い朝でもセルモーターが元気に回るので心理的に安心です♪
それに、
長野の冬は車に温めてもらわんと痛いくらい寒いからね。
バッテリーの弱った車で電気使いすぎて出先でサドンデスとか絶対嫌なのです。
※夏は夏で車に涼ませてもらわないといけないのでバッテリーは年中常にフル稼働なのですよ。
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ウォッシャー液は冬用に
長野では冬用のウォッシャー液に変えないと「ウォッシャー液が配管内で凍る。」のでシャレになりません。
※ウォッシャー液の配管のホースをラジエターホースに接触させて固定してる人を見たことがある。それくらい寒いのだ。
雪国の冬は融雪剤の塩カルをバンバン撒くのであっという間に車が汚れます。
コレを洗い流すのにウォッシャー液は必須なのですよ。
普通のウォシャー液だと吹き付けた瞬間に窓で凍るので意味がないのでした。
最低でも-30度まで凍らないみたいな商品を使うのがよろしい。
ウォッシャー液は 汚れを浮かす効果も確かにありますが 窓を綺麗にするのではなく、
表面活性剤を含めてワイパーの動きをスムーズにするのが主な目的です。
なので、
真夏はママレモン的な台所用洗剤を薄めて使うのもアリなのですが、
凍ったりしたらワイパーが窓を綺麗にしてくれないので余計視界が悪くなるのです。
ウォッシャー液を使わないでワイパーかけるとワイパーゴムもフロントガラスも傷だらけになりますよ。
酷い場合はウィンド交換になるので余計な修理代がかかったりもします。
冬の長野で使うなら凍らないことが重要です。
また、
ウォッシャー液はあまり使わないと配管ないやタンク内でカビたり腐ったりするので、
けちけちしないで使う方がいいのです。
※汚くなると掃除するのは結構大変だし、吹き出し口にゴミが詰まるとなかなか取れないもんですよ。
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出来ればボディコーティングも
長野の冬は洗車してるそばからホースの水が氷るくらい寒いので。
タイヤ交換のついでに洗車もしちゃったらいいですよ。
これから厳しい季節に入るので いつもこき使ってる 車をたまにはいたわってあげたいものです。
洗車時にはボディーコーティングできるケミカルがたくさんあるので、
そのくらいは車に感謝して投資しておきましょう。
当倶楽部では長い間wako'sのバリアスコートを使用していました。
毎年一本のペースで使ってたのですが、ここ数年で3000円→5000円へと値上がりしたので気が引けています。
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それでも車が綺麗になると気分がいいので、
色んなコーティング剤を試していますが今のところこれがいいですな。
お試し版は1000円くらいで買えます。
当俱楽部ではお徳用のデカいボトルを買いました。
ガラスコーティング剤は色々試したけどこれが気に入っています。
塗布の手間はちょっとかかるけれど値段の割に耐久性もあって良い感じです。
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窓やミラーの撥水加工もしておこう
窓がぎらつくと雪の乱反射で視界を奪われがちです。
ただでさえ、寒いわ、滑るわ、で気を使うのが冬の長野の車事情です。
それに、
視界悪いわ
まで加わったら運転時の疲れは倍増します。
窓に油膜が形成されていると雨天時にギラついて視界が悪くなるのです。
コレをこの機会に取り除いておくといいですよ。
※これも寒い中やりたくない作業ですし。
特に新しく舗装されたアスファルトの上を走ったりするとあっという間に油膜が付きます。
※雨天時はもちろん、晴れてても新しいアスファルトの油分は窓につくんですよ。
こういう時は油膜除去剤の出番です。
ノーマルのキイロビンとどう違うか、いまいちよくわからんがなんたってゴールドだからね。
当倶楽部ではキイロビンゴールドを採用しています。
※ノーマルキイロビンが無くなったので新しく買っただけですが。
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スポンジ付きの商品もあるけれど、スポンジがボロクなったり汚れたりしてなんか嫌なので長らくこのタイプを使っています。
油膜とった後には念のため撥水材を塗付してあります。
これで夜の雨でも視界の確保はバッチリです♪
まとめ
長野県では11月後半にもなるとちょっとした雨が雪になることも少なくないです。
出勤時問題なくても帰宅時は雪が積もってたりすることも有るし、峠は普通に雪積もってたりします。
なので色んな冬対策も含めてなるべく早めに作業をしておいた方が得だと思うのです
どうせやらなきゃいかんのだし。
晩秋から初冬にかけてローカルTVやラジオにはタイヤ交換の話題が多くなります。
長野では11月でも朝は普通に車の窓が凍りますので、路面もそろそろ凍り始めるってことです。
そんななので、
一年中スタッドレスを履きっぱなしにする人もいますが 基本的には冬を迎える前にタイヤを交換するのは恒例の儀式になっています。
ワタクシはみんなどうしてギリギリまでタイヤ交換の作業しないのか不思議でなりません。
冬タイヤなんて早く交換しちゃった方が気が楽だし、カーショップやガソリンスタンドに依頼するのも長時間待つのは無駄ですし。
何より冬タイヤでないと危ないことも少なくありません。
※橋の上とかねえ。
家族分の車のタイヤ交換もせにゃならんので結構重労働なのは間違いないのですが、
先送りにしたところで損するだけですよ。
冬タイヤへの交換はどうせやらなきゃならないことですので、少しでも楽にやったほうが得だと思うのですが。
まだ日差しが温かいうちにやっておくってもんですよ。
それでも、
毎年、初雪が降ってるさなか、カーショップやガソリンスタンドは大渋滞でタイヤ交換作業待ちになるのも学習能力がなさすぎるそして、
初雪がふってる最中に道路わきでタイヤ交換する人達を良く見かけます。
寒いし辛いしタイヤを洗ったりもしないんだろうけど、
砂利の上でジャッキアップしてたりするのですごく危ない。
※ワタクシの知ったこっちゃない。怖さを知らない素人の無知ってのは本当に怖い。
長野では11月でもこれくらい普通に車の窓が凍るのだ。
大雪の中、
ワタクシは絶対嫌なのです。
今年も当倶楽部では冬タイヤへの交換作業は滞りなく終わったし、
洗車もウォッシャー液の補充もガラスの油膜対策も完了です。
普段使いする車は雪が降ったら使えない状態になるのはナンセンスです。
常につかえるから車は便利な道具なのです。
使い勝手に制約を受けるのは 冬には絶対乗りたくない 旧車だけで十分なのです。
というわけで、
当倶楽部では既に今シーズンはいつ冬が来ても大丈夫な状態です。
※11月後半は普通に気温が一桁、朝夕はマイナスになることも多いので既に薪ストーブはガンガン焚いています。
そして今年は雪が多そうだからねえ。
※カマキリの卵が高い所にあるし。カメムシが大量発生する歳は雪が多いというし。
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ちなみに・・
自分でタイヤ交換する人もやってもらう人もチェックした方がいいポイントがあります。
それは「タイヤの空気圧。」です。
意外なことに自分の車のタイヤの空気圧を知らない人は結構多いのです。
アバルト595コンペは前輪2.3kg/cm2で後輪は2.1kg/cm2ですし、ラパンSSは前後とも2.2kg/cm2だったりします。
結構細かく車種で違うのですが車趣味人でも一律2.0kg/cm2入れてる人はたくさんいますよ。
※ロータスヨーロッパなんて1.75kg/cm2だし。もちろん前後で指定空気圧違うし。
自分の車のタイヤの空気圧を知っておきましょう♪
タイヤを前後でローテーションする人でも気にしてない人もいますよねえ(笑)
タイヤ交換の機会に自分の車のマニュアルを見て正しい空気圧を確認しておくことです。
空気圧を正しく調整するだけで燃費は変ってくるし、変摩耗も避けられるのでタイヤが長持ちするし、車本来の性能が出せるのです。
※最近は多少高めに入れるのがトレンドらしいですがその辺はお好みでってことで。
夏の間、使わなかった冬タイヤは空気圧が低めになってることが多いのですよ。
自宅でタイヤ交換する場合、最寄りのガソリンスタンドで給油時に空気圧のチェックまでして初めてタイヤ交換完了、ということになるのです。
※適正に調整すると転がり抵抗の差がわかりますよ。