上手く使いまわしてやがんな、KAWASAKIって感じです。
バイク屋さんで数十万かけても調子悪いZ系バイクがすごく多い。
ワタクシが30万円で全てやってあげましょう。
※入手困難なパーツについては別料金を吹っ掛けますが(笑)
余計なお世話コメント
ワタクシのブログは、仕事中にさぼって読むことをお勧めします♪
仕事の緊張感をリフレッシュしてつかあさい(土佐弁
※同僚や上司にばれないよう各自工夫を凝らしていただけると幸いですが、見つかっても知りません。
もちろん、携帯からもお楽しみいただけます♪
当記事の目次
Z750D1はもう40年も前のバイクであるということ
運よく手に入れたなら致命傷になる前に一通り手を入れた方が安心です。
中古で買ったバイクにそのまま乗れると思ってはいけません。
特に10年以上前の一カ所でも純正と変わってるようなバイクは要注意です。
しっかり初期化することをおススメします。
そして、
極力初期化作業は人任せにしない方がいいです。
という事づくめです。
カスタムは・・
Z系に限らず旧車と呼ばれるようなバイクの入手と同時に一気にカスタムパーツを組みたがる人がいます。
個人の勝手ですが、あんまりおススメできません。
費用は掛かるかもしれませんが、
「一度しっかり初期化して純正を味わう。」
方がバイクが長持ちしますよ。
※Z系バイクはちゃんと整備すれば一生乗れるバイクです。
特に雑誌のカスタムのように、
最新の足回りを組んだりすると各部に想定外の負担がかかります。
一時期流行ったような、
やみくもに現行バイクやレプリカ時代のパーツを組み込むとバイクの寿命は縮まります。
そして、
そんな改造で速く走れると思ったら大間違いです。
Z系バイクは純正でポイントをきっちり押さえて整備すれば普段使い可能です♪
消耗品や痛んでる部品を一つ一つ吟味しつつ、ずっと直し続けるのが旧車を長く楽しむコツです。
逆にこれが出来ない場合はすぐ不動になります。
とにかく、
中古でバイクを手に入れたら部品が手に入るうちにできる限り初期化することをおススメします。
じゃないと遠出なんか怖くてできませんよ。
旧車は出先でいきなり壊れることは珍しくないのですよ。
何より安心感が全然違います。
旧車乗りはロードサービス付きの盗難保険に入っておくと安心です
Z750D1の電装系は全部交換すべき
幸いZ750D1の電装系は40年経ってるにも関わらず、リプレイス品が入手可能です。
こういう要の部品は入手できるうちに交換しちゃった方がいいです。
※いつ製造終了になってもおかしくないですよ。
バイクん電装系は古くなるとメインハーネスをはじめ、各配線が劣化すると電気的に抵抗になります。
抵抗になる個所は熱をもって危険です。
ハーネスに焦げたところや被膜が破れてるところないですか?
※カプラー部も導通が悪くなりがちです。
Z750D1はね、Z系で一番生産台数が少ないのです。
という事はね・・いつリプレイスパーツが販売終了してもおかしくないのです。
本当にリプレイスパーツはありがたいです。
メーターハーネスはZ750FXⅠと一緒のはずです。
ショートしてません?
ヒューズボックスの内部は溶けてませんか?
純正のヒューズボックスは意外に水が侵入しやすいので漏電して溶けたりしてますよ。
こういう部品もありがたいことにリプレイスパーツが販売されています。
全部新品に交換すべきですよ。
※ショートなどの漏電は一度やると癖になりますので。
なんでZ系のリプレイスパーツは楽天が強いんだろう・・
ヤフオクで中古のヒューズボックスが8000円で売られてた・・
なんでも無知は損しますね。
Z1系のレギュレーターは今時の物に変えるべき
出先でサドンデスする危険性がかなり高いです。
レギュレータがダメになると電装系が全部だめになると思っていいです。
ワタクシは知り合いがZ乗りになったら、最初に助言するのがレギュレーターの交換です。
断言しますが、
Z1系の純正レギュレーターは100%絶対壊れます。
ワタクシは何個も壊しました。
※覚えてるだけでも3個は壊しています。当時でも一個一諭吉以上しています。
現在はゼファーなどの新しめの車種用のレギュレーターを加工したキットが出ています。
これに丸ごと変えちゃってください。
安心してZ系に乗りたければ絶対にやった方がいい初期化項目です。
なにはなくとも最初にレギュレータは押さえましょう。
※集合管とかは後で何とでもなりますのでゆっくり探して下さい。
レギュレーターを変えずにZで遠出はしない方がいいです。
ちなみに、Z750D1とZ1は多少コネクタが違いますので間違えない様に。
純正のレギュレータはお役御免ですので神棚にでも飾っておいてください。
ちなみに・・
レギュレータがパンクするとバッテリーが沸騰します。
硫黄の匂いがしてきて灯火類をつけるたびに一瞬明るくなってフィラメントが燃えつきます。
これを出先でやると純正レギュレーターで遠出なんて恐ろしくて二度としたくなくなりますよ♪
※MFバッテリーなら爆発しますよ。
こんな記事もあります▼
カワサキZ1の純正レギュレータはトラブルの元。バッテリーが沸騰する恐怖! 余計なお世話コメント この記事は、会社のPCでネットサーフィンでサボりつつ、旧車バイクの維持管理を頑張ってる人向けです。 上司にばれないように慎重に盗み見てください。ばれて ... 続きを見る
参 考 【カワサキZ1の純正レギュレータは即時交換】トラブルの元。バッテリーが沸騰する恐怖!
Z1系バイクのバッテリーはYB14L-A2。安い中華製でも大体寿命は2年。 Z1系バイクのバッテリーの型番 マニュアルで標準指定されてるのは昔ながらの開放型バッテリーです。 ※当時はバッテリーに選択の余地なんかなかったんでしょうね。 マニュアルでは「YB14L-A2」とありま ... 続きを見る
参 考 Z1系バイクのバッテリーはYB14L-A2。安い中華製でも大体寿命は2年。
Z750D1の点火系を見直せばエンジン始動が楽になる
これが結構火花が弱いです。
ポイント式は放っておくとすぐ調子を崩します。
エンジンのかかりが悪くなるし、燃費も悪くなるしパワーも出ません。
純正のポイント点火は
などの部品が安くていいんですが非接触のフルトラ点火に比べて火花が圧倒的に弱いです。
そのうえ、
定期的にポイントギャップの調整が必要です。
※ワタクシは300kmごとに調整してました。
出先でのポイント調整はエンスーっぽくてカッコいいんですが面倒くさいです。
ギャップの間隔調整は慣れないと余計調子を崩す原因になりますし。
※キャンプツーリングではZ750D1以前のZ系では朝の恒例作業ですね♪
Z750D1の次の型、Z750D2(Z750FX)からは非接触のトランジスタ点火になります。
このパーツを流用できればそれはそれでいいです。
純正パーツは入手が難しいのでDYNAのキットでフルトラ点火にしてしまいましょう。
ついでに、
イグニッションコイルとプラグコードも寿命ですので替えてしまいましょう。
見た目でわかるほどプラグに飛ぶ火花が力強くなります。
※エンジンのかかりも良くなるし、燃費も変わります。
プラグキャップが割れてる車体すらあるのは・・ちょっと危険ですよ。
これで、
ポイントギャップをいちいち調整する必要がありません。
イグニッションコイルは純正風のも出ていますね。
目に見えてプラグの火花が強力になります。
これだけでグッと今時のバイクぽっくなります。
より一層信頼性を求める人はウオタニのフルキットがあります。
今はこちらが主流ですね。
DYNAなどのフルトラキットを細かく買い集めると、普通にウオタニくらいの値段になっちゃいますし。
点火系に限らず、信頼できるキットを組んでいると何かトラブルがあったときにその周辺のトラブルを除外できます。
※トラブルシューティングが楽になるという副産物もあります。
下手な爆音マフラー入れるよりよほど有意義な部品です。
Z750D1のメインハーネス
現代のZ乗りは本当に恵まれています。
再度書きますが本当に手に入るうちに交換しておいた方がいいです。
Z1-Rのメインハーネスが手に入らな過ぎて自作しようと思ったワタクシですが、本気で大変すぎて結局Z1の強化品メインハーネスを流用してしまった過去があります。
※今では手に入るのですが。
メインハーネスの不具合からくる不調が数万円(1万数千円)で解決するなら安いもんです。
本当に新品が入手できるなんて夢のよう♪
ほんとに今の世の中Z乗りにやさしいわ。
20年前は探すだけで一苦労でショップにも「絶対ないよ」と言われてました。
ちなみに・・
メインハーネスの交換は、それほど難しくありません。
素人作業でも、
を繰り返せば時間こそかかりますが完了まで持ち込めるはずです。
とはいえ、配線図があると一層安心なのは言うまでもないですね♪
メーターハーネスも余裕があれば変えましょう。
この辺は、走ることに直接影響はないですがいっそのこと交換しちゃう方が面倒くさくなくていいです。
一個ギボシを外して、一個付け替えるを繰り返すだけです。
Z750D1のライトの暗さはヘッドライトブースターで解消
バッテリーから直接配線してライトを明るくしちゃいましょう♪
そのためのキットが出ています。
メインハーネスが新しくなるだけでも明らかに光量が増えます。
それだけ電気的な抵抗があってロスがあったということです。
それでも、
メインハーネスを新品にてもライトの光量で車検には通りづらいのが旧車です。
※後付けのLEDライトは光軸が出ずらいです。しかも旧車には似合いません。
なので、
ヘッドライトブースターをつけましょう。
ここまでするとはっきりと違いが分かるほど光量が増えます。
ヘッドライトブースターを追加せずにユーザ車検に臨むとほぼ間違いなく通りません。
※これ付けないでユーザー車検て通るの?って感じです。
ヘッドライトブースターは、自作でもできますがリレーの知識がないと一苦労します。
※リレー単体で買うと結構高いんですよ、防水使用は。
ヘッドライトブースター交換
ハーネス交換のポイント
ヘッドライトブースターのリレー部をライトケースの中にいかにうまく格納するか?ということにつきます。
取り付け自体は素人でも全く問題ないレベルです。
説明書に懇切丁寧に書いてあります。
遊んでる余分なハーネスは車体側にタイラップで固定しておきましょう。
※ハンドル切って余裕がある取り回しにしないとハーネス切れます。
旧車のバイクは絶対ヘッドライト強化しないと光量不足で車検通らないです。
関連記事▼
Z750D1のアーシングは効果あり
それでも、
40年の時間によって錆や腐食でフレーム側の導通が悪くなっています。
バッテリーのマイナス側に戻る電気を妨げているはずです。
なので、
車体各所にマイナスアースしている所から、バッテリーのマイナスに直接配線(太い線でなくてもいい)してあげましょう。
電気の流れを助けてやると効果があります。
※灯火類が見違えるほど明るくなることがあります。
アーシングは高いキット買わなくてもちょっと勉強すれば適当な配線で自作できます。
ウィンカーつけるとテールランプがちょっと暗くなるという車検で意地悪された現象もこれで解決できました♪
関連記事▼
Z750D1の車体回りについて
可動部分は全部外して清掃後、徹底してグリスアップしてみることです。
各部に注油やグリスアップして動きが渋ければ潔く交換することをすすめます。
※この際、ワイヤーもできる限り交換しちゃうと操作系が一気に軽くなります。
関連記事▼
Z750D1のワイヤ、ケーブル類
ショップで見つけたらストックしていた時代があったんですよ・・
現代はなんていい時代なんだ・・
がリプレイス品で出ています。
とりあえず予備で持っていてもいいのがワイヤー類です。
バイクのクラッチが異常に重いという場合はあっさりワイヤー交換しましょう。
Z1系と言えども、クラッチ回りの見直しで女性でも苦にならないレベルのクラッチレバーの軽さに出来ます。
クラッチレバー自体が摩耗して穴が変形してもクラッチは重くなります。
※クラッチワイヤの交換はホントに効果ありますよ。当倶楽部のZ750D1よりクラッチが軽いZシリーズは見た事ないです。
関連記事▼
ちなみに・・
ワタクシの経験では、上記のすべてのワイヤが切れたことがあります。
これらもメインハーネスと同様、ハンドルを切ったときに無理のない取回しをしましょう。
新品に交換したら今までついてたものをグリスアップしてツーリング時には携帯することをお勧めします。
※ワイヤ類は出先で突然切れるの法則があります。
ステンレスワイヤだから大丈夫♪
っていう人いますが、
ステンレスでもメンテナンスしないとあっさり切れます。
※それにスピードメーターギアの中身のグリスが硬化するとスピードメーターワイヤも切れますよ。
5年くらい前にビーナスラインでクラッチワイヤを切ったZ750FXの人に、持参していた中古のワイヤをあげて、つけるところまでやってあげたら1万円もらったことがある(笑
関連記事▼
Z750D1のチェーンとスプロケ
いいことしかありません。
迷わず交換しましょう。
チェーンやスプロケは、530に変更すると3万キロ以上は軽く持ちます。
一刻も早く530化することをおススメしますよ。
と、いいことありません。
530のチェーンにするだけで、燃費が良くなりますし、最高速も上がります
※これはもうどんな状態のバイクでも確実に体感できます。
燃費を気にするなら、最初にやるべきなのはチェーンとスプロケの530化です。
Z750D1のハブダンパー
ダンパーがヘタって来ると気持ち悪い動きをします。
※ちょっと振動があるけどわかりづらい。
これもリプレイス品が出ていますのであるうちに変えましょう。
ほんとに昔は探してもなかった・・リプレイス品が生産終了になる前に買っておくべし。
長く乗りたいならカスタムパーツ買うより、絶対消耗品を買っておくべきですよ。
Z750D1の前後ホイールベアリング
ベアリングが死ぬとホイールがぶれてブレーキを引きずるんですよ。
走行中にブレーキフルードが沸騰しますので、ブレーキレバーを握り切れちゃいます。
ワタクシは実際に走行ちゅにベアリングの破損を体験しました。
マジで一瞬死を覚悟しました。
もう二度とあんな怖い目には会いたくないです。
この事件以降、
中古バイクのベアリングは最初に確認、出来れば交換する、というのが当倶楽部でのセオリーとなっています。
ベアリング自体は高い物ではありません。
ベアリング自体は大き目のホームセンターで入手できますし。
作業工賃が高いんです。
※自分でもできますよ。
関連記事▼
Z750D1のステムベアリング
大抵グリス切れだったり、ボールが変形してたりします。
ステムベアリング交換は一気にステアリングが軽くなります。
ステムベアリングのチェック
センスタで車体上げてフロントを浮かせた状態で自然に左右にハンドル切れることが大事です。
コツっという手ごたえが少しでもあればステムベアリングが痛んでいます。
途中で引っかかったりするとベアリングは相当傷んでいると思っていいです。
フレーム側のベアリングレースの交換には工具が必要です。
工具を輸入工具店などで入手して自分でやってみるのも手です。
※ここだけバイク屋さんや経験者にお願いしてもいいと思います。
ステムベアリングは状態のチェックも含めて交換作業も一度経験しておくべきだと思います。
純正のボールベアリングよりはるかに耐久性が高く信頼できます。
もちろんハンドリングにもろに影響しますよ。
Z750D1のスイングアームベアリング
このベアリングが死ぬと車体とスイングアームをつないでいるシャフト自体が削れます。
あんまりグリスアップ出来る個所でもないので10年に一度くらいはやっておいてもいいポイントです。
このベアリングも外しずらいのでショップにお願いしてもいいと思います。
ちなみに・・
ワタクシのZ1-Rでの話ですが・・
※Z750D1とおんなじものです。
加速時に、なんかゴツっと振動があるなぁ・・と思ってたらシャフトのローラーベアリングが粉砕してました・・
車体とスイングアームをつないでいるシャフトを抜くと粉砕されたローラーベアリングがバラバラと落ちてきました。
あの頑丈なスイングアームシャフトが思いっきり1mm以上段付きになっていました。
センスタをかけ、タイヤを持ってスイングアームを左右にゆすってガタが少しでもあれば交換です。
ほんの数ミリのガタなんですが走ってると一瞬設置感がなくなる気がして怖いです。
Z750D1のサスペンション
そういう場合は大体オイル自体がグレーになっています。
フォークオイル交換
フロントフォークのオイル交換自体は、車体からフロントフォークを外してやる方が簡単です。
※Z1系の場合は車載でもできないことはないです。
ただし、
フロントフォークを車体から外さないとフォークオイルは完全には抜けません。
ので、
適当なところで止めてフォークオイルを少なめに入れて油面の高さを図りながらオイルを足すのが楽です。
フロントフォークの上側のボルトを抜くのも付けるのもちょっとコツがいります。
外すときはステムに付いた状態でちょっと緩めておくのがコツです。
付けるときはフロントフォークをできるだけ伸ばしてやると外しやすいしはまり易いです。
リアサスのメンテナンスは素人ではどうしようもないです。
サスペンション専門の業者にオーバーホール依頼を出すか、今時のサスに変更しちゃった方が楽です。
当倶楽部では、
Z1-Rのハンドリング改善の試行錯誤の途中で試したリアサスが大量に転がっています。
Z750D1には、その中から一番全長の短いゼファー1100用の純正サスを使っています。
これと秘密のシャコタン加工で身長160cmの嫁がバンバン乗れる車高を実現しています。
一般的にレーシング系の高い社外品のリアサスは高価な上にバネレートがかなり高いです。
ギャップを踏むたびにゴツゴツして、フレームのいろんなところにダメージが来ます。
リアサスが沈まないとZ系は曲がれないので柔らか目、短か目のサスペンションがお勧めです。
※リプレイスサスの装備については、Z1-Rでやってるような裏技はありますが費用対効果の点であんまりお勧めしません。
当倶楽部のZ750D1の場合、ゼファー1100の純正リアサスを一番短くなるように調整して運用しています。
関連記事▼
Z750D1のエンジン
ですが、
費用が掛かりすぎるので少なくとも30万円資金がたまるまでは様子見で。
多少不具合があっても動いているのであれば無理せず様子見しながら資金をためましょう。
あんまり起動時に白煙を吹くとか、高回転で白煙を吹くとかだと一回腰上は開けた方がいいですね。
※この症状が出てオイルが目に見えて減っていく場合はオイルとガソリンが一緒に燃えています。
大きな問題がなければ、エンジンのーバーホール用の貯金を始めるくらいでいいと思います。
※自分でやっても20万円くらいは余裕でかかりますよ。
エンジンオーバーホール
エンジン分解に自信がなければ、信頼できるショップにお任せするのが一番です。
※当倶楽部では、エンジンオーバーホールの際にカムシャフトの組付けを間違えてバルブを折ったことがあります
Z1系のエンジンはシリンダーとスリーブが動いちゃってるエンジンも多いです。
※開けてみないとわからないんですが、結構多いです。
開けたら結構大変なことになってる個体は少なくないです。
とりあえず、オイル管理だけはきちんとしておきましょう。
走行距離が伸びないとはいえ、
オイル交換は年に一度、粘度は10W-50と20W-50をブレンドして15W程度の固さで運用しています
関連記事▼
Z750D1のカムチェーンテンショナー
これにより、
一気に空冷エンジンの特徴である「がっしゃがっしゃ音」が激減します。
※カムチェーンが伸びきっていなければ、ですけど。
以前はオークションなどでよく見かけたGPzのテンショナーですが・・
最近はGPz自体を見かけないのでパーツが手に入るかどうか・・
と思ったら、リプレイスパーツがありますよ♪
すげえ!
これ以外の社外品のマニュアルカムチェーンテンショナー(安い)は慣れないと調整が難しいです。
※締め付けすぎると逆にカムチェーンやその周りのスライダーを壊す危険性が高まります。
オートカムチェーンテンショナーは効果がわかりやすい初期リプレイスパーツです。
Z750D1のキャブについて
特に放置期間のあった個体は・・どうやっても調子が悪いです。
基本的には趣味の範囲なので、あくまでもキャブについてはワタクシの個人的見解です。
参考まで、ということで。
純正キャブは終わってる?
キャブレーターは消耗品です。
純正の強制開閉式VMキャブはデザイン的にもすごくZに似合うんだけど・・
大体どこかしらトラブルを抱えています。
具体的にいうと
などで好調を取り戻すことは極めて難しいです。
※そりゃお金かけて極力新品で組みなおすなら話は別ですよ。
経験が少ない人ほど調子が悪いとすぐにキャブのせいにしがちです。
苦労話はわかりますが、いつまでもグズグズやっててもバイクは走りません。
※こういう話をしたがる人って多いです。
純正キャブに見切りをつけるには・・
とやってもダメな場合、あっさりと見限りましょう。
※ほぼ確実にキャブ自体が消耗しています。
ガソリン入れたまま、放置が長かった個体は大体駄目ですね・・
ちなみに・・
昔、ワタクシも純正キャブを何とかしようと某オークションで競り落としまくりました。
※少なくとも4セット以上は買ってるはずです。
中古で入手したZ用のキャブですが、まともだったものはただ一つもありませんでした。
いいとこどりして仕上げても一時的に復活してもキャブのフロートチャンバーの下にはガソリンがしみていました。
フロートバルブを交換してもダメでした。
※手を突っ込んでキャブの下を触るとガソリンが付くんですよ。
今現在も当倶楽部のガレージにZシリーズの純正キャブが最低二個、キャブパーツはそれ以上転がっています。
でも再利用する気にもなれません。
磨きまくってオブジェとして飾るくらいしか使い道ないです。
※オークションで出品されてるZ系のキャブは・・高価でも程度がいいものはほとんどないです。
この20年近くZ系で完全調子の純正キャブ装着車両に出会ったことは本当に少ないです。
今でも純正キャブで走ってる人もいますがほんとにラッキーだと思った方がいいです。
※オーナーの愛情なくしては維持できませんよ、純正キャブ。
Z750D1にレーシングキャブは有り?
雑誌やネットではレーシングキャブのCRシリーズや、FCRシリーズ、TMRシリーズあたりを推してますが・・
高価なだけです。
CRキャブやFCRキャブ、TMRキャブなどのレーシングキャブは、
何より高価だし
セッティングするのに疲れちゃうし
・・あんまりいいことないですよ。
素人でもセッティングができないことはないんでしょうが、何度も何度もキャブを下すことになります。
確かに、
ぴったりセッティングが決まるとすさまじく気持ちよいんですけどね・・
とにかく、
・・CR29を装備してた時に少なくとも30回くらいはキャブ降ろしています。
季節や天気でもセッティング変わるので公道での走行には向かないと見切りました。
ある日突然、セッティングがしたいわけではなく走りたいんだ、と気が付いたら突然嫌気がさしてセッティングパーツごと売り払いました。
※4万円くらいで売っちゃって失敗したなー。
レーシングキャブでは標高差も温度差も湿度差も結構微妙に影響してて面倒だったなー
当倶楽部がおススメするZ1系キャブはCVK
ゼファー?(半笑)とかよく言われます。
それでも燃費も使い勝手も最高です。
バイクは走ってなんぼです。
燃費は20km/l弱ってところです。
当倶楽部でのZ750D1の運用は、
ので、
絶対エアクリボックスが付く必要があるんですよ。
それには、CVKキャブがたとえ格好悪かろうが、
で、普段使い出来るZにするにはベストチョイスだと思っています。
関連記事▼
Z1-Rの13lタンクで200km走行は可能?実燃費を20km/lにする方法。 余計なお世話コメント この記事は、Z1系のエンジンを持つバイクを最大限ツーリング向けに調整し続けた記録です。 燃費?そんなもん気にしねえよ! っていうのが本来のバイク乗りの姿かもしれません。 ただね・ ...
Z1-Rの13lタンクで200km走行は可能?実燃費を20km/lにする方法。
Z1系バイクにゼファー400用CVKキャブを流用する方法は? Z1系にKAWASAKIの負圧式CVKキャブを流用するメリット ヤフオクが始まったころからやっていますが、そのころでも流通していたZ1系の強制開閉式VMキャブは、まともなものが少なかったです。 ※当時 ...
Z1系バイクにゼファー400用CVKキャブを流用する方法は?
ちなみに・・
■あくまで参考までに
当倶楽部ではZ750D1にゼファー400の純正キャブを流用しています。
セッティングとか適当でいいです。
全てのジェットが導通してれば少なくともアイドリングはします。
は、
ゼファー400のキャブ純正のジェットそのままでもエンジン動いちゃいます。
アイドリングもします。
セッティングはそこから使い勝手や排気系の抜けの良さに合わせて調整していきます。
これで峠メインのツーリングで20km/l近く行きます。
※気持ち良く巡航している場合はもっと行くのでロングツーリングではありがたいです。
エンジン側はゼファー750のインテークマニフォールドを長穴加工してつけています。
工夫で純正エアクリーナーボックスが付くのがポイント高いです♪
※少なくともZ1、Z2以降のエアクリボックスが大きくなったモデルは純正エアクリをつけることが可能です。
Z750D1は基本的なメンテナンスで寿命が全然違う
一応、最低限だけ書きます。
これだけきちんとやってるだけでほとんど壊れません。
ガンガンエンジン回しています♪
この20年くらい上記の整備位しかしてませんがほとんどノートラブルです。
今まで不動になったことはただの一度もないです。
当倶楽部では今のところバッテリーは安物の開放型を2年サイクルで交換しています。
※3年たったらセルが回らないくらい弱りました。こうなったら交換しかないです。
次回はMFバッテリー使う予定です。
初期化をきちんとやって、普通の素人整備が出来ればそうそう壊れるバイクではないです。
今の電子制御のバイクと違って作りが極めてアナログです。
そういう意味では初期化でおススメしてるMFバッテリー対応のレギュレータや電子制御の点火系などのほうが壊れてサドンデスする危険性は高いです。
※それでも40年前に装着された純正品より信頼性は高いです。
まとめ
当記事の全ては当倶楽部でワタクシの経験をもとにリフレッシュというかアップデートした個所です。
見た目だけ、ピカピカになってる車体でもちゃんと普段使い出来なければ意味がありません。
外装にお金をかけるのはちゃんと動いてから、です。
皆さん結構お金をかける順番が違うと思うんですよ。
とりあえずちゃんと走るようにして、普段使いしながら見た目をリフレッシュしていく・・
これが旧車バイク乗りのセオリーです。
※そのうち、年式相応にやれた外装がいとおしくなるので結局交換しない人が多いんですが。
実際に
当倶楽部(倶楽部としての実態は無いです)のZ750D1は実際にこの記事の通りの仕様になっています。
※しかも嫁が適当に乗っています。
Z2での経験、Z1-Rでの経験で素人なりに試行錯誤しまくったのでZ750D1の初期化についての項目は一切悩みませんでした。
かつてZ2に乗ってた当時は、
上記に挙げたレギュレーターのキットなんてものは存在しませんでした。
何度もレギュレータを壊して電装系はそうとっかえしたものです。
※新しめのバイクのレギュレータをかなり高額で加工してくれるショップはありました。
ライトの光量関係で車検に通らず、
悩んだ挙句食費を削ってまで搭載したヘッドライトブースターは今の倍以上の値段でした。
※何せネットとか全然ない時代なので全部が試行錯誤でした。
そんな経験があったので、
Z750D1を手に入れて最初の一突きで初期化に大体20万円くらいかけました。
長く乗るつもりだったし、どうせ壊れるので躊躇はなかったです。
貧乏人には少なくない投資でしたが結果として大正解です!
みじんも後悔していません。
※所有年数で割ったらすごく安い気がしています。
おかげで、
峠から高速から街乗りからキャンプツーリングから街乗り2000m級の高原ルートまでを普通にこなします。
主に嫁が運用しているにもかかわらず、大きなトラブルは一度もないです♪
※オーバーフローがらみで調子を崩したことはあります。
Z系は壊れるバイクじゃないです。
基本的に一生乗れるバイクです。
ポイントを押さえておくとトラブルに悩む時間も減るし、何よりお金がかかりません。
当倶楽部では、Zシリーズのオーナーさんをまじめに応援しています。