なにせ、未舗装路だらけです。
特に長野在住ならどこの市街地からでも東西南北どっち見ても山です♪
山には大抵林道がありますよ。
・・オフロードバイク乗らない理由が見つかりません。
当記事の目次
田舎には未舗装路がたくさんある
大人が自然の中で遊ぶのにバイクは最適です。
中でも、オフロードバイクは田舎のバイク乗りに向いています。
都会と違って近所が「未舗装路だらけ」です。
特に長野県は街からちょっと外れると「林道だらけ」です。
10年以上林道探索をし続けているワタクシも近所の林道を全部把握してるわけじゃないくらいたくさん林道があります。
遠くまで出かけなくても林道ツーリングが楽しめる環境です。
※半日もあれば十分未舗装路を楽しめるうえ、いい運動になります。
未舗装路からしか見られない景色もたくさんあります。
田舎在住のライダーは、もっとそういう場所を知るべきですよ。
ほんとにもったいないと思います。
※誰も知らないような絶景ポイントを探すのも楽しい林道散策です。
市街地が一望できる林道もたくさんあります。
そんな素晴らしい環境のそばに住んでいることを誇りに思えます。
※田舎暮らしって体力は必要ですが考え方によっては全く飽きないし超楽しいです。
実は、
田舎在住はバイク乗りにとっては実はとんでもなく恵まれている環境です。
※人に羨ましがられるほどいい環境です。
オフロードバイクはそのいい環境を一層楽しむためのツールの一つです。
当倶楽部では、
バイクシーズンの休日は半日程度時間が出来たら林道散策に行くことが多いです。
※ストレス解消&運動不足解消&体力つくりになります。
都会のオフロードバイク乗りは大変
都会のオフロードバイク乗りはわざわざ時間をかけて田舎まで未舗装路を楽しみに来るんです。
都会の未舗装路は、せいぜい工事中か大きな河川の河原くらいです。
ただ、無許可で河原にバイクで入ると通報されますよ。
※大抵河原は運動施設や公園になってたりするのでバイクで入ることは禁じられています。
都会のオフロードライダーは未舗装路を走るために、軽く100km以上の距離を高速道路に乗ってやってきます。
オフロードバイクは高速道路走行が苦手ですよ。
法的に高速道路走行が可能ですが、車高も高く、軽いので風に弱いし。
オフロードバイク用のヘルメットはひさしが付いてるので、ちょっと首を上げただけで後ろに持ってかれるし(笑)
それに、
オフロードタイヤは高速道路では一気に減るんですよねえ・・
※最近は皆バイクを車に積んでやってきますね。
田舎のバイク乗りは、そういう価値のある走れる未舗装路が近くにあります。
都会のバイク乗りから見たら羨ましい環境です。
・・オフロードバイクに乗らないのはもったいないと思いませんか?
※未舗装路が当たり前なので、もったいなさが実感できないのかもしれませんが。
ちなみに・・
都会のオフロードバイク乗りは林道走った後も大変です。
賃貸住宅の駐輪場で泥だらけのバイクを洗うのも一苦労です。
オフロードバイクは未舗装路を走ったら洗車して注油などのメンテナスしておくのが基本です。
※未舗装路走行後、乗りっぱなしにするとバイクの痛みが極めて速いです。
都会には、メンテナンスはおろか洗車すら出来ない環境に住んでいる人が極めて多いんですよ。
※マンションの敷地内を泥だらけにするとクレームきますよ。
泥が落ちた後は見たこともないような雑草が生えてくる。
一方、
田舎では土地があるので適当な場所でホースで水流して洗車、その後メンテナンスなんてのは文句を言われることはありません。
※泥を洗い流したところには、いろんな雑草が生えますが。
恵まれすぎですね、田舎。
オフロードバイクは災害時にも活躍できるかも!
台風災害や土砂崩れで車が通れない場所でもオフロードバイクなら通れることがあります。
台風19号の災害時、当倶楽部付近の通行止め個所を細かく迂回できたのはオフロードバイクでした。
※台風の翌日は晴れたので野次馬のバイクも多かったですが。
台風19号の後は街中がこんな感じでした・・ライフラインを分断されました。
普通車は30cmくらい浸水していた道路でスタックしていましたが、オフロードバイクでは結構余裕です。
荷物こそ積めませんが、連絡係や緊急物資の搬送に役立っていました。
※ポンプ車で水を排水しているので車は通れませんが、その横をバイクが物資をとどけている光景も目にしました。
田舎では、集落につながる道が一本しかない場合もあります。
その道が崩落や土砂崩れで車は通れなくてもバイクならいけることがあります。
一車線の半分もあればバイクなら十分通れます。
緊急事態で物資の補給や薬の調達くらいなら出来ます。
災害時には電池、食料や衣類、薬など細かく必要なものが多いですが、買ってくる手段がないんです。
たかだか十数キロ先では普通に売られていたとしても自家用車に頼り切っている田舎では交通手段がありません。
※公共交通機関なんてほぼ頼りになりません。
オフロードバイクは、車と違って普段からそれなりに練習しておく必要があります。高齢化しつつある田舎の集落ではオフロードバイクを扱える人がいないという問題もあります。
それでも、
集落が孤立してしまうことを考えれば集落に一台くらいオフロードバイクを装備してもいいように思えます。
各地方自治体レベルでは緊急車両としてのバイク配備のニュースもよく目にするようになりましたし。
クロスカブ、なんてのは集落に一台あってもいい気がします。
おススメは250ccクラスのオフロードバイク
おススメは、250ccクラスです。
基本的に丈夫なので、新車でなくとも十分です。
※きちんとしたメンテナンスは最初にしっかりしておくべきですが。
ちゃんと整備し続ければ20年くらいは余裕で乗れます。
中古車も多いのがこのクラスですが、ニューモデルがあんまりでないので中古バイクはどんどん市場価格が上がっています。
手に入れるなら早めに動いた方がいいように思えます。
初心者ほど、小さいオフロードバイクに乗りたがりますが、実はこのクラスのほうが楽に走れます。
※排気量分のトルクがあるので登りは絶対に楽ですよ。
ちなみに・・
オフロードバイクのレースでも250ccより125ccのほうがむつかしいです。
車格はほぼ同じ、馬力が全然違います。
長年、YZ125を所有していましたがYZ250に試乗させてもらって楽さを知りました。
一見、バイクの性能というと最大馬力ばかり見がちですが、
オフロードバイクでは極低速での使い勝手の良さという数値に表れにくい性能があります。
つまり、
小排気量車ほどエンジンを回さなければ馬力が出ません。
大排気量車は、アイドリングのちょっと上でも走っちゃうもんです。
どっちが楽ですか?ってことですよ。
ワタクシレベルでは、YZ125よりもYZ250のほうが乗りやすかったです。
アクセル全開なんてできませんが、エンジンが粘るのは250ccのほうで登りがとても楽でした♪
YZ85は車体は小さいけれど、とんでもなくピーキーなエンジンで全く素人向けではありません。
楽しいけどすごく疲れるのですよ・・
田舎ならオフロードバイクの維持はより一層楽
場所の確保ができるというのはバイク遊びをするにあたり、実は非常に重要な要素です。
250ccクラスのオフロードバイクは、オンロードバイクのように多気筒ではないです。
従って複雑なメカニズムではないので、ほとんどのメンテナンスは自分でできます。
タイヤ交換はもちろん、各部のチェックや整備についても慣れれば難しいものではありません。
オフロードバク乗りが、みんなで集まってタイヤ交換大会とかオイル交換祭り、みたいなことにもよく誘われます。
※これはこれで楽しいんですよ、そのあと飲み会ですが。
結構失敗もしますがそれも経験です♪
結構田舎の家の軒先には古いオフロードバイクがたたずんでいることも多いです。
※大事に乗ってると思われる車両もあれば、それなりに傷んでる車両もありますが。
250ccクラスであれば車検もなく、任意保険代こそ最初は高いですが自賠責や年間の税金は125ccクラスと比べてもさほど高いものではありません。
※自賠責は安くなりましたし。
オフロードバイクは奥が深く飽きが来ないので年式や馬力にとらわれずに長く乗れます。
長年乗り続けると年間当たりのコストを下げることが可能です。
しかも、
車体が軽く丈夫なので、体力が落ちても乗り続けることが可能です。
※リターンライダーや女性でも取り回しが楽です。
ちなみに・・
最近、ワタクシの周りでも大型のオンロードバイクを手放して250ccクラスのオフロードバイクへの乗り換えが盛んです。
あいさつ代わりに、
「250ccのオフロードバイク余ってない?」
という会話が増えてきています。
※あるわけないがな。ワタクシの直したばかりのセロー225Wを狙ってるとしか思えんぞ(笑)
皆さんいいお年なので大型バイクがきつくなってきたというのもあるんでしょうが、田舎では250ccクラスのオフロードバイクの有用性と楽しさ、維持の楽さに気が付いちゃったようで・・
※だから中古市場価格が上がるんですよねえ・・
まとめ
とにかく、
恵まれた環境にいるということを再認識できるはずです。
田舎暮らしの楽しさに花を添えるというか・・
自然環境のすばらしさとバイクの楽しさを満喫できるはずです。
※コレだけでも十分長野にIターンした価値があると思っています。
コロナ禍で感染症に弱い都会の生活よりも田舎での生活が見直されつつあります。
田舎在住者は、胸を張って日本の大自然をオフロードバイクで満喫しましょう♪
むしろ、
自然の豊かさとオフロードバイクの楽しさを都会在住者に自慢してやりましょう♪