ビキニカウルが大好きなワタクシが検証する効果は?!
そして、ビキニカウルはカッコいい・・もしかして世間ではダサいと言われてる?
というわけで、ビキニカウルについて書きます。
当記事の目次
ビキニカウルはバイクのデザインに多大な影響を与えている
顔つきが思いっきり変わります。
カフェレーサー、かっこいいじゃないか。
やっぱりバイクの顔はライト周りです。
丸目ライトにビキニカウルは個性を主張できるアイテムです。
※今時の変形ライトのバイクはやり過ぎで威圧的な感じがします。
自分が乗ってるときは、ビキニカウルは見えないのが残念です。
止まったバイクを見るアイキャッチポイントの一つは間違いなくライト周りでしょ?
そういう意味では、
ビキニカウルはデザイン的に画一になりがちなノンカウル系丸目ライトのバイクの個性主張のポイントに出来ます。
※外車に比べると日本車は車体デザインに個性がないというか無難なんだなぁと改めて思います。
カーボン製だと更に軽くなるけど、ちょっとお高いです。
ビキニカウルの機能的なデメリット
ハンドル回りが重くなるのでハンドリングは悪くなります。
ビキニカウルは、
取り付け位置がライト周りというかメーター回りというか、一番重いものがついてはいけない場所に取り付けることになります。
バイクのハンドル回りが重くなっていいことなんか一つもないです。
フルカウルは、
風よけだけではなくハンドル回りについた重たいもの(ライト、メーターなど)を全部フレームにマウントできるメリットがあるんですよ♪
※ハンドリングに絶大な影響が出ます。
ちなみに・・
超重いビキニカウルを純正装備しているZ1-RとノンカウルのZ750D1で乗り比べればよくわかります。
Z1-Rのハンドリンク記事でも書きましたが、
ママチャリのカゴに荷物を満載した状態で走ってるようなものです。
重いモノが地面から遠い場所にあるだけで、バイクを寝かせるのも起こすのも不利になります。
※起き上がりこぼしの頭部分が重いと起き上がらないように、です。
ついでにZ1-Rの場合、ちょっとした外乱でハンドリングがおかしくなってかなり怖いです。
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ビキニカウルが純正採用されているモデルは意外と少ない
それでも当時はノンカウルバイクばかりだったわけで相当スポーティなデザインだったはずですよ。
純正品のカウルは強度が問われるのでどうしても重くなりがちです。
ハンドリングに影響する重さのデメリットを考えると純正採用が少ないのもそりゃそうだという結論に至ります。
過渡期のモデルが多い
思いつくまま純正採用されたモデルを書いてみます。
- Z1-R
- RZ250R(初期型)
- AR50(AR80)
- GSX650G(限定)
- BMWの一部
まだまだありそうですが、ほんの一部ということで・・
角ライトのバイクはビキニカウルという言い方よりメーターバイザーという表現も多いですね。
丸ライトでもメーターバイザー表記もあるし、この辺の表現はグレーゾーンっぽいですが大きさなのかもしれません。
「カウル」という表現では認可が下りなかったという説もあります。
※オフ車はなぜかメーターバイザーという言い方が一般的です。
角ライトのバイザーモデル
- Z1000R
- CB1100F(ノンカウルのほうが好きですが)
- ZRXシリーズ
- AR125S
- MVXシリーズ
- VT250FC
- RZ50(旧)
この間、某所でほぼ新車の個体が35万円で売ってた。
最近は懐古趣味っぽく、ビキニカウルを装着したモデルもありますね。
Z900RSCafeとかですね。
最近のモデルはたぶん、ハンドル回りの重量増とか、高速での風の受け流しも考えて作られているはずです。
ちなみに・・
昔のモデルほど、ビキニカウルが専用設計でビキニカウルを外すとメーター回りが格好悪いものが多いです。
当時はビキニカウル内にいろいろ収めてるし、メーター回りもカウルに合わせた設計だったりします。
例えば
■Z1-R
ビキニカウルに隠れてライトボディすらないです。、
メーターの配線もむき出しになるのでノンカウル化は結構難しいんです。
■RZ250R
メーターボックスがビキニカウルに収まるようにお弁当箱みたいな形で、カウルを外すとかなりダサいです。
※こういうのを改良するのがものすごく楽しい♪となると結構病気です。
純正装備のビキニカウルは旧車ほど気安く外せないと思っていいでしょう。
※どんなバイクでも、思いっきり改造して切った張ったすりゃ何とでもなりますケドね。
ビキニカウルに風防効果や空力的効果はあるのか
高速走行時は結構風を防いでくれます。
伏せれば、ですが。
とはいえ、
一般道でビキニカウルの恩恵を感じたことはあんまりないです。
※雨降ってきてスクリーンに雨粒を確認できるぐらいです。
やはり、
ビキニカウルはフルカウルに比べて絶対的に小さいです。
当然ですが足とかへの風当たりは全くノンカウルと変わりません。
上体を伏せて何とか風を避けてるなぁって思うくらいです。
それでも、
長時間高速道路を走るとノンカウルに比べれば疲れ方は少ないです。
※Z1-Rはカウル形状の問題でスピード出すと車体がビキニカウルのアゴから浮いてくる感じが怖いので逆に疲れますが。
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ちなみに・・
フルカウルのGSX-R1100では高速道路に乗って1〇0km/hで走行中にタンクバッグの上のテントウムシがよたよた歩けるくらい風防効果があったのは印象的です。
※もうだいぶ昔の話ですけど。
逆に、
ノンカウルのZ2で高速道路に乗って1〇0km/hで走行中に、昔上野のショップで買った安いジャケットが風圧で裂けたのも事実です。
当たり前ですがビキニカウルの風防効果はは、ノンカウルよりマシ、というくらいでいいんじゃないでしょうかね?
おまけですが・・
ビキニカウルより小さいものとして、ライトの上にちょこっと載ってる感じの「ライトバイザー」というアイテムもあります。
厳密に言えばメーター周りへの風防効果はあるのでしょうが、デザイン要素だと思った方がいい感じです。
※これはこれで旧車っぽくて格好いいです。
ところが意外にも、
オフロードバイクの純正ツアラーモデルのメーターバイザーは効果があるのです。
※SUZUKI ジェベル、HONDA XR250バハ、YAMAHA TT-Rレイドとかですね。
元々ポジションが高めで高速走行時の空力なんて考えてないオフ車ですのでどんなバイザーでも、ないよりマシです。
各種メーターバイザーを検索できるようにしてあります。
ビキニカウルには風防効果より副産物的なメリットがある
実はこれ結構便利です。
純正ビキニカウルの場合は、
カウルとメーターの間がきちんと埋まってるものが多いのでこのメリットの恩恵を受けずらいです。
後付けビキニカウルの場合は、
カウルとメーターの間に新たな空間ができます。
この空間はかなり便利に使えます。
純正とは全く違うので参考にはなりませんが。
ビキニカウルとライトやメーターの間に荷物がはさめる
ちょっと信号待ちで地図見ようとする場合など重宝します。
※ここにモノ入れたまま高速と大変なことになるので自己責任ですが。
結構使い勝手がいいスペースです。
ここにステーや籠みたいな落下防止のアイテムでも追加して本気で小物入れにしようと画策したこともあります。
ステーすら重量増になるのでやってません。
とはいえ、
ここに携帯を置いて充電しながら走れたら素敵だと思っております。
ビキニカウルで追加の電装などを隠すことができる
※現在、シガーソケットとUSB電源が取れる仕様になっています。
ビキニカウルで少しは隠せますよ。
ちなみに・・
ノンカウルのバイクにシガーソケット電源追加するのは簡単です。
ただし、
見栄えと使い勝手を両立させるのは非常に難易度が高いし面倒くさいです。
例えば、
Z750D1にシガーソケットを追加すること自体は簡単です。
でも、
ソケット自体をどこに設置するのか?という問題をいまだに解決できていません。
※ETCのカード入れがハンドルから生えてるのってすごくカッコ悪くないですか?
隙間が多いビキニカウル装着車はデザインを崩さずに、追加電装などを隠すことが可能です♪
ETC自体をなんかもここの隙間に隠せばすっきりするのではないかと思います。
当倶楽部のバイクは全てETCつけてません。
※長野に移住してから、ほとんど高速乗らなくなったのでETC自体に数万円払うなら要らないです)
最近の後付けビキニカウルは超安い
ちょっと値段調べてみたら衝撃でした・・
もはや中古の方が高いのではないか?
塗装の練習にぴったりだ♪
最近の後付けビキニカウルはスタイリッシュなものも多くカッコいい物が多いです。
※もっと多様性があればもっと個性もあるんでしょうが。
ただし、
取り付け方によっては、アゴが上がった感じになるのは格好悪くて見えます。
ライトの位置が高いのでそう見えちゃうバイクも多いです。
※Z750FX系に多い気がするのは気のせいか?
逆に、低く構えた感じ(Z900RSCafeはこの辺が上手い!)だとファイティングブルっぽくてかっこいい♪
KAWASAKIもやるようになったね。
自分のバイクの色と会うものが売ってればいいんですけどね。
あくまで、自然についてるっていうのがカッコいいんですよ♪
あくまでも個人的な意見ですけどね。
どんなに造形的に格好いいビキニカウルでも、
とかちょっとダサいというか興ざめです。
どうせつけるなら全体的に格好いい方がいいに決まっています
そうはいっても、これも人それぞれの趣味です
バイクなんて人に迷惑かけない範囲で、自分が楽しければいいんですよ
人の評価気にしすぎです♪
これがクソやぼったいというか重たいんですよ・・
ビキニカウル取付時の注意点
後付けビキニカウルでは、取り付け金具がうまく処理できずに後付け感がぬぐえないというものがあります。
この辺は、ホームセンターを何往復もして一番すっきりする取り付け方法を考えましょう。
ノギスとメジャーと基本的な工具さえあれば全然難しくないです。
※綺麗に処理しないと一気にダサくなるので注意が必要です。
カウル自体も安いのでいろいろ切った張ったしてもいいんじゃないでしょうか?
ちなみに・・
後付けビキニカウルの場合、車体と色があってないと後付け感丸出しでカッコ悪くなりになりがちです。
は、ビキニカウルをつけないほうが無難かもしれません。
ビキニカウルの塗装から、本格的にバイクの塗装の道にのめりこむ人結構います。
はい、ワタクシのことです♪
まとめ
それぞれ趣味嗜好の問題っぽいのでビキニカウル装着はお好みで突っ走ればいいと思います。
- デザイン的にまとまっていれば、人と違うバイクに乗ってる感は演出できる
- ハンドル回りに追加装備(シガーソケット、ETCなど)をする際、隠せる
- ビキニカウルとメーターの隙間に一瞬なら物を置ける
- 一応風防効果はある
- ハンドル回りが重くなるの危険性があるのは否めない
- 色合いなどのバランスをとれなければ逆に浮く
- 取り付けがきれいにできなければ後付け感がぬぐえない
個性的でカッコイイではないか。
オリジナルのビキニカウルなんか目立つこと請け合いです。
若いころは「ビキニカウルってダサい!」とか思いっきり思っていましたが、今では一回転してかなり好きです。
年齢とともにかなり好みが変わってきます。
RZ250R(29L)とかAR80Sとか本気で欲しいですもん。
過渡期な感じがたまらないし、今となっては超レアです。
※中高年のバイク乗りにウケまくりです。
でもビキニカウルは個性的でかなりいい!
というワタクシの個人的な思いを一方的に世界に発信してこの記事を終える。
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