Z1-R Z750D1 バイク メンテナンス

カワサキ Z1系バイク維持のポイント。普段使いするコツは?

更新日:

ゼファー1100用の純正リアサス
Toos

この記事にたどり着いた人は
「やった!ようやく念願のZ1を手に入れた!」
という方も多いでしょう。
よくまあこんなに高いのに・・頑張りましたね

すぐにマフラー変えたい!
とか思う前に長く気安く乗るためには最初に集中してやっちゃった方がいい項目があります。
絶対純正原理主義の方は、読まないほうがいいです

一応走って曲がって止まる・・
のであれば無理に変更する必要はないのですが、
安心感が全然違います。

これはZ1系に乗り続けて30年近いワタクシの経験から
「Z1とか手に入れたら、やっておいた方がいいと思うよ」
というポイントをまとめた記事です。
※Z1000Mk2の角ヘッド時代になると、だいぶ改善されている項目もあるので適宜応用してくださいな。





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Z1系はレギュレーターを現代のものに交換すると安心

Toos

Zを手に入れて最初にやることはレギュレーターの刷新です。

まずは徹底的に電装系に手を入れましょう。
電気は見えないだけに、どんなトラブルが発生するかわかりません。

40年経ってればどんな電装だってボロボロになりますよ。

レギュレーターとは、
バイク自体が走りながら発電している電圧を12V強(14V前後)に制御する装置
です

大体、3000回転くらいでこの電圧

大体、3000回転くらいでこの電圧

レギュレーターは絶対交換した方がいいパーツです。
交換せずに遠出するのは、自殺行為に近いです。
とにかく78年式以前のZ1系はレギュレーターが弱いです。
※Z750FX(Z1000Mk2)から電装系はかなり改善されています。

ワタクシは、初期のZ2に乗ってた時代に純正レギュレーターを2セット壊しました。
※散々探して見つけたのにあっという間に壊れた・・

かなり熱を持ち、すぐにパンクします。
※純正タイプを入手することも可能ですが結構高価です。

昔は、
ゼファーのレギュレータを改造して搭載したもんですが、今はキットとして販売されているのでポン着け可能です。
レクチャファイアなどの一部の電装も簡略化できるのでお勧めです。
※たぶん、レギュレータが破損した人が続出したので商品化したんだと思うんですよ、ええ。

遠出する際にはレギュレーターが刷新されてないマシンでは絶対に出かけたくないです。
というくらい、純正のレギュレーターはサドンデスします

ちなみに・・

レギュレータがパンクすると、どうなるかといいますと。
マジでバッテリーが沸騰します。
そうなると、マジで温泉街の硫黄のにおいがしてきます。

で、
ウィンカーつけると電球のフィラメントが瞬時に溶ける
というように電装系が次々と破損していきます。

そのまま走ると、イグニッションコイルも膨らんで使い物にならなくなります。
この時点でとんでもなく焦げ臭くなります。
ちなみに、最後まで点いてたのはなぜかヘッドライトでした・・

これを出先でやると、かなり精神的にも金銭的にも時間的にもへこみます。

ワタクシは東京在住時代に栃木県でこの状況になり、
泣く泣くZ2を現地でレンタルした軽トラに積載して帰ってきたことがあります。


Z1用とZ1-R用とは違いますので注意です。
Z1系のリプレイスパーツはなぜか楽天が豊富で価格比較しやすいです。

Z1系はチェーンをとスプロケを530に交換するといいことばかり

Toos

ともかく純正のチェーンは重いし、高いし、燃費も悪いです。

純正では、630といった恐竜時代の極太チェーンが採用されています

当時は、シールチェーンといった強度と耐久性のあるチェーンが存在しなかったという背景があります。
※意外に知られていませんが、初期のZ1、Z2のサイドカバー内にはチェーンへの自動給油用のオイルタンクが内蔵されています。

今となっては

  • 太くて重いチェーンはフリクション(抵抗)の塊
  • 何と言っても高い
  • スプロケも高いし重い
  • ※ちゃちなチェーンカッターが壊れるくらいの強度はあります。

    現代の倍近い出力のバイクでも530以下の細めのチェーンが採用されています。
    なので強度的にはまったく問題はないです。

    チェーンもハブダンパーもがネットですぐ手に入るとは・・いい時代だわ♪

    チェーンもハブダンパーもがネットですぐ手に入るとは・・いい時代だわ♪

    幸いなことに、これも各社からリプレイスキットが出ています。
    これに変えるだけでほんとに燃費が変わります♪
    ワタクシのZ1-Rが20km/lの燃費をたたき出す理由の一つはこのチェーンです。

    530キットでは
    スプロケの組み合わせで加速型にも高速型にも変更できますが最初は純正に近い減速比の組み合わせを選ぶべきでしょうね。
    ※この辺も凝り始めるときりがない。

    これもおすすめのファインチューンといえます

    Z1 チェーン スプロケ 530
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    絶対にセット外の方がお得です。

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    Z1系はポイント点火からフルトラ無接点点火に変更せよ

    Toos

    純正は安いパーツなので壊れても対応が簡単なのが助かるんだけれど・・。
    出先で調整するのも面倒だし、コンデンサは壊れやすい。
    無接点の点火方式にするとプラグの火花が圧倒的です。

    純正のポイント点火方式は、300km位ごとにギャップの調整が必要です。
    キャンプツーリングの朝はこの調整が日課でした。

    部品とか安くていいんですが、いかんせん純正のポイント点火は火花が弱いんですよ。
    ※ツーリング時には、ポイントとコンデンサの予備は必携でした。

    これも、フルトラ(無接点)点火のキットが存在します。


    Z1系は73年から80年まで共通で使えます。

    Z1 DYNA イグニッションコイル
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    予算に余裕があればここまでやれば完璧です。

    これをやるとほんとにプラグからの火花が見た目にも大きくなります
    何より、

  • 始動性が良くなる
  • 高回転もストレスなく安定して回る
  • 出先でポイント調整をする手間がなくなる
  • ようになります
    ※Z1系はキャンプの朝はポイントの点火時期調整とカムチェーンの調整で始まるのだった・・

    フルトラ点火は、かなりお勧めです

    今では、ウオタニ系の高価なキットが主流ですが、ワタクシはDYNAの安いフルトラキットを組んでいます。
    点火時期など微調整などをしないのであればこれで十分です。
    ※何せ壊れても惜しくないし、面倒くさい。

    極力電子装備に頼りたくないっていう建前もありますが、実は貧乏だからです。
    ウオタニ高すぎるし、そんなにしょっちゅうセッティング変更する必要性を感じないです。

    ↓お金持ちはこちら。現在はこちらが主流っぽい。

    と思ったらフルセット買うならそんなに金額変わらない。

    ちなみに・・

    DYNAのフルトラキットは説明書通りに組めばいいので特に難しくはないです。
    ただし、
    ワタクシが購入したロットでは配線の色が1-4番と2-3番で説明書と逆(笑)
    で不正爆発になりものすごい焦ったことがありました。

    すぐに気が付いたわけではなく、
    30分くらい悩んだ挙句、配線を逆に組んだら正常になったというエピソードがあったりします(笑

    海外もんはたまにこういうことがあるので気を付けましょう♪

    Z1系はイグニッションコイル、プラグコード、プラグキャップを交換せよ

    Toos

    無接点点火方式に変えたなら、ついでにやっておきたいプラグ回りの見直しです。
    純正がついてたとすれば、40年前の電装ですよ。

    最初に交換しちゃうのがいいに決まっています。

    点火系をいじったら、ここもついでですのでやっちゃうのが理想です。
    ここまでやると、はっきり目視で火花が大きくなるのがわかります。

    イグニッションコイルなどは一度も交換されていないような個体も多いので、
    この際ファインチューニングだと思ってやっちゃうのが吉です。

    ワタクシ的には、

  • DYNAコイル(当時はこれしかなかった)
  • NGKの黄色いプラグコード
  • NGKの茶色いプラグキャップ
  • が好きです。
    ※この色使いに憧れがあるのだった・・

    Z1 DYNA イグニッションコイル
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    昔はこれしかなかったのよ、リプレイス物のイグニッションコイルは。

    今では、純正っぽいイグニッションコイルのセットも販売されてます。
    あんまり派手にしたくない人はこれを使うのがいいと思います。
    Z1 イグニッションコイル
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    Z750D1にはこちらを装着しています。

    プラグキャップとコードはこの色がZ系にはよく似合います。
    プラグキャップは内側と外側で形を変えたセレクトしたりすると通っぽいです。

    ちなみに・・

    Z1系は良くキャブを高価なものに変える傾向がみられますが、
    キャブのセッティングをする際、点火系が確実に機能していることが大事です。

    点火系がしっかりしてるとキャブセッティングの方向性がはっきりします。
    キャブから一度遠ざかるようですが、かえって悩みが少ない場合があります。

    キャブ交換する前に、点火系は全体的に刷新しておきましょう。
    結果安くついたりします。

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    Z1系はカムチェーンテンショナーをGPz系の自動調整できるものに交換せよ

    Toos

    Z系エンジン、Z1E、Z2Eには空冷GPzのオートカムチェーンテンショナーがボルトオンです。
    コレでエンジンのじゃらじゃら音が消え去ります。

    カムチェーンテンショナーがやってることは、スプリングで押してカムチェーンのたるみを張るということです。
    ジャラジャラ言ってるエンジン音が多少静かになります

    GPz系のオートカムチェーンテンショナーを装備すると、
    カムチェーン張り直し作業から解放される上に明らかにチェーン音が静かになります。
    ※これで大きくカムチェーンの音が改善されない場合は、エンジンオーバーホールした方がいいです。

    GPzの純正カムチェーンテンショナーなんかもうないよなぁ・・と思ってたら。

    PMC様が作ってくれたのね・・ありがたや♪
    Z1 カムチェーンテンショナー
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    マニュアルのテンショナーは難しいのでオートが絶対いいです。

    純正カムチェーンテンショナーの調整作業は、キャンプ場の朝に行う必須作業でした。

    ちなみに・・

    純正のカムチェーンテンショナーは猛烈に単純な仕組みで300km位毎に、

  • いったんボルトを緩めて、
  • 中のスプリングを開放して、
  • またボルトを締めて位置を固定、
  • という行為をしなければなりません
    純正のカムチェーンテンショナーは、スプリングが弱すぎていまいちチェーンが張れてる気がしない

    リプレイスもので、
    マニュアルカムチェーンテンショナー(ボルトで直接チェーンを押して張る)
    というものがありますが、結構張りすぎちゃうんじゃないかと思うので、よほど自信がある人以外はやめた方が無難です。

    マニュアルのテンショナーは
    ちょっとコツがいるので自信がない人はオートがいいよ。

    壊れないぜ!

    壊れないぜ!

    Z1系はヘッドライトユニットにリレーを仕込まないと車検に通らない

    Toos

    純正のヘッドライトでは光量不足で車検はまず通りません。

    旧車なはZに限らず、光量不足なのでヘッドライトブースター的なキットでパワーアップ!

    旧車の光量不足の対策として、
    ヘッドライトブースター的な名称で販売されている汎用のリレーキットを利用しましょう♪

    ついでに今時のハイワッテージバルブに変更しちゃいましょう。
    これで一気にヘッドライトを明るくすることが可能です。

    ライトは明るすぎるのは気に入りませんが、行燈のような暗さはやはり危険です。

    なにより、
    車検の際には絶対に問題になるので最初にやっておくと面倒がなくていいです。
    ※LEDやHIDにすると、光軸が出ないことがありますので確実なのは純正のライトハウジングにこれらを仕込むことです。

    車検ではこの手のキットを組んでないとまずはじかれます。
    ヘッドライトブースター
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    いろんなキットがありますが安いのはリレーも安っぽいです。

    Z1系のバイクに長く乗るためのポイントまとめ

    Toos

    Z1系のバイクを気分よく運用するために最初に抑えるべきポイントを書いてみました。

    とりあえずZシリーズには25年以上乗ってますのですべて経験上の実体験です。
    気持ちよく楽して普段使いするためには最低限やっておいた方がいい個所だけ列記してみました。
    ※細かい個所はまだ何カ所かありますが。

    純正にこだわらず、

  • 運用に支障が出る箇所
  • 信頼性が低い個所
  • は積極的にリプレイスして、普段使いできるバイクに仕立て上げていくのがワタクシの主義です
    どんなにカッコよくても走らなきゃ意味がないと思っています。

    キャンプだって普通にこなす

    キャンプだって普通にこなす


    Zは万能です。
    毎年、1000km近いキャンプツーリングをかるくこなします。

    今現在当倶楽部で運用している

  • Z1-R
  • Z750D1
  • この仕様になっています。

    最初に今回紹介したポイントをやっておくと、結構ずぼらに日々の運用が可能です。
    そのほかにも、ベアリングの交換などについても語りたいことはあるのですが、これはそのうち記事にします。
    ※まあ純正で痛い目見つつ、少しずつ研究&納得しながらリプレイスしていくのも楽しいですけど♪

    ちなみに・・

    キャブについての質問をたまにいただきます。

    キャブは、

  • レーシングキャブを入れると費用がシャレにならない
  • レーシングキャブはセッティングが場所や気温、湿度で大きく変わる
  • エアクリつかない
  • など当倶楽部の運用方法に全く合わないので売り払いました・・

    キャブは消耗品です。
    まともな純正キャブを探すのは結構大変です。
    純正の強制開閉式のキャブが終わっている車両もよく見ます。

    すくなくとも現存する車両の80%は純正キャブが終わっています。

    エンジンが調子悪いと、
    キャブの問題
    とかにしたがりますが、
    実は、意外にも点火系だったり、電気系の問題だったりするんですよ

  • 走らないバイクよりは何でもやって走らせる
  • 無理やりではなく理詰めで論理的に走らせる
  • なにがなんでも走らせる

  • のがワタクシの主義です

    絶対純正原理主義」の方もいらっしゃいますので万人受けする内容ではないことをお断りしておきます♪
    旧車はオリジナルでなくてはいかん!というような、いろんな考え方があるので少しでも参考になれば幸いです。

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    メンテによほど自信があっても出先で壊れることがありますよ
    ・・バイクって人気のないところに放置するとあっと言う間にハゲタカ(人間)にやられます・・
    特に今はバイクが高いです・・盗まれると二度と出てこないと思っていいです

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