セロー225

セロー225Wのレストア完了。約30年前のオフロードバイクのインプレ。

セロー225W。202005現在はこんな感じになっています。

セロー225W。202005現在はこんな感じになっています。

Toos
セロー225Wのインプレって・・何この今更感。
という気がしないでもないです。
当倶楽部にとっては最新導入機種であることに変わりはないのです。
※2020/04ナンバー登録しました。

コレがとんでもなく良く出来てるんですよ。
まあ、普通の標準的なバイク乗りが書くセロー225Wの感想です。

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セロー225Wはとにかく車体が小さい

Toos
主に嫁が乗るように作ったセロー225Wです。
今まで嫁用のオフ車は一台残らず、車高を調整しています。
でもセロー225Wはそんなことしなくても足つきが良好なのにはまいりました。

思いっきり車高を下げたKDX125SRよりも車体が小さいです。
車高がノーマル状態でシートの位置が明らかに低いです。

セロー225Wは車高も低いし、タンク周りのボリュームが全然ない。

セロー225Wは車高も低いし、タンク周りのボリュームが全然ない。


実にいろんな小手先の技の練習に向いています。

それに、
またがった瞬間の車体の細さが印象的です。

とにかくエンジンが空冷なので冷却機構が簡素ですっきりしています。
タンク周りのボリュームがとにかくないんですよ。

ラジエター周りがスッキリしているだけで、これほどスリムになるのか?という感じです。
※タンクになんとなく付いてるカバーがシュラウドっぽいですが実質意味はないです。

長いこと、水冷エンジンのオフ車しか乗ったことがなかったので、シュラウドのないバイクは久々で新鮮でした。

セロー225Wはハンドル切れ角がすごい

Toos
セロー225シリーズはハンドルの切れ角がもっともあるオフロードバイクの一つではないかと思います。
とにかく小回りが利きます。

ハンドルの切れ角が大きく車体が小さいので、林道の行き止まりでのUターンがとにかく楽です。
1車線分もあればくるっと回れちゃいます。
※林道で目いっぱい道幅使うと路肩が崩落しそうですけどね。

セロー225Wのハンドルの切れ角の大きさは特筆もの。

セロー225Wのハンドルの切れ角の大きさは特筆もの。


ハンドル切れ角が大きすぎてチョークワイヤーがっひっっぱられて不具合になる個体も多いそうです。

オフロードバイクの水冷エンジンではラジエターシュラウドが張り出していてカッコは良いんですが、ハンドル切れ角的には非常に不利になります。

ほとんどの水冷エンジン搭載のオフロードバイクはラジエター自体がハンドル切れ角を阻害する原因になります。
そして、
水冷オフロードバイクは太い倒立フロントフォークを装備しているのでさらにハンドル切れ角がありません。
※KTM125EXCなんて、ハンドル全然切れませんよ。

KDX125SRのハンドル切れ角。

KDX125SRのハンドル切れ角。


ラジエター周り倒立フォークがハンドル切れ角を阻害してます。

セロー225Wは車体の小ささとハンドルの切れ角の大きさから、

  • ハンドルフルロックに近い状態で
  • 車体を寝かせて
  • アクセル開けて
  • タイヤを滑らせて
  • 方向を変える
  • 停止時アクセルターン」が凄い狭い範囲でできます。
    ※セロー225シリーズなら「停止時アクセルターン」は初心者でもすぐ出来るようになります。

    ちなみに・・

    Uターンが楽というのは林道ツーリングでは凄い武器です。

    林道は地図上行き止まりでなくとも、路面崩落や土砂崩れなどの災害ですぐに通行止めになります。

    この際、Uターンすることになるのですが楽な方がいいに決まっています。
    車体が大柄だと、一度バイクから降りてエッチラオッチラと方向転換したりします。
    頻繁にやると疲れるんですよ。

    DT200WRもハンドル切れない上に車体が大きいので狭い所でのUターンは苦手です。

    DT200WRもハンドル切れない上に車体が大きいので狭い所でのUターンは苦手です。


    当ブログでは、ワタクシ初登場かもしれません。

    そしてここで一発、「停止時アクセルターン」で決めましょう。
    一目置かれるどころか軽めのヒーローになれます。

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    セロー225Wの高速性能

    Toos
    法定速度は出せるものの、100km/hでの巡行はちょっときついです。

    小柄な車体は高速性能はあんまりよくないです。
    ※高速道路で追い越し車線に入るのが怖いくらいです。

    スピードは出るには出ますが、不安定感と絶対的なパワーのなさは否めません。
    エンジンがうなってる気がしてかわいそうになります。

    高速道路では登坂車線があるところは、おとなしく登坂車線に入ったほうがいいかもしれません。
    ※最近、新型で150ccの4stバイクが売ってますが高速道路は怖いのでは?

    一般道でも、40km/hから60km/hくらいでの巡航が得意なようです。
    車の流れに乗れるだけで楽しいバイクってなかなかないんですよねえ。

    ちなみに・・

    ワタクシ的には、ゆっくり走っても楽しいバイクというのが「いいバイクの条件」だと思っています。

    常に飛ばさなければならないような強迫観念に迫られているバイクって疲れます。
    ソロでロングツーリングを楽しんでるライダーほど「ゆっくり走っても楽しいバイク」を選択してる気がします。

    結局、こういうバイクのほうが長く乗れるんですよね。
    セローシリーズにファンが多いのもうなづけます。

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    セロー225Wは荷物の積載が得意

    Toos
    荷物をたくさん積めるのもセローの良いところです。
    キャリアがシートとフラットになっていて、大荷物の積載が楽です。

    セロー225Wには、たくさんの「荷掛けフック」が純正で装備されています
    キャリアはもちろん、両サイドにある取っ手にも荷物用のネットがかけられます。

    たくさんの荷物積んで旅してね♪
    というYAMAHAの配慮が感じられます。

    ワタクシの乗ってるバイクは大抵「荷掛けフック」の設定がほとんどないものばかりなので、こういうところで感動するのです。
    Z1-Rにはほぼ全く荷物をかける場所がないし、DT200WRのキャリアは荷物積みすぎると、フレーム側のキャリア取り付け部分が折れます。

    セロー225Wには荷物を固定するところがとても多いです。

    セロー225Wには荷物を固定するところがとても多いです。


    ロングツーリングにも便利そうです。

    当倶楽部所有のツーリングバイクのナンバー取付ボルトに、荷掛けフック用のアイボルトを使わないのはセロー225Wが初めてです。
    ※KTM125EXCは荷物がリアシートにそもそも詰めないのでアイボルトは使ってませんが。

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    セロー225Wの燃費

    Toos
    現在、計測中です。
    まだ、ナンバー登録してから1カ月しかたってないし、コロナ禍で自粛の世の中ですので遠出もできません。
    追記していく予定です。

    それでも、

  • 4st
  • 単気筒
  • 225cc
  • 低回転型エンジン
  • なので、
    近所の散歩+林道+キャブセッティング途中での燃費では、30km/l程度は行ってます。
    ※ツーリング的な使い方をすれば40km/l近くは行くと思っています。

    ちなみに・・

    ネットや雑誌の燃費のインプレッションって結構いい加減です。

  • 乗り手の体格が違う
  • 乗り手のアクセルの開け方が違う
  • インプレ時と気温も湿度も違う
  • インプレ時と全く同じ交通条件ではない
  • ということを加味して考えたほうがいいです。

    当然、渋滞が多い都会と渋滞のない田舎では燃費は全然違うはずです。

    当倶楽部は田舎に存在しています。
    近辺に渋滞が発生するところなんかないわけです。

    なので、

  • Z1-Rで20km/l走ったり、
  • KDX125SRで25km/l走ったり
  • するのは割と普通です。

    しかも、

  • 当倶楽部から10分で峠だったり、
  • 当倶楽部から15分で林道だったり、
  • するようなバイクにとっては天国のようなところに拠点があります。
    ※やろうと思えば、100%林道とか100%峠という条件での燃費計測も可能です。やりませんが。

    というわけで、条件がそもそも違うので人のバイクの燃費なんか気にしても意味はないです。

    田舎はいいですよ♪
    都会のバイク乗りは、みんなで信州に引っ越してきましょう♪
    ※一戸建て&ガレージライフが夢ではなくなりますよ。

    ・・いつものように話が思いっきりそれましたね。

    セロー225Wの気になるところ

    Toos
    新車ではないバイクの話なので個体差もあると思うんですが。
    当倶楽部のセロー225Wにはちょっと気になる点が何点かあります。

    おいおい乗りながら調整していく予定です。
    幸い、各方面からいろんなアドバイスをいただけています。
    ※アドバイスくれる元セロー乗りの多いこと多いこと(笑)

    負圧キャブの癖なのか極極低速が不安

    Toos
    アイドリング付近のアクセルレスポンスがいまいち良くないです。

    アイドリングからアクセルをガバ開けすると、
    一瞬アイドリングが落ちるような音がしてワンテンポ遅れてパワーを感じる感じです。
    単気筒の負圧キャブですので、この辺のダイレクト感の無さは望めないのかもしれません。

    エンジンの極極低速域を超えれば、
    停止状態からフロントアップも可能なくらいのパワーはあります。

  • ちょっと後ろ乗りして、
  • クラッチミートを遅らせて、
  • ちょっと高い回転で、
  • クラッチつなぐ
  • だけでフロント上がります。
    ※セロー225Wは簡単に停止状態からのフロントアップ出来るオフ車です♪

    セロー225Wのキャブ。何度も降ろして調整しました。

    セロー225Wのキャブ。何度も降ろして調整しました。


    車載のままだとパイロットジェットの調整がスペース的にかなり厳しい。

    それでも、
    ワタクシ的には、極極低速での使い勝手の良さを求めています。

    幸いアイドリングは非常に安定しています。
    これからも調整していきますが、パイロットジェットではなく、キャブの極初期の動きのような気がしています。
    ※アクセル開けた後、キャブに負圧がかかるまでのタイムラグ?かなぁ、と。

    PWK28キャブにしちゃえ!
    というアドバイスをくれる元セロー乗りが大勢います。
    とはいえ、
    ワタクシとしては、まだ純正CVキャブの実力を見切ってはいません。
    もうしばらくはこのまま行きます。

    ちなみに・・

    意外にもセロー225シリーズは、排ガス規制との闘いを続けてきたモデルです。

    セローシリーズは何度も細かくマイナーチェンジしています。

    マイナーチェンジのたびに、

  • セルが付いた
  • カラーリング変更
  • タンク容量変更
  • サスペンション変更
  • ライト変更
  • 等は注目されていますが、実は排ガス対応の仕様変更がかなり多いんですよ。

    キャブ自体を変更せずに、ジェット類とセッティングで対応してたりもします。
    ※年式で全然基本セッティングが違っています。

    比較的おとなしめのセローというバイクですが、YAMAHAの熱い設計思想と意地を垣間見る日本の誇る名車だと思います。

    クラッチのつながりがイマイチ

    Toos
    ストップ状態からの動きだし時、ワタクシのクラッチミートに合わないんですよ。
    なんだか、少し滑ってるような感覚がちょっと残ります。

    どうもスタートのクラッチミート直後、動きだしのタイミングで若干の滑りが起こってるような気がします。
    クラッチワイヤーの調整も行ってるんですが・・

    2stのようなスタートをしてるワタクシが悪いのかなぁ・・

    ワイヤーの取り回しは結構工夫しました。

    ワイヤーの取り回しは結構工夫しました。


    ハンドル切れるもんだからベストな取り回しを模索しました♪

    クラッチ周りのパーツでも交換してみるかな。
    2020/05時点でのセロー225W(4JG1)のクラッチOHに最低限必要な部品は以下の通り。
    うむ、高い。
    YAMAHAの部品は年々高くなるんだよねえ・・

    部品名称部品番号単価(税込み)必要個数小計
    スプリング,コンプレッション90501-2370034141364
    プレート,フリクション537-16321-00133156655
    プレート,クラッチ1137-16324-002090510450
    プレート,フリクション36X-16321-00136411364
    スプリング,クラッチボス1KH-16383-00150711507
    ワッシャ,ロック90215-141861211121
    ガスケット,クランクケースカバー4BE-15451-008581858
    スクリユ,ウィズワッシャ90159-050111104440

    合計 22,759

    うむ、予算が足りない・・

    まだ新品パーツ出ますね♪
    ※バイクのクラッチのスプリングボルトは物理的に伸びるので交換する主義です。

    ちなみに・・

    クラッチの調整はワイヤー中央部でやってからクラッチレバー側で微調整するのが正解です。

    多少面倒ですが、クラッチの動作が自分の好みと違うバイクはやはり疲れるものですよ。
    特に長距離走ると気になって仕方がなくなります。

    年に一度くらいは、クラッチのグリスアップと調整をしてあげましょう。
    ※出先でクラッチワイヤー切れると結構大ごとですよ。

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    まとめ

    Toos
    「セローに始まり、セローに終わる」とはよく言ったものです。
    ワタクシも、セローをなめていた時期がありました。
    とんでもない馬鹿者でした。
    今でもバカですが。

    今更ながら、セロー225Wは素晴らしく良く出来たパッケージングです
    初心者からベテランまで納得できる性能です。

    既に、製造中止からかなりの時間が経ちます。
    セロー225以上の完成度を持ってるオフロードバイクは現在でもほとんど存在しないんじゃなないかと思います。
    ※それくらい良く出来ています。

    セロー225Wのセッティングとロードテストで白馬あたりをうろつきました。

    セロー225Wのセッティングとロードテストで白馬あたりをうろつきました。


    オンロードでも楽しいんですよねえ♪
    特に狭い道は大得意です。

    セローシリーズは、
    マイナーチェンジを何度も繰り返して生き延びてきたモデルです。
    年式ごとに弱点もいくつかあるようですがそれはソレです。

    現在のセロー225Wの中古車市場ではタマ数こそあるものの、

  • 一時期中古で安かった
  • ハードに使う人が多かった
  • メンテに無関心な初心者が乗った
  • だけに程度の良い個体は数少なくなっています
    ※個人売買で最低ライン15万円程度でしょうかね。

    セロー225シリーズは日本の残すべきバイク文化の遺産です。
    セロー225を探している人はお早めに!
    今ならまだ全然レストアも間に合うし、比較的安く入手可能です。
    ※YAMAHAはこういうロングセラーバイク作らせたらすごく上手いよね。







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    メンテによほど自信があっても出先で壊れることがありますよ
    ・・バイクって人気のないところに放置するとあっと言う間にハゲタカ(人間)にやられます・・
    特に今はバイクが高いです・・盗まれると二度と出てこないと思っていいです

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