ツーリング バイク

コロナ禍でのツーリングのおススメはヒトのいないところを目指す。

KDX125SR。長野県の県道巡りには最適。

KDX125SR。長野県の県道巡りには最適。

Z1-Rに乗り続けて30年
東京から長野に移住して15年
ロータスヨーロッパに乗り始めて10年
そんなワタクシのリアル実体験「北信州のりもの倶楽部。」です。
車・バイク共に旧車生活の長さや田舎への移住経験、気が付いたことを記事にしています。
 使えない&くだらない 知識量には自信があります♪

もちょっと詳しいプロフはこちら↓
当倶楽部のオーナーはワタクシです。

 

ワタクシ
新型コロナウィルスってのは大したもんです。
経済も人の動きも止めちゃっています。
夏だというのに休日の高速道路の渋滞がない・・かつて経験がないです。
確かに今感染すると人権問題になるくらいバッシングされますね。
というわけで、
ツーリングの際はなるべく人のいないところに行きましょう。

 

ツーリングに行く前に考える「今コロナウィルスに感染したら・・」

 

ワタクシ
2020/8/12現在、コロナ感染拡大の第一波が終わってんだか、第二波が来てるんだかという状況で緊急事態宣言解除されています。
一応、GoToトラベルなんて言う政府のキャンペーンもあって、越県しての移動もヨシ!とされたようではあります。

 

ただ、
ライダーの皆様にはツーリングに行く際、いったん考えてみてもらいたい。
今、コロナに感染したらどうなるかを・・

  • 自分が感染する
  • 他人に感染させる
  • それだけならまだマシで、
    「社会的に抹殺される危険性」
    を秘めています。
    ※それがどこで感染したものであろうと、です。

    そういう状況であれば、
    引き続き慎重な行動をとるべきでしょう。

    今の世の中、
    仮に感染源となって地方にコロナウィルスをばらまいたなんてことになったら、一族郎党抹殺されかねませんよ。

     

    ほぼ魔女狩りです。

    田舎では普通に人権無視されますな。

     

    ちなみに・・

    事実、長野県では例の某豪華客船に乗ってたというだけで地域ぐるみンバッシングを受け、
    その土地に住めなくなった人がいます。
    ※逃げるように引っ越したそうです。

    その後の足取りまで追跡される勢いなのが人間の怖い所です。

     

     

    バイクは比較的密でなはい移動手段

     

    ワタクシ
    バイクは、ヘルメットかぶってるし基本的に一人で移動するものだし比較的人と接触しないで移動が可能ではあります。

     

    とはいえ、

  • 何かを買う
  • 休憩
  • 通行料金を支払う
  • 等でバイク乗りとはいえ人と接触することはゼロではありません。

    こうなると実質何もできなくなるんですよねえ・・

    DT200WRもハンドル切れない上に車体が大きいので狭い所でのUターンは苦手です。

    DT200WR。ヘルメットかぶってるしねえ。


    ヘルメットは衝撃以外からも守ってくれそうです。

    少なくとも、
    コロナ禍を完全に克服するまで出来るだけ人との接触を避けられるツーリングをプランニングする必要が出てきます。

    いつも以上に、

  • 混んでるところを避ける
  • 有名観光地を避ける
  • 人との接触をできるだけ避ける
  • などの自衛のための工夫が必要です。

     

    ちなみに・・

    バイク乗りは移動中よりも出先でヘルメットを脱いだ時が無防備になります。

    ヘルメットを脱ぐ際には必ずマスク装備しましょう。
    出来れば、除菌も自前でしましょう。

    マスクはウェストポーチに入っていますか?
    除菌のティッシュなどで対策していますか?

    特に、県外ナンバーは・・
    異常なほど地元民にチェックされています。
    非難を浴びる前に最低限の対策はすべきですよ。

     

     

    とりあえず混んでいる道の駅やSAは避ける

     

    ワタクシ
    ツーリングの際は休憩時に人と接触することをできるだけ避けましょう。
    工夫次第で何とでもできます。
    例えば、
    積極的に比較的すいているPAを使うとかすればいいんですよ。

     

    観光客が多い地域の道の駅は休日は大体混んでいます。

    これを避けて休憩するには、
    やってんだかやってないんだかわからないような田舎の商店の自販機を利用すればいいのではないかと。
    ※トイレは、公衆トイレですかね。

    コンビニに入る際もマスクしてちゃんと手洗いして対応しましょう

    ※ワタクシはマスクと除菌のウェットティッシュをウェストポーチに常備しています。マスク入れには眼鏡入れの袋が最適です。


    マスクがくしゃくしゃにならないので気分がいいです。

     

    ちなみに・・

    高速道路のSAの喫煙所なんかはたぶん密です(笑)

    喫煙者はきついでしょうが、喫煙所はかなり密ですよ。
    ※あのエリアはもう少し人権に配慮した作りにすべきだと思うんですが。

    かといって、マナーもあるわけです。

    なら喫煙者は、
    普段通らないマイナーな道の田舎の商店の前で一服、っていうのをおススメします。

     

    キャンプツーリングでは有名なキャンプ場は避ける

     

    ワタクシ
    キャンプ場は空いてるので密にならない・・なんていうのは妄想です。
    最近キャンプはブームですので有名キャンプ場は軒並み混んでいます。

     

    昨年くらいから本当にどこのキャンプ場も混んでいます。
    言い方を変えれば、密状態に近い。
    「ゆるキャン△」の影響力がものすごいことを改めて知りました。

    夏はキャンプツーリングに行きたい。

    夏はキャンプツーリングに行きたい。


    2019年の画像だけど、周りのテントとの距離が近すぎ。マイナーな山の中のキャンプ場が超混んでた。

    互いに人込みを避けたつもりでキャンプを選択した人たちがキャンプ場で集合しちゃうことがあります。
    ※関東近郊のキャンプ場は軒並み大混雑です。

    キャンプツーリングはどうしてもある程度、除菌や衛生面に不安が残ります。
    こうなると、
    キャンプ場の利用者がコロナウィルスに感染する危険性が一気に高まります。

    設備が整ってて有名なキャンプ場は大抵混んでいます。
    家族づれや子供たちが大勢いるようなキャンプ場は、
    明るくて設備もきれいで快適ですが集団感染の危険性は低くはないはずです。

     

    キャンプ場を現地で探すのは無理

    ツーリング中にふらりと立ち寄ったキャンプ場で一泊・・なんてのは既に現実的ではなくなりつつあります。

    最近は、キャンプ場は大体予約制になっています。
    飛び込みでキャンプ場を探すことは非常に難しくなりつつあります。
    ※特に今年はキャンプ場の営業してる場所が限られています。

    混んでいるキャンプ場を何とか見つけて飛び込みで取り合えずテントった場合、
    大抵、空いているキャンプサイトの場所が悪く、
    湿気ってたりしてダニや虫が大量にいることも珍しくないです。

    そして、
    今時のキャンプ場は軒並み料金が高い。
    ※これならビジネスホテルでいいのでは?と思っちゃう値段の高さ。

     

     

    ちなみに・・

    キャンプ場でも宿帳のようなカードに住所氏名を書くことは必須です。

    宿帳ってのは、

  • 忘れ物の連絡をしてくれる
  • 宿泊施設の顧客リスト作成
  • 宿泊施設の脱税防止
  • のために書くのではありませんよ。

    旅館の宿帳というのは感染病の感染者が発生した場合に、いち早く連絡できる体制作りの一環です。
    結構、個人情報保護とか言って虚偽の連絡先を書く人がいるようです。

    これは、
    同じキャンプ場で誰かが感染してても自分のところには連絡がこないってことですよ。

    怖くないですか?

     

    キャンプツーリングするなら立地や設備悪いマイナーキャンプ場を狙う

     

    ワタクシ
    キャンプツーリングをどうしてもする場合は、
    オールドスタイルのかつての貧乏ツーリングライダーがそうしてきたようにマイナーなキャンプ場を狙いましょう。
    大抵、観光地からは離れていますが。

     

    キャンプツーリングなんか、トイレと水場がありゃいいんですよ。
    それ以上は全部ぜいたく品です♪
    ※とりあえず、キャンプ場が営業しているだけでもありがたいと思いましょう。

  • シャワーがないとか
  • コンビニが近くないとか
  • 観光地から遠いとか
  • そういうキャンプ場が狙い目です。

    ネットで調べられるキャンプ場は大抵便利すぎて小ぎれいで混んでいます。
    そういう情報を避けつつ、ツーリングまっぷるを片手にしらみつぶしに探すしかありません。


    やはりバイク乗りはこれ持ってないとね。

    そして、
    キャンプ場には極力事前連絡をすべきですよ。
    ※廃業してるところも結構あるし、コロナ禍で休業中のマイナーなキャンプ場は多いです。

    ちなみに・・

    ツーリングまっぷるはかなり小規模のキャンプ場も載っています。
    ※ただし営業していない場合もありますが。

    たしかに、
    モバイル端末で見るGoogleなどの地図アプリは便利でいいですが、
    一覧性のある紙の地図を開いて、片っ端から事前連絡してキャプ場を確保する・・

    この銃弾爆撃戦略以外、出先で飛び込みのキャンプ場を確保する方法はありませんよ。

    ただし、
    直前や当日では予約取れない可能性が高いです。
    ※昨年、ワタクシたちはキャンプ場を探してほぼ100km移動しています。

     

    キャンプ場がどうしても見つからない場合

     

    ワタクシ
    最近は本当に予約なしでキャンプ場を見つけることは難しいです。
    キャンプ場難民になることもあるでしょう。
    そんな場合は・・

     

    決しておススメはしません。
    あくまでもやむを得ない場合の処置です。
    ワタクシは、こんな宿泊ツーリングもしたことがありますよって経験談です。

    基本的には、全部マナー違反です。

    ただし、
    いずれも非常事態でこれ以上走ると危険を伴う場合は仕方なく利用させていただけばいいと思います。
    ※結果的に非常に人と隔離された宿泊方法になります。

     

    橋の下にテント張る

    ロングツーリング中に土砂降りにあって、大きな河川の橋で雨宿り。
    携帯電話のない時代にキャンプ場を探すにも困り果てておりました。

    夕闇はどんどん迫ってきます。
    たしか、
    お盆を過ぎたあたりの時期ですでに19時を過ぎてたはずです。

    雨に濡れた衣類を着替えて雨上がりを待つ間に横になったら・・そのまま、疲れ切って寝てしまいました♪
    雨は明け方まで続いて結局そこで一泊。
    ※蚊の大群に見舞われて一回起きました。

    bridge
    ツーリング中にあの橋の下は泊まれそう♪という見方ができるようになると末期です。

    まあ、橋の下は雨宿りに最適、夏は涼しいんですが先住民がいるかもしれませんので決しておススメはしません。

     

    電話ボックスで寝る

    これも土砂降りの中での体験です。

    ツーリング中に道が川になるような土砂降り。
    全身も荷物もずぶぬれでした。
    割とやけになって、湖畔のドライブイン(当時道の駅なんてない)で雨宿り。
    そこの軒下で休むものの・・風が吹きつけてくるとざぶざぶ雨がかかるんですよ。

    仕方なく、電話ボックスに避難するも・・
    地面が水たまり状態に・・


    見える!ワタクシにも見えるぞ。ツインルーム式の宿に!

    コンクリートブロックを無断借用して電話ボックスの地面にしいてその上に銀マットしいて膝抱えて仮眠しました。
    ※荷物は当時の愛車RZ250に積んだままです。

    確か秋口でかなり寒かった記憶があります。
    ※コンクリートブロックは出立の際に全部片づけました。

    現在、ワタクシが寝た電話ボックスは既に撤去されています。
    ※強烈に印象に残っているのでその近辺に行くたびに思い出します。

     

    無人駅で寝る

    田舎の無人駅の待合所でシュラフにくるまって寝たこともあります。

    始発前に出立すればいいだろ、と思っていましたが田舎の朝は早いんですよ。
    散歩中と思われるご老人の襲撃を受けたのは多分夜明け直後。
    ※超びっくりした。


    昔は田舎の無人駅に無許可で泊まってる人、結構いたんですが。

    あいさつ程度はしたものの気まずくて早々に荷物をまとめていると・・
    さっきあいさつしたご老人から形の悪いトマトの大量差し入れ(笑)
    ※スゲエ美味かった記憶があります。

    出立の際に、用具入れに入ってた箒で待合所とその周辺を一通り掃除しておきました。

     

    運動公園で寝る

    実は運動公園は、あばら家っぽい屋根付き休憩スペースがあって野営には最適仮眠に便利です。

    しかも、
    トイレットペーパーがある保証はありませんが、大抵水道設備やトイレも完備です。
    ※当時はこういうスタイルの旅人も多かったんですが今なら即通報ですね。

    数十年前、日本海側を北上ツーリング中に市営運動公園のあばら家で泊まる準備をしてたら・・

    同じ思惑のカブ90(70だったかも)に乗った旅人ライダーが(笑)
    どう見ても旅慣れている彼は、なんと伝説のワタリ
    ※ワタリとは、夏は北海道、冬は九州沖縄などでバイトして生計を立てている人のこと。バイク乗りが多かった。

    話を聞くと、
    夏の北海道でのバイトが終わり南下している途中とのこと。
    話が面白くて夜中まで話を聞いた記憶があります。
    キャンプ時の必殺技の数々をたくさん教えてもらいました。
    ※砂糖は本当に燃えるんだよー。着火剤にポテチ(スコーンが最高)が使えるんだよーとか。

     

    思い返せば、
    こういった経験ができたのはワタクシが大学生で金はないけどとにかく遠くへ!というソロツーリングの際でしたな♪
    ※2stで荷物満載でロングツーリングとか思い出すだけでも若かったなーと。

    全部はるか昔の話なので時効でいいですかね?

     

    ちなみに・・

    最近は、道の駅で仮宿泊をする人が増えていて近隣住民が困ってるという話も聞きます。
    ※道の駅での車中泊の人たちのマナーの悪さはひどいです。

    現代では、
    キャンプ場以外での宿泊はあくまでも非常事態時の措置ですよ。

    もう一回言いますが、この手のゲリラキャンプを常用することはおススメしませんよ。
    ※マナー違反だし、通報されても知りませんよ。

     

     

    今こそツーリング計画の腕の見せ所

     

    ワタクシ
    とにかく、
    コロナ禍が収まるまで人が集まる観光地に行かないツーリングプランを組み立てましょう。
    ツーリングのプランニングの腕の見せ所です。

     

    普段いかないような県道を延々と走破するのは地味ですがとても楽しいツーリングになります。
    ※北信地域の県道はほぼ全線走っていますので復習的な意味で。

    Z1-R。こういう県道が長野には普通にあるのですよ。

    Z1-R。こういう県道が長野には普通にあるのですよ。


    バイク乗りは長野に住むことをおススメします。

    ちょっと南の方まで行く予定もありますしねえ。
    長野県の南信地方は去年も走ったけれど田舎度合いが強くカオスなので面白いのですよ

     

    ちなみに・・

    リサーチしたキャンプ場の混雑具合を見ると、ちょっとヤバいくらいなのでとても行く気になれません。

    今年の夏は当倶楽部の敷地内でキャンプ飯でも作りつつ星見ながら酒飲むだけにするかもしれません。
    ※むしろその方が気楽でいいし。

    当倶楽部には七輪を装備しております。

    当倶楽部には七輪を装備しております。

    出かけない分、食材が豪華になるのですよ。

    出かけない分、食材が豪華になるのですよ。

    当面、日帰り突貫ツーリングが多くなるかもしれません。
    ※それほど、コロナに感染するのは田舎者にとっては致命傷なのですよ。

     

     

    まとめ

     

    ワタクシ
    日本にはマイナーでも絶景なポイントが多くあります。
    コロナ禍が収まるまでは、マイナーな自分だけの観光ポイントを開拓するいい機会なのではないかと思いますよ。

     

    結局、人が集まる場所は感染の危険が伴います。
    コロナ禍でも観光地はそれなりに混んでいます。
    ※高速道路は空いてますがね・・

    国は制限していませんが、細心の注意を払って自衛しつつツーリングしましょう。
    ※頼れるのは自分だけですよ。マスク配布するようなアホ議員どもなんて信じちゃダメです。

    バイク乗りには、人のいないところへ行けるという機動力があります。

    幸い、長野県には一般に知られていないようなツーリングスポットが大量にあるんですよ♪
    国道もいいですが、マイナーな県道のツアーなんて本当におススメです。
    ※ちょっと登れば市街地が見渡せたり、山並みが綺麗に見えるスポットなんてのは数知れません。

    セロー225W。ここも静かでいい県道でした。

    セロー225W。ここも静かでいい県道でした。


    同日、近所でクマに襲われた人が出たらしくちょっとビビりましたが。

    しばらくは、
    ツーリングはマイナーな景色のよさそうなところ日帰りで集中的に回ろうかと思っています。
    ※コロナ禍が収まるまで数年かかるという話もありますが。

    最近のキャンプ場は・・高価なうえ混みすぎてるのでしばらくは日帰りツーリング主体にするか、宿泊を考えようかと思っています。

    いつも行かないような地元の魅力を再確認するいい機会かもしれません。

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