雨を掻いている、というより窓ガラスを擦っているだけです。
もちろん、標準では間欠機能もないです。
※旧FIAT500はただ動くだけ
一応、米国仕様の左ハンドル、フェデラルボディといわれる仕様にはワイパー二本ついています。
それでも雨天時の視界はそんなに変わらんと思いますが・・
旧車は雨に弱い!プラスティックボディはさらに弱い!という記事です。
旧車のワイパーは飾りです。偉い人にはそれがわからんのです。
ので使い勝手が極めて悪いです。
もちろん、
ワイパーのゴムも脆弱なので、ほぼ水を掻きません。
しかも、
ただでさえ視界が悪い左後方とかもあるので、危ないことこの上ないです。
さらに、
車高が低すぎて、ライトつけてても被視認性が最悪なので相手からも見えづらいです。
※ハイビームでもパッシング食らわない位低いし暗いのですよ。
「ロータスヨーロッパは雨天時はどうしろっていうのさ?」
って位危険度合いが増します。
ちなみに・・
当倶楽部ではロータスヨーロッパは雨天時はなるべく乗らない様にしています。
小雨程度ならともかく、出先で夕立とか最悪です。
ゲリラ豪雨なんて生きて帰れる気がしません。
あまりに危険なんで多種の撥水剤を試してみましたがいまいち。
※ガラコとかレインエックスとか・・多分数千円以上散在しています。
最終的にはwako'sバリアスコートでポリマーコーティングに落ち着きました。
ただし、ワイパー自体の性能が悪すぎるので多少の雨ならともかく普通に降り始めるとやっぱり視界は悪くなります。
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旧車のワイパーは、ほぼ車検用
「ワイパーなんか、ついてて動けばいいや。」
って言うくらいに割り切りましょう。
何やっても改善しません。
乾いてるときは何となく、よく掻きそうな気がするのが不思議です。
ロータスヨーロッパを入手した直後は少しでも雨天時の視界確保のため、いろいろ工夫したもんです。
たとえば、
ワイパーアームを曲げて窓にもう少し密着させるとか。
※旧miniでは結構これが効果あったのですよ。
とはいえ、
焼け石に水というか、水に焼石というか全然よくならんので諦めです。
そのうちホームセンターで売ってるワイパーのゴムだけ適当なのと入れ替えてみます。
ちなみに・・
ウィンドウォッシャーは一応出ますが、ウォッシャー液ですらうまく掻けない感じです。
※こう言うと如何にワイパーが機能しないかわかってもらえるのではないかと。
当倶楽部の個体は電動でウォッシャーポンプを動かしています。
純正のウォッシャー液は、
「伝統の水鉄砲方式。」
で噴出されます。
手動でスイッチをプッシュするとその勢いそのままに水が飛び出します。
※配管が破れてたりすると当然ウォッシャー液は出ませんし、力加減が難しいのですよ(笑)
ロータスヨーロッパは雨漏りするのが普通
ロータスヨーロッパはドアとボディの間に空が見えるほど隙間がある個体があります。
というか、それが普通ですから雨漏りします。
一応、 いつ雨が降っても対応できるように ウェス(ただの雑巾)は常に積んでいます。
ですが、
あまりに過敏なハンドリングを持つロータスヨーロッパを運転しながら窓を拭くのは結構怖いです。
なので、
ドライバーは信号待ちで拭くくらいしかできません。
※助手席に乗る人はほんとに助手扱いです。「窓ふけ!」とか「コーヒーのキャップ開けて!」とか 人間関係が 大変です。
ドレレコの画像があると楽♪
晴れてても運転しながら写真なんか撮れません。
ちなみに・・
ロータスヨーロッパで出かけてる際に雨が大降りになったら、危険度や不快感はバイクの比ではありません。
一刻も早く、いちもくさんに安全な場所に避難した方がいいです。
出先でゲリラ豪雨に遭ったら本気で死活問題です。
なので、
出かける前には行先の天気予報は確実にチェックです。
※この辺がロータスヨーロッパで長距離の旅に出られない理由の一つだったりもします。
昔の人って、
こんな車で出かけてたと思うと「ほとんどニュータイプではないか?」と思うくらいすごかったと思うのですよ。
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FPRボディは消える魔球並に水に弱い
吸湿すると伸びて乾くと縮みます。
これを繰り返すと塗装面にひびが入るように割れてきます。
イベントなどで見かける
などのFRPボディの車は多かれ少なかれ塗装面にがちょっとヒビ入っています。
どうやっても仕方ないのですよ。
※最近は伸びる塗料ってのもあるようですが、もう何度も再塗装を繰り返してるボディも多く高価な塗料を使う意味はないかもしれません。
雨天走行過多や露天駐車していた個体は、
酷いものになるとドアの取っ手の付け根部分にクラック(ヒビ)が入って最終的には取っ手がドアからもげるらしいです。
「ああ。FPR、恐ろしい娘・・。」
※ボディが錆びないというデカいメリットはあるとはいえ、あんまりだ・・
当倶楽部の個体も極力水を避けて完全乾燥させてるつもりでもコレです。
まともに洗えない車
古い車は錆が発生したりFRPボディが水を嫌うので、洗車はジャブジャブ水を掻けるわけにもいきません。
という手順であくまでも軽く洗車しています。
※バリアスコート、すげえよ。今まで使った洗車剤で一番いいよ。
当倶楽部ではバリアスコートで、
をコーティングしています♪
ウィンドウ部もバリアスコートで施工可能です。
Wako'sにはほんとに感謝しています。
ちなみに・・
ガレージ保管とはいえ、ホコリが付くと洗わなきゃいけません。
埃をかぶると古い車は一気に貧乏くさく見えます。
というわけで、
なるべくホコリがつかないように屋内でもカバーをかけて保管しています。
カバーが固い素材だとボディに傷が入るようなのでちょっといい奴を入手しました♪
雨天をやむなく走ったあとは極力拭き上げてからカバーをかけていますよ。
ワタクシの周りの変な車乗りは大抵このメーカーのボディカバーを使っています。
とにかく、
水気は厳禁の運用しております。
まとめ
おっかなくて(運転も、維持も)。
極力雨を避けて運用、バイク以上に雨天時には乗りたくないです。
走行中に危険なのはもちろん、傷み方が半端ないので精神的にもお財布的にも厳しいです。
とくに、
FRPのヒビについてはいったん始まったら止めることは難しいらしいです。
当倶楽部では、
雨の中走ったら、見える範囲を拭き上げてなるべく乾燥させています。
※それでも多少塗装のクラックはある。
宗教は何もやってませんが神に祈りたくなる。
ボディ下部は、
飛び石で傷が入った後に水が浸入しているわけで、見えない個所も結構ひどいことになってそうです。
※鉄板部分も薄いので錆びると怖いのですよ。
「最強のさび止め、POR15で全部固めちゃえ♪」」
という自分もいますがPOR-15の施工は車の下にもぐって作業できるもんではありません。
塗料をこぼして身体に付いたらまず落ちません。
※POR15についてはそのうち一記事書きます。FRPのガラス繊維を単体で固めるくらい硬化します。
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雨天時にガンガン走れない旧車は確かに不便だし実用性がありません。
それでも、
「これもヘンテコ車と暮らす楽しみの一つ。」
ネタができるということで大変光栄に思っております♪
※旧車にはコレくらい緩い神経で付き合わないと精神力と財力が持ちません。