っていうくらいオフロードバイクで未舗装路を走る際の装備は大事です。
転んだ時の防御はもちろん、自分のスネに親指大の石が当たっただけで悶絶しますよ。
※石って結構尖ってるよ♪
第二回オフロードバイク初心者講座はプロテクタと装備について書いてみます。
当記事の目次
プロテクターは大げさ?そんなの痛い目見てから言いなさい
とはいえ、
ワタクシはプロテクターを装備しないで未舗装路で阿遊ぶ度胸はないです。
プロテクター装備しないと怪我します(断言)
プロテクタがあると転んだ際のダメージが全然違います。
ただし、
プロテクタしてても転んだ際に打ちどころが悪いとワタクシのように骨折します。
※全治3か月という大けがです。馬鹿ですね。
転んだ際にまず身体のどこが地面と接触するかを考えるとプロテクタの意味が分かります。
大体、身体の端っこか出っ張ったところなんですよ。
人間は転んだ際には真っ先に反射的に手をつく生き物です。
だから、
グローブ無しなんかはもってのほかです。
※グローブはバイクに乗るには必須なのでプロテクタですらないですが。
たとえ、
転ばなくとも走行中のスネ(弁慶の泣き所)への小石のヒットは防げません。
自分のバイクの前輪が巻き上げた小石が当たるんですよ、砂利道以外でも。スネに。
プロテクタしてても「スコーン」とスナック菓子のような音がします。
※オンロードバイク用のブーツは、ほぼ役に立ちませんよ、スネ当て必須です。
小石でもスネに直撃すると悶絶します。
※「スコーン♪」と香ばしい音の直後に、林道の道端で激痛に耐えながら涙ながらにうんうん唸るがよいです。
ちなみに・・
極論を言えばオンロードでもプロテクタはあった方がいいに決まっています。
※ワタクシもオンロードを走る際には肘と膝のプロテクタは極力入れています。
転ぶとジャケットやジーパンなんかは全く防御力はありません。
最近のライダーズジャケットはプロテクタ内蔵のものが主流ですし、Tシャツで走るような人は減ってきていますね。
オフロードでは気持ちが先しすぎて転倒しがち
多少のあざ程度ならまだしも、大けがはシャレになりません。
少しでも自分へのダメージを軽減するためにはプロテクタなどの装備は絶対です。
特に複数台で林道に遊びに行く場合に多いんですが周りのペースに引っ張られます。
自分の実力以上のスピードが出ちゃうので制御できずに転ぶのを何度も見ました。
慌てるといつも通りの操作ができないんですよ。
※特に初心者にはありがちです。
自分のバイクに慣れる前にオフロードに入り込むのはやめた方がいいよ、というのはそのためです。
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オンロードとオフロードは当たり前ですが路面のグリップ力が全く違います。
オンロードでは普通に止まれるブレーキの操作感覚ではタイヤがロックすることも多いんです。
特に急な下り坂で発生しがちです。
スピードが出すぎたままコーナー手前まで侵入しちゃって、
あわてて減速=フロントブレーキをフルブレーキング!!
タイヤはオンロードと比べ物にならないくらい簡単にロックします。
タイヤがロックするとマジで止まれないんですよ(笑
これが平たんな場所ならまだいいんですが、下り勾配だと勢いを殺せずパニックになります。
※別の初心者講座の記事で勾配の注意点を書きます。
初心者ほどプロテクタが必須なのは言うまでもないですが、ベテラン勢もなめてかかると大怪我します。
よくあるパターン
・・全部ワタクシです、はい。よろしくお願いします。
オフロードは何があるかわかりません。
林道や山の奥地でトラブルに合うと遭難しかねません。
初心者が一人で林道んい行かない方がいいよ、というのはこういうことです。
極力リスクヘッジはしておくべきですね♪。
リスクを軽減するためには、
ぐらいしかできることはないんです。
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林道で遊ぶのに必要なプロテクターは?
なにをそろえたらいいのかわかりませんね。
自分が転んだ時に、どこが地面に最初に接触するか?を想像しつつ選ぶといいですよ。
とりあえず、最低でも装備したいプロテクターは、
だと思います。
※グローブとヘルメットはバイクに乗るさいはオンロードでも当たり前の装備です。
ちなみに・・
某茨城県の有名なオフロードバイク用品店さんに行って店長さんに話を伺った際、
一回コケて怪我するとプロテクター買いに来る客が多いんだよねえ・・
といってたのが印象的でした。
※それだけ、プロテクターは軽く見られているという事なのでしょうねえ
オフロードブーツは最初に手に入れるべきアイテム
かっこだけで靴の裏見ずに選んじゃうと林道でバイクの押し引きの際に余計な体力使いますよ。
悪路でバイクを押して歩けるように靴底がグリップ力のあるモデルを選びましょう。
※モトクロス用は底が平らで林道の粘度の上では自分の足で歩くのが難しいくらい滑ります。
かつてのオフロードブーツは結構固くて歩きづらいものが多かったです。
最近はツーリング向けの柔らかく歩きやすいものも増えています。
ちなみに・・
レース用はカッコはいいですがやめた方がいいですよ。
ワタクシは以前AXOの固いレース用ブーツでツーリング中に自然公園を歩きましたが、
「二度とこのブーツで歩くもんか!」
ってくらい疲れました・・
※誰も買わないので安かったんです。
デザインがよく適度に柔らかいので歩くのも苦になりません。
評判がよく周りにもユーザーがたくさんいます。
初心者にもおススメです。
靴の底がフラットでなければなんでもいいんですよ、林道遊びくらいなら。
そろそろ買い替えないといけないくらい使い倒しています。
※昔はムースレーシングはすごく安かったんですよ・・
ニーガード(膝)は防御の基本
とはいえ、安物でもないより全然マシです。
バイクで転んだ時の膝へのダメージってのは結構絶大です。
それだけ転んだときは早いタイミングで膝をつくということです。
ニーガードが無ければ大けがになるケースでもダメージを軽減してくれます。
※ニーガードが無いと転んだ際にヒザの皿が割れますぜ。
出来れば膝の横までしっかり覆うプロテクション効果の高いものをおススメします。
プロテクション効果が高い=高価&動きづらいんですよねえ・・
林道ツーリングレベルでもそりゃ高価なプロテクタが理想です。
とはいえ、
しない散歩程度の林道ツーリングなら動きやすい簡易的なもので十分とも思います。
自身が無茶したり自制が効かなくなる性格なら、よりいいものを用意しましょう。
簡易的なニーガードでもないより全然マシです。
※安物でもプロテクタしないより全然マシという意味です。
簡易的なニーガードほど膝の両脇へのダメージを軽減してくれない傾向にあります。
倒れたバイクに膝を挟まれる・・とかは気を付けましょう。
※よくあるんですよ、しかもマフラーで火傷したりねえ。
バイクで遊ぶ際は転ぶと疲れます。
という大人の遊びなんですよね、オフロードバイクは。
※ただし、転ぼうと思ってバイク乗ってる人はただの一人もいませんよ。
この前のモデルで「ラプター」というシリーズを愛用しています。
ゴムストラップが伸びてきたのでゴム部だけ付け替えて使ってます。
これ安いなぁ。
ラプターにそっくりで値段は・・だれか人柱にならない?
オンロードではこのタイプのニーガードを使っています。
エルボーガード(肘)は防御の要
簡易的なものでもいいですが、固定個所が少ないものはやはりズレやすい。
二か所以上で固定するものをお勧めしますよ。
コケタ時に必要な場所をガードしてくれないとか意味ないです。
転んだ時に、
と並んでよくダメージを受けるのが「ヒジ」です。
※やはり出っ張ってるところはぶつけがちです。
エルボーガードはあまりごついとウェアの中に仕込むことができません。
ワタクシはオフロードジャージを着る際にはジャージの上に装着しています。
ツーリングでジャケットを着る際には中に仕込む薄手のものを付けてます。
オフジャージの内側に仕込めるコンパクトさ。汗かくけどね・・
ブレストガードは大げさかもしれませんが。
でも、
脊椎パッドと合わせると防御力はかなり高いのは確かです。
前走車が跳ね上げた石が胸に当たることは少なくないんですよ。
※跳ね石でライトとか余裕で割れますよ。
ワタクシは、林道では使いませんがレースでは中に着こむタイプを装着しておりました。
あまりに暑いので途中で脱ぎ捨てたことがあります。
※真似しないように。
逆に春先や秋口などはあったかいです♪
当倶楽部ではレースの際はsixsixoneの脊髄パッド付のブレストガード使ってます。
最近あまり使ってませんが・・
※もう型落ちしたみたいで探しても売ってないですね・・
どうせなら脊椎パッド入りがおススメです。値段そんなに変わらないし。
に代表される
「外殻タイプのプロテクタ」
もありますが林道ツーリングでつけてる人見たことないです♪
あれは、
モトクロスの第一コーナーのポジション争いでガンガンバイクぶつけあう時には有効ですけどねえ。
※ワタクシもつけたことないです。
街中で浮きまくりです♪
ウェストポーチは大事に荷物入れ
オフロードではバイクに荷物をくくるくらいなら自分が重いほうがマシです。
と言い放った先輩がいますが、マジでその通りです♪
林道で荷物をバイクに括り付けると結構な割合で落とすんですよ。
大事なものは身に着けておきたくないですかね?
それに、重たいものがバイクの端(シートの後端)についているだけで運動性能は一気に落ちます。
リュックは荷物は入って便利ですが立ったり座ったりが頻繁なオフロード走行では肩に重さがかかって来ます。
軽めのツーリングでは財布と携帯、飲料が入れば容量的には十分じゃないですかね?
それ以外の荷物はバイクに括り付けるとしても、ウェストポーチ(ヒップバッグ)は極めて便利です♪
やはりバイク用、もしくは山歩き用が丈夫でいいですよ。
ワタクシは、ウェストポーチ派です♪
※腰部が軽すぎると逆に不安になる(レースでもつけたくなるくらい)
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バイクで出かける際にヒップバッグ、ウェストポーチに必ず入れておくものは何? 必須なのはポケットティッシュとウェットティッシュ あ、ない? そうですか・・ ・・話が終わってしまうではないか。 まじめにトイレ系の腹痛はバイク乗ってるときついのです。 ※前の日に焼酎の炭酸割りを飲み ...
バイクで出かける際にヒップバッグ、ウェストポーチに必ず入れておくものは何?
ちなみに・・
バイクにサイドバッグなどを装備している同行者がいたらラッキーだと思いましょう♪
おにぎり(山の中で食う)や、食材、飲料などをお願いして持ってもらえるので♪
※その際は、ジュース代くらいはお礼するのがセオリーですよ。
オフロード走行時のウェアについて
型落ちのオフロードジャージは意外なほど安かったりしますのでこういうのを狙いましょう。
適当に痛んだら捨てるそうです。
モトクロスウェアでツーリングして街の定食屋に入るのがどうしても嫌だと(笑
※彼は年間のツーリング距離がとんでもないので、そういう考えもありですね。
とはいえ、派手なオフロードウェアはオフロード乗りとして一度はしてみたい。
※派手なウェアのオフロードライダーが実は40代50代ということは往々にしてあります。かっこいい!
オフロードウェアのメリット
派手なオフロードジャージ(ウェア)はメリットがたくさんあります。
オフロードウェアのデメリット
■オフロードジャージがちょっとなぁ・・と思う点は・・
オフロードジャージは結構高いのでイヤーズモデルの型落ちを狙うのがおススメです。
※2年落ち位だとセットで結構安く売ってたりします。
オフロードウェアはデザインのトレンドもあってスキーウェアみたいなもんです。
個性が主張できるのもオフロードジャージのいいところです。
※友人一人一人が強烈にイメージできるんですよ、オフジャー着てると。普段スーツで会うとイメージギャップにびっくりします。
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好みのデザインを探せばいいと思います♪型落ちが安いですよ。
適当に派手だと遭難しかけても目立つので助かる可能性は高いんですが(笑)
オフロード走行時のヘルメットについて
オフロードヘルメットのバイザー部は、自車&他車が跳ね上げた泥を受けるのに必要なんだ!とかだんだんわかってきます。
オフロードヘルメットのバイザーは一番上の位置に固定するのがセオリーです。
デザインヘルメットも、一番上の位置がしっくりするようにペイントされてます。
オンロードヘルメットではダメ?
特に息が上がるようなハードな走行するのでなければオンロード用のヘルメット(フルフェイスを推奨)でも大丈夫です♪
オンロードヘルメットやジェットヘルの場合はシールド必須です。
※シールドがないと目も明けてられません。
オンロード用のヘルメットで林道走るとちょっと浮きますけどね・・
結構高いんですよね、オフロード用のヘルメットって。
軽くて通気性が良くて内装が洗える・・AraiかSHOEIなら間違いないですが・・国産ヘルメットはいかんせん高いです。
オフロード走行するのにヘルメット+ゴーグルorシールドの論争も長いこと続いてます。
ツーリングだけでレースに使わないのであればシールド装着モデルは非常に便利です。
※嫁はシールド付きのAraiツアークロスでエンデューロレースに出て普通に入賞してましたが(汗
ゴーグルは格好いいんですが、実は雨天ツーリングでは鼻とか口の周りに雨が当たって結構痛いです。
※泥のレースではゴーグルでもすごいことになります。
ゴーグル用のヘルメットです。
ワタクシはこのモデルを愛用してます。
既に型落ちっぽいですね・・
でもデザイン的には、Oneのトルーパー(この記事のアイキャッチ画像)がカッコいいなぁ・・
シールド付きオフロードヘルメットといえば、定番はコレ。
上記リンクから、いろんなデザインを検索できるようにしてあります
現在、嫁はこれを愛用しています。
ツアークロスは頭の形が合わん、と言い放った。
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まとめ
林道ツーリングに必要な装備を羅列してみました。
※ハードル高いなーオフロードバイクって♪
基本的には、プロテクタ以外はゆっくり揃えればいいとは思います。
少なくとも
のプロテクタが揃うまで未舗装路走行はしないほうがいいですよ。
※とりあえず安物でもいいと思います。
痛い目見てからでは遅いです。
遊びで怪我したらかなわんじゃないですか。
なにを選んだらいいかわからなければ形から入りましょう。
それでいいんですよ!
一番かっこいいもん選べば大体間違っていません。
ちなみに・・
バイク用品はオフロードグッズに限らず、次に買い替えるときには何が必要かわかってきます。
実践を伴えば、次はちゃんと理論理屈で買えるくらいの知識がついています。
※人のを見て、あれ便利そう!とかカッコいい!とか思ったら真似すればいいんですよ。
オフロードグッズは、
ブーツ以外はめったに壊れるようなものはないので長く使えますのでなかなか買い替えないんですけどね。
とはいえ、
転ぶとジャージやジャケットはあっさり破れます♪
もう一度言いますが、未舗装路を走るならプロテクタは大事ですよ♪という記事でした。
次回の講座は、
いよいよ未舗装路を走る!ことにチャレンジです。
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